5スレ>>883

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おなまえ すてーたす じこしょうかい ヒョウ 主人公 11歳で好きな事は寝ること、一人称は俺 のんびりっ気が強いけどバトルになると主人公補正、自分が戦う方が好き ルネ ヒロイン枠 11歳で好きなことはもえもん観察(いじり) やっちゃった感のありあまる性格、補正するつもり ヒトカゲ 手持ち第一号、Lv.5 初期技ひっかく つるぎのまい(1段階) こうそくいどう レベルは他とおんなじだけどかなーりつよい とってもファンキーらしい 突然浮かんで、裏付けっていうか後付けが面倒だったからストーリー作った 実はこいつのために作り始めたSS ザングース 手持ち第二号、Lv.10 初期技ひっかく ドラゴンクロー(PP3) なきごえ ヒョウがお父さんからもらったたまごから生まれた 今回登場するのはこれだけ、出てない人はわき役 朝焼け 霧がかかる町に、太陽が差す マサラタウンだ カントーの中では田舎で、今でも自然がとても残っている そこに一人、町がまだ眠りから覚めていない頃に誰かが立っている 「今日からかぁ・・・」 いよいよ俺も今日から冒険の旅に出られるんだなぁ、と思いふける 俺がいるのは、自宅を出てすぐの1番道路だ めちゃくちゃ楽しみで眠れなくて 早起きしたはいいものの、することがない 「うーん・・・皆は寝てるし・・・久しぶりに鍛錬でもしようか」 皆、というのはここに住んでる野生のもえもんだ 昔から、父さんにここで鍛錬だ修行だって言われて来てたっけ ここの皆とはずっとバトル仲間で、修行仲間でもある 勝手に俺が思い込んでるだけだけど・・・ 地面に寝そべり始めた 「こうしてると、落ち着くなぁ・・・」 昔はこんなのが鍛錬だって言われて驚いたよな 心がリラックスして、風の音や草を掠る音が鮮明に聞こえる あ、やばい・・・睡魔が・・・ 「よーし、鍛錬するぞ!二人とも」 「「オスッ!」」 二人、一人は俺だ 俺の隣に居るのはザングース ザングースは父さんがくれた卵から孵った、俺の初めての友達 「じゃあ、ここに寝そべってみろ!」 「オスッ!って、休むの?」 「違う違う、寝そべると鍛錬になるんだ」 と、ザングースはもう寝そべっていた 順応してるなぁ・・・、と思い 俺も・・・、と連なるように寝そべる 「よーし、じゃあ次は目を閉じろー!」 「「おーす」」 「目を閉じて、身体の力を抜いてみな」 ・・・気持ちいいなぁ・・・ まるで、地面の中に溶け込んだみたいだ・・・ そう、自然と一体化?するための鍛錬らしい 今でもよくわからないけど、なんとなくならわかる。 「どうだ?」 「うーん、気持いい・・・」 ザングースもこんな感じなんだろうか 「・・・い!起・・!もえもん・・・れ・・いのか!」 あれ?、なんだかさっきと違う声だなぁ。 父さんの成長期って終わってるよね? 「起きろ!」 「わぁ!」 突然の声、俺はそれに驚き 目を覚まして、ガバッと起き上がる。 「やっと起きたか!この馬鹿者!」 耳元で怒鳴りつけてきたのは、オーキド博士だ 「・・・オーキド博士?」 っは、として、やっと自分が寝ていたことに気付く 日はまだ上り切ってはいないが、すでに朝は終わったようだ 「え、あ、朝?」 はぁ、とため息交じりに安心している 「もう昼じゃわい」 博士は立ち上がり、腰をたたく 俺も慌てて立ち上がった 「全く・・・年寄りを心配させるでない」 仏頂面で言われましても、と言いたかったがまたお説教をくらいたくないので言わなかった 正直に謝ろう 「すいません・・・」 「まぁ良い、こちらに来なさい」 と、博士は研究所の方へ向かう 研究所とは、博士を主とした小さな研究チーム もちろん専門はもえもん、何を研究しているか聞いたことないけど・・・ 俺はそれにおぼつきながらついていく ふと疑問に思い、それを口にしてみる 「博士はこんなところで何してたんです?」 「お前さんが来んから、お前さんの親友が心配しとったぞ」 その言葉で大体は分かった つまりルネが探して来いとこき使ったわけだ ルネは幼馴染で昔からとてもうるさいやつだった でもとても世話焼きでおっせかいなとこもある、それが嫌なんだけども・・・ 流石に遅くて心配したのだろう 「ああ、なるほど・・・」 「まぁ、友達に心配をかけるものではないぞ」 「お年寄りには?」 「どんな輩でもじゃ」 言い訳を完封されてしまった 言葉に詰まっていると、博士が話しかけてきた 「そういえば、お前さんのザングース、最近見かけないが?」 そういえば博士はもう半年も会ってないんだっけ 俺も1週間ほど見かけていない 「うーん、多分父さんが連れ回してるんじゃないかなぁと」 父さんはたまにもえもんを旅に2週間ほど連れていく癖がある 自分の手持ちだろうとそうでなかろうと、自分が気に入ったもえもんと旅をする 俺にもよくわからない性格だ ほう、とだけ言い、その時には研究所の扉を開けていた そこには、白衣を着た人や、さまざまなもえもんがいた 外回りしか見たことの無い俺には少し新鮮味があった 「中はこんなだったんだ・・・」 「ほれ、こっちに来なさい」 少し目を奪われている間に博士は奥に行ったようだ 俺は少し早走りになって奥へ行く 「遅い!どんだけまたせてんのよ!」 ちょこっとキレ気味のルネ 「ああ、うん、でも、待っててくれたんだな」 「一応年長ですからね」 3日先に生まれただけでこれだもんなぁ・・・ ゴホンッ、オーキド博士の咳でビクっとする 「さて、今日君たちは正式にもえもんトレーナーになるわけだが、実感はあるかね?」 「もちろん」 自信満々に答えるルネ、一方俺は 「実感はあんまり・・・」 「うむ、感じ方は人それぞれ、もちろんそれはもえもんも同じだがな」 ここはよくわかる、ルネもまだ自信ありげだ 3日年下ってだけでこんなに違うもんかなぁ・・・ 「まぁ、君たちは幼いころからもえもんと暮らしていたようだから、このようなこと言わんでもいいんだがな」 俺の父さんももえもんトレーナーで、凄腕らしい らしい、というのは実際にすごいとこなんて見たことないからで おれにとってはただのもえもん好きのおっさんなんだけど ルネの父さんも凄腕トレーナーらしいが、家を空けていることが多いため、会ったのは数えるほどであり もえもんトレーナーって、大変なんだなぁ ちなみに俺の父さんはバトル、ルネの父さんは捕獲なんかをしてるらしい 昔はバトルもたくさんしたようだが、今では旅の仲間らしい 「・・・で、あるからして、むやみやたらとボールを投げたり、迷惑な事はしないこと」 「はい!」 やっべ、聞いてなかった 「長話もこれくらいにして、そろそろ本題に移ろうかのう」 キリッとした顔で、古びた何かを渡してきた 「それはとあるバカどもの物でな、一人は育てるのに夢中になり、一人は捕まえることしかしない阿呆」 「そう、もえもん図鑑じゃ、一応半分まで埋めてはあるが彼奴ら面倒だと言ってここ持って来よった」 なかなか熱弁してらっしゃる・・・、それほど恨みでもあるんだろうか? 「そこで、この図鑑を・・・」 と言い、図鑑を持っていき何かをしている 「ほれ、これはカントーのみならずほかの地方のもえもんも登録できる、グレードアップバージョンじゃ」 おおお!と、何故だか歓喜しているルネ、一体何が面白いんだろう 「これを君たちに埋めてほしい」 え、えっと・・・今なにか重要な事を言いましたよね? 「これを、埋めるんですか?」 ルネが聞き返している、幻聴じゃなかったのか、やったな畜生! 「そうじゃ、それは容量一杯まで、いくらでも登録できる、現在確認されておるのは386匹までじゃがのう」 386?本当にとんでもない量だな・・・ 「昔は容量の関係で300匹前後までしか登録できなかったがのう」 つまり父さん達は自力で150匹も捕まえたのか・・・、すごいな って、俺もそれ以上に頑張らなきゃだめなんだよな、と思い少し憂鬱になる 「とにかく、旅の道中、もえもんを探して埋めておくように」 「わかりました!」 なんで嬉しそうなんですかルネさん!Mか?Mなのか!? もちろんそういうわけではない 彼女の父さんが持ち帰ったもえもんを見たり触ったりしてたらいつの間にか好きになって もえもんを捕まえるなんて楽しくてたまらないだろう 「そう露骨に嫌そうな顔をするでない、なるべくなら、という念押し程度に思っても構わん」 「はぁ・・・」 「ではメインじゃ、今からお前たちにポケモンを渡そうと思う」 待ってましたメインイベント! そう、旅に出る新人トレーナーには博士からもえもんが与えられる 種類はヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネだって父さんが言ってたっけ 久しぶりに自分の知らないもえもんが見られると思うと嬉しくてたまらないなぁ 「お前さんは顔に出やすいタイプじゃから気をつけなされ」 「は、はい!」 怒られてしまった・・・ 「そこにおる3匹からどれか一匹好きなのを持っていけ、早い者勝ちじゃからな」 ルネはあまり興味無さそうだ 「あんたから選んでいいわよ」 なんだろう、バカにされた気がするがとりあえず好意に甘えよう それぞれのボールの前に名前が書いてある 「おおそうじゃ、図鑑に内蔵されたアダプタを使うとボールに入っているもえもんのステータスが見られるぞ」 なんと!それは便利な道具ですね、あんまり使わなさそうだけど フシギダネ・・・うーん、あんまりなぁ ゼニガメ・・・か、父さんの手持ちだったけど、ピンとこない 最後は・・・、なんだか異様に動いているぞ・・・ヒトカゲ? 「うーん、じゃ、この子で」 なんだかインパクトがあるし、火はかっこいいから好きだ 「・・・本当にその子でいいんじゃな?」 何故だか博士は怖い顔で聞いてくる 「え?・・はい」 特に断る理由もないし、いいんじゃないかな 「よろしい、では出してみなさい」 「よーし、出てこいヒトカゲ!」 ぽふん ボールから出てきたのは真っ赤な髪のヒトカゲ、だが 「・・・」 出てきたヒトカゲはピクリとも動かない 「ひ、ヒトカゲ?」 心配になり駆け寄る 「・・・zzz」 「って寝てるだけかよ!」 んあ・・?、といい、ようやく目を覚ましたヒトカゲ とても眠たそうに背伸びして、ぐてーっとしている 「ふあ・・・はぁ、せっかく夢見が良かったってぇのによぉ・・・」 欠伸がまじり、いかにもやる気が無く、とてもだるそうにしている 「ヒトカゲ?」 と、そこでようやく俺に気付いたようで、しかし少し怒りも混じっているようだった 「・・・・あん?お前か?俺を起こしたバカは」 「バカって・・・そんなこと言わなくたって・・・」 「マジでバカなのか?そりゃあ悪かったな」 とても人を舐めた態度でイラッとする事をいうもえもんだな 「一応トレーナーで、お前の持ち主になったんだけどなぁ」 「・・・あー、そうか、お前がマスターになるのか、よろしく」 これまたダルそうに答える、なんだかイラっとくるな 「ふふふ、なかなか息のあったコンビみたいね」 と、ルネはゼニガメを抱きながら言ってくる 「どこが息の合ったコンビなんだよ・・・」 「まぁそう言うな、俺が悪かった」 今度はしっかり目が覚めた状態で声をかけてきたヒトカゲ 「そうだ、丁度いいしバトルでもする?」 そう言ってルネはゼニガメを臨戦態勢にする 「別にいいけど、俺が勝つよ?」 「バトルになると強気ね、普段もそのくらい気が強いとお姉さん安心するんだけど」 「3日年上だからっていい気になるもんじゃないと思うけどなぁ」 と言いつつ、俺もヒトカゲを出してみる と、そこでヒトカゲに言われた 「マスターよぉ、お前、バトルはなれてねぇんだな?」 「え?なんでわかったの?」 「そりゃあ、勘さ」 「そっか、んじゃあ始めるか」 「おう、その前に、俺の覚えてる技は分かるか?」 「あ・・・ごめん、まだ慣れなくて・・・」 「そうか、じゃあ技の指示はいいから適当に命令くれ」 と、ヒトカゲは戦闘のために前へ出る 「さぁて、始めますか」 「いくわよゼニガメ!」 意気込んで指令を出すルネ、やっぱり緊張してるのかな 「お任せあれ!」 ゼニガメの方はあまり緊張してないみたいだ 「弱点タイプ、か」 つぶやくヒトカゲ、対して強気にルネが言う 「降参する?」 「冗談」 オーキド博士が両者の間に入る、審判をするみたいだ 「では、始め!」 開始するとともにルネの声が飛ぶ 「先手必勝!体当たり!」 先行してゼニガメが体当たりしてくる 「かわせ!」 だが、それを軽々とよけるヒトカゲ 「先手を読まれるとはね・・・」 「これでもバトルは得意な方だから」 「ゼニガメ!退かずに連続で体当たり!」 なるほど、手を出させないように休みなく攻撃する気か 攻撃こそ最大の防御ってね、でも・・・ 「最小限の移動でかわしまくれ!」 それを聞き博士は 「ほう・・・」 とつぶやく そう、相手は突っ込んでくるだけの単調な攻撃しかしてこない ならそれを読むのもたやすい、反撃こそできないが・・・ 「相手はスタミナを消費する・・・」 もちろん自分も消費するが、これを抑えてしまえば後半は楽だ と、ふとヒトカゲに違和感を覚える 「なんだ・・・あれ?・・・なんだか早いぞ?」 「あれは高速移動じゃな」 と、博士がこっちに来ているのに気付き、言葉を返す 「そんな技があるんですか」 「本来、ヒトカゲが覚えるわけがないのだがの」 え?と言っていると 「えい!この!当たれ!」 ゼニガメは躍起になってしまっている 「・・・おせーんだよ」 と言い、次は何かステップを踏むようによけた なんだろう、今までのよけ方と違うみたいだけど 「くそ!なんで当たらない!」 これでは我を忘れてしまう、退かせないと・・・ 「ゼニガメ!一旦退いて様子を見るのよ!」 「っ!はい・・・!」 命令に従いゼニガメは後ろに下がる 「だから・・・遅いって言ってるだろ?」 下がるゼニガメの後ろに回る 「っ!?」 確かにスタミナが切れかけているゼニガメの後ろに回るのは簡単だ だけど、あれは早すぎてゼニガメ自身も追い切れていない ヒトカゲはその隙にツメを露わにし 「ほれ、仕舞いだ」 ひっかいた、だが・・・ 「よし!そこか「そこまで!」 博士が俺の言葉を止めた 「何で止めるんですか!?まだ戦えます!」 それを止めるのは俺ではなくルネ、俺もこのままでは気が済まない 「それをもえもんが言ったなら、まだ許せるがな、あいにくお前さんのもえもんはそう言ってくれそうにないぞ」 一瞬、疑問符を浮かべ 「っ!ゼニガメ!?」 何かに気付いたようにゼニガメに駆け寄る すぐに駆け寄るルネ 「大丈夫?!」 そう、ゼニガメは瀕死だった 「な、なんとか・・・」 鞄からキズぐすりを取り出し、手当てする でも・・・ 「ひっかく一回じゃ・・・クリティカルしても・・・」 そう、半分も削れないはずだ しかし博士は 「剣の舞といってな、攻撃力が高くなる技なのじゃ」 と、的確な答えを言った なるほど、なら一発で瀕死になってもおかしくはない が、もう一つの疑問が浮かぶ 「ヒトカゲってそんな技を覚えるんですか?」 俺の知らないもえもんなんていくらでもいるからよくは分からないけど そんなにすごいもえもんなのか? 「普通は覚えん、が、こ奴はちと特異でな、レベルは低くとも、センスや技で押し負けぬのじゃ」 確かにレベルは同じ、それは目で見ただけでも分かった バトルにならないと分からなかったけど、正直5倍くらいのレベルがあったんじゃないかと思えた 本当なら絶対何回かは当たるはずだが、一回も当たらなかった 「なんでそんなもえもんが・・・?」 「それは教えられん、本人が話す時まで待つんじゃな」 ・・・気になる 「勝ってきたぜ、・・・おう、なんだ?」 勝って機嫌が良いのか、少し楽しそうだ 「いや・・・、よくやったな」 「こんなやつにやられたんじゃ話にもなんねぇからなぁ」 一体、何者だろう?

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