3スレ>>326

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本日は晴天、雲ひとつ無し 気温も温暖 しかし現在、サンダーの機嫌は悪かった 「全く…茶を切らすとは何事ぞ…」 その理由は大した事ではない、レッドが常備のお茶の補充を忘れていたからである 茶は彼女の趣味の一つであり、そして彼女の機嫌のバロメーターでもある 良いお茶があればひたすら機嫌が良く、無ければひたすら機嫌が悪いのだ お茶を切らしていたレッドを一撃で沈め、現在サンダーはお茶を買いに出かけていた 「儂自らが買いに出るのも久方ぶりか…」 無人発電所暮らしの時は自分で買出しをしていたが、最近はレッドに任せきりの状態だ と 「そんなシケたもんしか無いのかここにゃ?」 なじみの茶屋の前に男がたむろしている チンピラのようだ 腰のボールを見るにトレーナーらしい (全く…弱いヒトとは群れなければ生きてゆけぬのか?) 「失礼する」 「あぁ!? 何だよ姉ちゃん!? 」 「おぉ! よく見たらすっげー美人じゃん!」 「これから俺たちといいトコ行かね?」 と、サンダーの肩に手を置く ―ピキ― (無礼者…儂に軽々しく触れるでないぞ…) 「行かぬ、儂は此処に茶を買いに来たでな そこにおられると邪魔だ」 「あぁ!? 何だと!?」 「茶だぁ!? そんなシケたもん買いに来たのかよ! ハッハッハハハハハハハ!」 ―ピシピシッ…ブツン― いつもであればスルーするところだが、今日の彼女は機嫌が悪かった さらに茶を笑われたことで限界を超えた 「貴様ら…」 「何だyゴハッ!」 言い切る前にチンピラを肘撃ちを食らわせる 振脚までしっかり乗った一撃だ そのまま崩れ落ちるチンピラ 「な…何しやがんだ!」 「テメェ!」 突然の事態に動揺するチンピラ一同 腰のボールを取り出すが 「シッ!」 「え!?」 「ハァッ!」 「ガッ!?」 サンダーの鋭い蹴りにボールを弾き飛ばされ、返す一撃で吹っ飛ばされた 昨今の萌えもんがわざで戦う、と言う方式は人間が萌えもんを捕まえる術を手に入れてから始まった それ以前の萌えもんの戦いは文字通りの自分の全能力を使った戦いだった ルールなど関係ない、ただ相手を倒すためにあらゆる方法がとられていた サンダーはその時代から存在している萌えもんであり、昔の戦い方は現在とは異なっている 自分が人型である―手足が使用できる―事を使った戦い方、すなわち人間の格闘術をマスターしていた 本来ならば流儀に合わせた戦い方を心がけているサンダーだが、今回は状況が異なる すでに相手が複数の萌えもんを出していること、そして何よりもサンダーがキレていることだった 「キャッ!」 「はぅっ!?」 「ちょっ!…ッ!?」 出てきた萌えもん達も結局は同じだった 従来どおりの戦い方の萌えもんとと完全ルール無視のサンダーでは差がありすぎた 「な…何なんだよこの状況…」 「に…逃げろ!」 「そんなに急がんでも良いぞ」 通常の技である「こうそくいどう」まで瞬動がわりに使ってチンピラを逃がさない、どこまでも鬼畜となっているサンダー 「今日の儂は機嫌が悪い 手加減は出来ぬゆえ安心せい」 『安心とかじゃねぇ!?』 「只今帰ったぞ」 「おかえりなさい…ってサンダーさん、機嫌戻ってます?」 「久方ぶりの一人での外出での…外を歩いたら少し気分も晴れたわい 茶も買えたしのぅ」 「お茶の件はすみませんでした…」 「まぁ良い、怒りに任せてお前を殴ってしまったのは儂も反省しよう…だが、今後はこのような事は無きようにな…」 萌えもんは人型であるために、通常の技以外でも戦えるんじゃないか?と考えました 何故サンダーが格闘術なのかと言うと、サンダーのドット絵が胴着みたいに見えたからです

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