5スレ>>187

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世界よ紡げ  楽しい物語を それを私は見続けよう だけど…たまにはこんなこともいいよね? 世界のどこか ただ一人の主のために作られた空間 ありとあらゆる『世界』を見たその主 その場所は主が見たした『世界』の記録で埋まっていた さて、今日は2月13日―バレンタインデーの前日だ そんな日に、その場所はいつもの紙の匂いではなく… 「何をなさっているのですか?」 甘い香りに包まれていた 甘い香りの元は調理場 そこには、赤い髪に赤い翼、白と赤の巫女服を着た少女―この場所の主である『世界』を渡る萌えもん、ホウオウが居た 「見てわかりませんか? チョコレートを作っているんです」 少女―ホウオウは話しかけてきた萌えもん―ダークライに答えた 「頼まれましたトレーナー選びは終わりましたが…」 ダークライはそう言葉を濁す 彼女に与えられたのは『面白い物語を紡いでいるトレーナーを選ぶ』事 世界を回り、面白い出来事、物語を記録しているホウオウ その彼女がトレーナーを選んで何をする気なのだろうか…と思っていた だが、今現在の状況で何となく理由は掴めた 「そのトレーナーに『ソレ』を送りつける気ですか?」 「失礼な、まるでゲテモノみたいな言い方ですね…」 「いえ…失礼しました しかし…何故?」 「明日はバレンタインデーですね」 「はい…」 「まぁ、バレンタインにチョコを贈る習慣は日本のお菓子メーカーの策略な訳なのですが」 「正確には聖ウァレンティヌスの殉教日ですからね」 聖職者が死んだ日を記念してチョコを贈る…そう表現するとあまり良い気分がしない気がする… 「それは良いとして、バレンタインにプレゼントを贈るには何故でしょう?」 「殉教者であるウァレンティヌスがその当時禁制だった結婚を執り行ったから、だとされていますが」 「はい、その話から派生して『愛の誓いの日』とされ、プレゼントを贈られるようになりました」 「で、それが今回の話しとどうつながるのでしょうか?」 「愛しているからです」 「はい???」 「私は世界が紡ぐ物語を愛しています 同様にそれを紡ぐ人間を…  私の体はモンスターと人の合成です それを人間は『萌えもん』と呼びました  『萌えもん』である私は愛する人間―『萌えもん』を使うトレーナーにプレゼントを贈りたいと考えたのです」 そう、愛しているから 世界を、人間を、萌えもんを、トレーナー達を だからそれを『愛の誓いの日』誓おう 私の愛の証を、それを形にしたチョコレートを 溶かしたチョコレートに 「希望」というクリームと「幸せ」というブランデーを少し それにありったけの「愛」を注いだチョコレート それにメッセージカードを添えて いま、皆の下へ― ―私の愛する人へ   私の思いを形にして贈ります    これからも幸せと希望があなたに訪れますように―

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