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サンダース リレーSS
サンダース(以下:サ)「ご主人様、今日はバトルはお休みにして、一日リフレッシュしようよ!」
トレーナー(以下:俺)「そうだな・・・たまにはいいか・・・」
サ「やったぁ!」
今日はサンダースの提案で一日休みにすることになった。
パーティーメンバーはそれぞれの休みを取ってる中、サンダースはずっと俺に付き添いっぱなしだ。
俺「サンダース。お前、休まなくて良いのか?」
サンダースは「えへへ」と笑い、
サ「実は、今日休みにしたのは、ご主人様とお話ししたかったからなんだ」
と言った。
俺「何だ、それならいつでも話せるじゃないか」
サ「ううん、そうじゃなくて・・・」
サンダースは首を横に振り、
サ「いつも、ご主人様は忙しそうじゃない。こうやって久しぶりに一対一で話をしたくて・・・」
普段の活発な態度とは違い、恥ずかしそうに頬を染めてこう付け加えた。
俺はその言葉を聞き、そう言えばサンダースと一対一で話をしたのは、旅立つ前日以来だなと実感した。
サンダースは俺が小さい頃に、まだイーブイだったときに親からもらったもえもんで、今のメンバーの中では一番付き合いが長い。
今までその事に甘んじて、ついつい話をするときは他のメンバーを交えて話をしていた事を俺はふと思い出した。
俺が無神経だったばかりに・・・普段の自分の行いを悔いた。
俺はサンダースの方を向き直した。
俺「ごめんな・・・いつもいつも・・・」
サ「や、やだなぁ。そんなにあやまとこt」
ふわっ
俺は言葉を遮るようにサンダースを抱いた。
サ「ちょ・・・ご主人様?!」
俺「ごめんね・・・サンダース・・・ごめんね・・・」
俺は喉の奥から絞り出すように声を出した。
サ「ほらほら泣かないで。昔から泣き虫なんだから・・・」
俺は反論せずに、ずっとサンダース抱きしめていた。
この感触、昔イーブイだったお前を抱きしめた感触と同じだと感じながら・・・
そんなこんなでもう夜になってしまった。
俺「ごめんな・・・話をするための休みだったのに・・・」
サ「ううん、いいの。久々にご主人様と一対一で戯れることが出来て。それに・・・」
俺「それに?」
俺は聞き返した。
サ「まだ一日は終わってないよ。明日になるまでもう暫く時間はあるし・・・」
俺はふっと笑い「そうだな・・・」と答えた。
その日は徹夜でサンダースと夜通し昔の思い出話等をして過ごす事になったのは言うまでもない。