2スレ>>299

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「どうしたかしら? もえもん図鑑と私を見比べて」 「いや……その……聞きたいことがある」  何かを決意したような顔で、バウワウを見るトレーナー。 「遠慮しないで、なんでも聞きなさいな」 「……じゃあ聞くが、お前の持つ特性が「あついしぼう」となっているが、実は太っ」 「れいとうビームっ!」  トレーナーの言葉を遮って、バウワウのれいとうビームがトレーナーに炸裂。 「うふふふふふ、レディに年齢と体重を聞くものではなくてよ?」 「そ、その外見でレディっておまえ」  氷付けで震えながらも、なんとか言葉を発するトレーナー。  れいとうビームを受けて、一撃で沈むもえもんもいる中、よく耐えたものだ。 「女って何歳でも「女」なのよ? よく憶えておきなさい」  そう言ってバウワウは、トレーナーをほおって歩き出す。 「どこへ行くんだ! 助けてー!」 「しばらく、そこで反省してなさい」    太っているかどうか。この謎は永遠に闇の中へ……なんてことはない。  真実は、特殊な服でもって、特性がわりとしていただけだった。  れいとうビームを喰らわせたのは、体重がどうとかではなく、  好きな相手の無神経さに対する乙女心というやつだ。    この後、仲間のもえもんに助けられたトレーナーは、  ぷくーっと頬を膨らませたバウワウに1時間土下座し続けた。  バウワウを仲間にして、図鑑を見たときに思ったことです  あついしぼうって、見えねー! と突っ込みをいれました

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