3スレ>>497

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ファイヤーをゲットしよう。(一応前編) 俺は萌えモントレーナー。 早速だけど今、俺たちはともしび山に来ている。 どうやらここに残る伝説の鳥萌えモンのファイヤーがいるらしいとのこと。 フリーザーとサンダーの情報によると、今の時期は間違いなくここにいるみたいだ。 と言うか仲間の情報洩らしていいの? だって伝説の萌えモンですよ。 とおふた方に聞くと 「いいのいいのー。私はダーリンのためなら友をも売るわ。(はーと」 「マスターのためならいい。」 と言う答えが返ってきた。 実にマスター思いの萌えモン達である。 その横ではグレイシアが 「男の前では友情すら切り捨てる。非常なものね。」 とか言ってたが気にしないことにする! というか気にしたら負けだ! 先ほど温泉の沸いているともしび温泉を過ぎて大分たった。 ここからはかなり気温も上がってきている。 今回は相手がファイヤーだというから氷・水を主に萌えモンたちをセレクトしてきたわけなんだが…。 「もう、暑いじゃないの!イライラするわね。」 とツンケンした様子のグレイシアさん。 他人様からもらった娘なので中々なついてくれないのです。 「ぅー。あついですぅー。ますたーとけちゃうですぅー。」 と溶けるの技を使っていかにも暑いですよー。と演出しているシャワーズ。 「ほらほら、二人とも、マスターも暑いんだからわがまま言わずに行きましょうね。」 とお姉さんみたいに二人をなだめてどうにかこうにか歩かせているラプラス。 そして 「ダーリン、ここは暑いわー。私の服を脱・が・せ・て♪(はーと」 と俺にすりついてくるフリーザーと 「マスター、この先。」 と黙々と先導に立ってくれているサンダーの計5匹のパーティだった。 しばらく歩いていくと頂上の火口が見えてきた。 ん?あそこにいる美しい赤い羽根を持つのはまさか…。 「もしや、あれがフ「やっほー。ファイヤー元気してるー?」 と俺の声をさえぎってフリーザーが大声でファイヤーさんを呼びました。 「ちょっとちょっといいんですかフリーザーさん、相手はあの伝説のファイヤーさんですよ?」 と俺の気持ちを代弁してくれるシャワーズ。 「なーに言ってるのよ。私たちだって伝説の鳥萌えモンじゃない。そんなの一緒よ一緒。」 そんなことを言っているとファイヤーがこちらに降りてきた。 「何のようだ?フリーザーにサンダー。…そして、人間よ。」 威厳たっぷりの声で見下ろすように言ってくれる。 「俺はお前を捕まえにきたんだ!」 その威圧に負けないように俺は言い返す。 だけど 「ちょっと、アレやばいわよ。あたしじゃ無理よ。」 「うぅ~。シャワーズには荷が重すぎますぅ。」 「お姉さんもちょっと無理かなぁ。と言うわけでマスターごめんね。」 そう三者三様の言葉を残し勝手にボールの中に戻っていく三匹。 「ちょ、お前達。」 うなだれそうになる俺を 「どうした人間。我を捕獲するのではなかったのか?  これでは勝負にすらならんな。」 と高笑いしてくれるファイヤー。 すると俺の前に 「大丈夫よ、ダーリン。私たちに任せて。」 「マスターは下がってて。」 フリーザーとサンダーが前に立って 「行くわよ。」 コクン ファイヤーに向かっていった。 ファイヤーは常に二人の動きを見なくてはいけないのに対し、こちらは二匹で一匹を追い詰めればいい。 つまりそんな状態のファイヤーにあっさり二匹は近づいて…。 「ふぅ~。」 「ひゃん!な、何をする!」 とファイヤーの耳元に息を吹きかけておりました。 暴れようとするも後ろから押さえつけているサンダーが『でんじは』でマヒ状態にさせているから思うようにうまく振りほどけない。 「ふふっ。可愛いのねファイヤー。  こうやって耳に息を吹きかけられるのが弱いのよね♪」 そう言っているフリーザーだがファイヤーの耳に息を吹きかけるのはやめない。 「だ、だから、ひゃん、やめぃと言ってるのが、やん。」 「私もする。」 そういうと今まで押さえつけていたサンダーもファイヤーを苛め(?)始めた。 「ちょ、サンダー、あん♪そこはやめて、尻尾は弱いの。」 ワキワキと尻尾をいじるサンダー。 その様子(痴態?)を食い入るように俺がじっと見てると。 「ちょっとダーリン。  何やってるのよ。  早いとこボール投げる!」 とフリーザーに叱咤されてしまい 慌てて俺はかばんの中から萌えモンボールを取り出しファイヤーに投げつけた。 ほとんどの萌えモンは捕まえる際暴れるのだがファイヤーさんは色々いじられたせいか、あっさり捕まえることが出来た。 そして地面に落ちたボールをフリーザーが拾い 「ふふふ、ファイヤーを捕まえたわ。」 「ぶい。」 とサンダーと二人でポーズまで決めてくれました。 ちょっとソレ俺の台詞…orz

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