3スレ>>500

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「さて、ご飯だ」 「そうですねぇ。それでは、よろしくお願いしますぅ」 「何を?」 「い~え~、ご飯を食べさせてもらおうと~。  この服、腕がだせないですぅ」  タマタマから進化したら、のんびりとした話し方になったな。  そんなこと思いながら、ナッシーの後ろに回ってみたら、袖がなかった。  後ろに組んでるのだろうと思ってたんだけど。なんだこの服? 「脱げばいいじゃん?」 「この下はぁ、下着だけなのでマスターがいいのなら~」 「やめろ……仕方ないなぁ」  夕飯を持って、ナッシーのそばへと行く。 「……あ、あーん」  うわっ恥ずかしっ! 「あーん」  こいつは、恥ずかしくないのか? 「ん~美味しいですぅ」 「いつもと同じ味だと思うけど?」  あまりに美味しそうに食べるんで、俺も食べてみたけど、いつもと同じ味。  いや、不味くはないぞ? でも、あんな美味しそうにするほどか? 「好きな人に食べさせてもらえばぁ、嫌いなものでも美味しくなりますよ~」 「なっなななななに言ってやがるっ!?」 「そんなにぃ、照れなくてもいいじゃないですか~」  そんなストレートに好きだって言われたら、誰だって照れるわっ! 「赤くなって~、かわいいですねぇ」 「明日になったら、その服に袖をつけてもらいに行くぞ」 「え~このままでもいいのにぃ。  ずっと、マスターに食べさせてもらいたいですぅ」  くすくす笑うナッシーと顔が赤いままの俺。  この時間が永遠に続くかと思われたが、 「「「「いい加減にしろっ!」」」」  仲間のもえもんによって、止められた。  なぜかもえもんたちに殴られたが、止めてもらえて助かった。  ん? もしかして、明日の朝も食べさせないといけないのか?  ナッシーのほうを見れば、仲間に説教されながらも、ちらりと俺を見て笑った。  明日もさせる気だ。

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