3スレ>>735

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イワヤマトンネルの山道 一人の少女が歩いている 肩には大きな筒、腰には脇差と刀、そして刃の尾 少女・ハブネークは、つい数日前の依頼を思い出し、依頼主の腰抜けぶりに呆れていた 「犯罪組織…とは言ったものの、所詮は腰抜けの集まりでしたわ」 彼女は、数日前にロケット団のシオンタウンのタワー制圧の護衛依頼を受けた その際に抵抗するガラガラの相手を引き受けたのだが… 「首を撥ねただけで顔を青くして文句を言うなんて…無駄な抵抗をされて制圧が遅れるよりはマシですわ」 苦言を呈した団員に始末をつけ、彼女はさっさとロケット団に見切りをつけた しかし、このあたりの人間の犯罪組織は甘い、と彼女は思う 「前に依頼を受けたマグマ団…だったかしら? アレも大した組織ではありませんでしたし…」 女は敵対組織の拠点の一つを強襲し、団員を皆殺しにしたのだが、帰還直後にクビになった 彼女は腹いせに潜伏中の団員を斬ったから消えた 「はぁ…どこかにまともな方々はいらっしゃらないのかしら…」 そんな事を思っている間に、彼女の前に一人の男が立ちふさがる 「ハブネークだな」 「あら?こんな場所でどうしましたの? 萌えもんリーグの子飼いの犬さん?」 真剣な表情の男―萌えもんレンジャー、だがハブネークは余裕の表情を崩さない 「ハブネーク、お前には萌えもん、及びトレーナーの連続殺害容疑がかかっている 大人しく来てもらおうか」 彼女がここ最近行っていた『暇つぶし』と証したトレーナーと萌えもん相手の辻斬りが罪状のようだ だが、これも甘い、と感じるハブネーク (バカ正直に捕まえに来るなんて…自陣過剰ですわね… そんなにわたくしをどうにかしたいのなら後ろから襲うなり他にも方法はあるのに) 「断る、といったらどうしますの?」 レンジャーは腰のボールを持ち 「力ずくでも従ってもらう!」 そういうと萌えもんを出した ボールから出されたのは2匹 ストライクとラッタだ 2対1の状況 だが、その状況下にあっても彼女は余裕の表情を崩さなかった 「はじめからそうしていればいいのですわ…」 そう言って腰の刀を抜く 左手に脇差を、右手に刀を取る 「はぁぁぁぁぁ!」 先に仕掛けたのはストライク、自慢の鎌を振り上げ、一気にハブネークに接近する だが、ハブネークは右手を上段、左手を中断にかまえ ―ズバッ!― 「グァァ!」 振り上げられた一撃をかわし、脇差で鎌を押さえ込み、右の刀で腕を斬る そして、痛みにうめくストライクを返す一撃で切り裂いた 「ストライク! くそっ、貴様!」 「叫び声を上げているヒマがありまして?」 ラッタに一気に肉薄し、左手を喉に、右手を上段から振り上げる 二段構えの攻撃に、どちらを先に防ぐか一瞬悩むラッタ だがその隙は命取りだった ―ザシュ― ラッタは次の瞬間には喉と脳天から血の花を咲かせた 「ラッタ!」 「本当に甘いですわね…一々仲間が死んだくらいで動揺するなんて…」 レンジャーの前にはハブネーク 当然、彼女はここで彼を逃がすほど甘くない 彼女は両手の刀を左右に広げ、レンジャーに振り下ろした 「レンジャーというから…少しは期待していたのですが…期待はずれでしたわ」 イワヤマトンネルの山道をハブネークが歩いている 先ほどとは違い、やや錆びた鉄の臭いを漂わせながら 「やはりこの辺りは腰抜けだけ、どこか新しい場所にでも…ん?」 彼女が目に留めたのはレンジャーが持っていた新聞 そこに載っていたのは『全国各地のポケモンセンター爆破』という記事 「テロリズムなんてくだらない…とは思いますが まぁ腰抜けではないようですわね…」 彼女にとっては戦える―というというより相手が斬れる―場所さえあればどこでもいいのだ テロで世界が変わるなぞ信じても居ないが、その過程に相手を斬れるなら… 「接触を図ってみる…のもいいかもしれませんわね…」 SD氏の悪役SSと、画像板の刀っ娘ハブネークで閃いたネタ 設定では、刀剣コレクターであり人・萌えもん斬りマニア 報酬次第でどんな依頼でも受ける何でも屋 といった感じ…現在雇い主募集中です(ぇ

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