3スレ>>801

「3スレ>>801」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

3スレ>>801」(2007/12/30 (日) 01:33:52) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

世間一般で言う、クリスマスが終わり、宿の人や萌えモンセンターの人がクリスマスムードからお正月に切り替えている忙しい師走。 萌えモントレーナーである彼は非常に暇を持て余していた…。 いつも一緒にいる、伝説の鳥萌えモン達は何やら年末は露天風呂に入りたいとか何とかでホウオウを連れてともし火温泉に行ってしまった。 残りの萌えモンたちもいつもお世話になっている萌えモンセンターで正月準備のお手伝いをしているので珍しく一人だった。 「暇だなぁ…。」 忙しく正月の準備をしている人を尻目に少年はそんなことを呟きながら町を歩く。 そんな時 「ぉ、確かチミは以前にマスターからオチャをもらった少年だニャ。」 そういわれて振り返ると、そこには以前、ヤマブキシティへ行く際にオチャを頂いたおばあさんの萌えモン、ニャースがいた。 「君は確かおばあさんのニャースだったね。」 「そうニャ。ここであったが三年目…。じゃニャかった。ここであったのも何かの縁ニャ。マスターのところの手伝いをしに来るニャ。」 まー、俺自身も暇でぶらぶらしていたわけだし、おばあさんにはオチャをもらった恩もあるわけなもので、手伝うことになった。 「ふぅ、よっこいしょ。やっと終わったよ。」 おばあさんがやれやれとばかりに椅子に腰掛ける。 「ようやく終わったニャ。やっぱり男手があると早いニャ。」 やはり年寄りだけの家だとお正月の準備は大変みたいだった。 結構クリスマスのものとか片付けたりするのに力はいるみたいだったし…。 ともかく、用は済んだことだし、日も傾いてきたので旅館に戻るとしよう。 「それじゃあおばあさん、終わったみたいですし、俺はそろそろ旅館に戻りますね。」 そう告げて帰ろうとすると 「ぁーちょっと待っておれ。」 なにやらごそごそと漁っているご様子。 まーさほど急いでいるわけでもないし、とマッタリと待っていると何やらお歳暮か何か?の箱を持っておばあさんがやってきた。 「これ持ってきなさい。  どうやらちょこれーとらしいがわたしゃ食べないしね。  今日の仕事の御礼だと思ってもらっておくれ。」 そう言われると返せない…。 仕方なく俺はチョコレートを持って旅館に戻るのであった。 旅館に戻ると 「「「ますたぁ、どこにいってたのー?」」」 と「ぴかちゅう」「ろこん」「みにりゅう」が引っ付いてきた。 ぁー、そこのラプラス、笑って見てないでとりあえずはがすのに協力していただきたい。 とりあえず3匹を引き剥がして、おばあさんの家で手伝ってきた経緯を説明し 「んでこれをもらってきたんだ。」 ともらったお歳暮の箱を取り出す。 するとラプラスが 「そういえば、私たちもジョーイさん達からこれをもらってきたんですよ。」 そう言って彼女が取り出したのは数本のビン。 色とりどりの袋に入ったそれは… 「もしかしてシャンメリーか?」 「なにやらジョーイさんたちが昨日のクリスマス用にと買ったらしいのですが、余ってしまったので是非と。」 あぁなるほど、それでもらってきたわけと 確かに、まぁ断りにくいよな…。 まぁ、でお菓子と飲み物が揃っているわけで、そーすると幼い子達は 「「「ますたぁ、あけてたべてのもー♪」」」 くすくすと笑っているラプラス。 まー、ここで止めたら3匹に泣かれそうなので 「あけて食べてていいよ。  俺はジョーイさんにお礼言ってくるわ。」 そう告げ、後をラプラスに任せて俺は旅館から出た。 「えええええ!!!!あれ、シャンメリーじゃないんですか!?」 日も暮れた萌えモンセンターに俺の声が響き渡った。 「えぇ、女達しかいなくて寂しかったから色々なお酒を買って飲んでたんだけど、シャンパンだけ余っちゃったのよ。  だから丁度いいかなー。なんて思ってラプラスちゃんに渡したわけ。」 とゆーと、旅館に置いてきたシャンメリーだと思っていた飲み物はアルコールの入ったシャンパンなわけで 部屋にいるのはきっとお酒なんか飲んだことがない幼い萌えモンとラプラスだけで…。 それに気がついた瞬間。俺は脱兎のごとく走り出した。 「あのシャンパン高かったから大事に飲んでねー。」 そんなジョーイさんの声を無視して…。 「皆、その飲み物は飲んじゃダメだ!」 そう言って部屋に飛び込んだ俺が見たのは すでに目がトロンとした目つきで箱の中身を食べている3匹だった。 床ではすでにラプラスが倒れて寝ている。 遅かったか…。 俺がそう思ったがふと、目に映ったシャンパンの袋が空いていないことに気がついた。 あれ?シャンパンを飲んで酔ったわけじゃない。なぜ? そう思って3匹を見ると彼女達はビン型のチョコレートを口に運んでいた。 そっちか!? 畜生、なんて孔明の罠だ。とか思いながら3匹からチョコレートを取り上げようとすると 「ぁー、ますたぁ、それとっちゃやですぅ。もっとたべたいのぅ。」 と言われみにりゅうに引っ付かれてしまった。 「わかったぁ。ますたぁも食べたいんだよね。じゃー私が食べさせてあげるー。」 そう言うとろこんは俺に近づいてきて 自分の口にウイスキーボンボンを放り込むと そのままキスしてきました。 「ちょ、おま、むぅ。」 突然俺の口に放り込まれるチョコレート。そして一緒になって入ってくるろこんの舌。 このままめくるめくる大人の世界に旅立ってしまうのはいけないのでろこんを引き離す。 「ぷは。  こら、ろこん、だめじゃないか。」 叱ろうとすると 「ぁーろこんだけずるーい。」 「わたしもするー。」 とみにりゅうとぴかちゅうも俺に次々と口移しでチョコレートを食べさせようとしてくる。 ここから逃げ出そうとしてもすでに腕と足をホールドされているので逃げることも出来ない。 もうどうにでもしてくれと酔いが回りだした体の意識を手放した…。 起きたら帰ってきてた三鳥達がシャンパンを飲んで宴会をやってた。 逃げ出そうとしたけど逃げれなかった。 俺は二十歳になってもお酒は飲まないようにしようと心に決めた。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。