5スレ>>245

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【デートシリーズその2 -ギャロップ編-】             ●<キャー フヨフヨ(・ω・ )~ 「お…重かった…」 「男がこんぐらいで弱音吐いてんじゃないわよ、情けないわねぇ」 さいですか…。 この紙袋の量を見て、まだあるとのたまわれますか、貴方は…。 ここはタマムシシティにある、とある喫茶店。 夏。燦々と降り注ぐ日光が、容赦なく体力を奪うこの季節。 店内の冷房が、熱を帯びすぎた体を優しく癒してくれる。 「ったく、あんたが言い出した事なんだから、ちゃんと責任もちなさいよ」 「んな事言ったって、限度っちゅうもんがあるだろ、限度が」 俺とこいつの表情を見れば、体力の消耗具合の違いは一目瞭然である。 「あ~あ、もっと頼りになる男に捕まえられたかったわねぇ」 「さよか」 こいつの憎まれ口にもいい加減慣れてはいるが、今日は特に辛辣だ。 朝から街を動きまわり、タマムシデパートでしこたま買い物をして、ようやくありついた休憩時間。 時刻は午後2時ということもあり、ランチを終えた客たちが、ぞろぞろと店を出て行く。 おかげで、こちらは静かに休む事ができると思ったんだが…。 「顔がダラけきってる」 「しゃ~ないっつうの」 今回は相手が悪かった。 こう目の前でゴチャゴチャ小言を言われては、体が休まっても心が磨り減っていくってもんだ。 やれやれ。覚悟はしていたが、予想以上にしんどいな、こりゃ。 『お待たせしました。サンドイッチセットとブレンドコーヒーでございます』 「ん、ありがとう」 こちらと話している時とは打って変わって、ウェイターに笑顔を作る。 その優しさを、少しは俺に対しても向けてくれ。 「これ食べたらすぐ出るわよ。まだまだ買い足りないものはいっぱいあるんだから」 「へ~へ~」 我が身の苦痛はまだまだ続くということですか…。はぁ…。 夕刻。 あれだけ自己主張していた太陽もようやくなりを潜め始め、気温が徐々に下がりだすこの時間。 だが俺の体温はなお、昼間と同じ水準を保っていた。 「…ゼェ…ゼェ…も、もういいだろ」 「え~? あと2、3件行ってないところがあるのに」 これ以上買ったとして、恐らく俺の手にも腕にも、それを持つキャパシティは残っていない。 両手で合わせて12個も紙袋持ってんだ。もう腕はガクガクさ。 「ほんっと頼りないんだから!」 ヤバイ。これは久々にキレそうだ。 心に自制を促し、なんとか笑顔を作ろうと努力する。幾分引きつってはいたが。 「歩くのも遅いし、すぐ根をあげるし、この甲斐性なし!」 プチッ はい、もうダメ。もう無理。堪忍袋の尾って、そんなに丈夫じゃないんだナー。はっはっはっ。 「何よ、なんか言い返せるの!?」 「い~や。なんにも言う事なんてございませんよ」 踵を返し、パーティーの皆の待つ萌えもんセンターへと向かう。 「ちょっと、まだ終わってないって言ってるでしょ!?」 「………」 (∩゚д゚)アーアー 聞こえなーい そんなに俺が不満なら、ヨソの所に行けばいい。 そんなに俺が使えないと思うなら、もっと頼りがいのある奴の所へ行けばいい。 いつも言っているはずだ。本人の意思に逆らってまで、パーティーに留め置くようなことはしないと。 今なら言ってくれれば即OKだ。 もっとも、もう話す気もないが。 俺だってトレーナーである前に人間だ。 あまりに耐え難い状況が生まれた時は、感情のまま行動することもあるさ。 あいつが遠くで何かを叫んでいる。 でもその言葉は、もう俺には届かない。 「で、そのまま戻ってきてしまったんですか」 「ああ」 萌えもんセンターに備え付けられた個室。 俺の帰還が早かったことに、みんな一様に驚いていた。 本来ならば、今頃夜景の見えるレストランでディナーと洒落こんでいたハズなのだが…。 とりあえず汗だくの体をシャワーで流した後、皆に事情を説明していた。 「兄ちゃん、怒ってるの?」 不安そうな顔でピカチュウが尋ねる。 その幼い顔は、俺の表情を見ただけで軽く泣きそうになってしまっている。 「ああ。でもピカに怒ってるわけじゃないよ。ごめんな」 「うん…」 こんな小さい娘にまで戸惑いを覚えさせるとは、今の俺はよっぽど冷静さを欠いているらしい。 「……マスター、はい」 「ああ、ありがとう」 オニドリルから差し出された紅茶を一口飲む。 それから大きく深呼吸をすると、幾分気持ちが落ち着いた。 「ご主人様、本当にギャロップさんとはお別れなんですか…?」 フシギバナ、お前までそんな顔しないでくれ。 俺だって後悔してるんだ。もう少しやり方があっただろうってな。 「サンドパン、一応部屋の鍵は開けておいてくれ」 「あ、はい。分かりました」 ん? そういえばキュウコンの姿が見えないな。つい今しがたまでいたのに。 また居酒屋巡りにでも行ったんだろうか。 「と、とりあえず夕食にしましょうか。ここままでいても、どうにもならないと思いますし」 「そうだな」 重苦しい空気のまま、皆で食卓に着く。 あいつ、今頃どうしてるかな…? 開けられない。 今まで当たり前のように出入りを繰り返していたこの扉が、今はどうしても開けられない。 中から何か話し声が聞こえてくる。 私に対する文句を、あいつがぶつけているのだろうか。 「何やってんだろ…私……」 楽しい一日になるはずだったのに。 あいつとの思い出がまた増えるって思ったのに。 なんで自らそれを、台無しにしてしまったんだろう。 ドアの前で呆然と立ち尽くす私は、きっとすごく格好悪い。 こみ上げてくる涙を、何とかして堪える。 泣く資格なんか無い…。自分で蒔いた種なのに…。 「なんじゃおぬし、帰っておったのか」 「!?」 不意に後ろから声をかけられる。 「キュウコン…」 「別の主を探しに行くと聞いておったのじゃが、その様子では違うようじゃのう」 「私…そんなつもりは……」 どうやら夕方の私の言葉を、あいつはそういう風に受け止めたらしい。 「まぁ良い。おぬしにも言いたい事はあるんじゃろう? 話くらいなら聞くぞ」 キュウコンに手を引かれてやってきたのは、タマムシに来た時はいつも行く居酒屋。 あちこちの席で、賑やかな酒宴が催されている。 「今はこのくらい騒がしいほうが良いじゃろう? 陰鬱な気持ちのままでは、いつまでも引きずる事に なるからのぅ」 「うん…」 常連の私達が、いつもと違う重い空気を漂わせている事に、店主も戸惑い気味だ。 気を利かせてくれたのか、つまみを一品奢ってくれるという。 その優しさが、今は、痛い。 あいつの優しい笑顔を思い出しそうになるから。 「ほれ、とりあえず乾杯じゃ」 しばらくは、いつものように2人で飲んでいた。 でも、味なんか分からない。むしろ不味い。 店主には悪いけど、今の私は何を口にしても美味しいって言えない。 「………」 でも酔いの感覚だけは、体を駆け巡っている。 少しずつ気分が高揚し、陰鬱な気持ちが少しだけ和らいだ。 「して、何があったか詳しく聴かせてもらおう。一方の意見だけでは、公平性に欠けるじゃろうて」 キュウコンはこうやって、いつも私の相談に乗ってくれる。 同じ炎属性としての親近感みたいなものだろうか。話したくない事でも、なぜか彼女だけには話せる。 私は、今日一日にあった事を詳しく、洗いざらい話した。 もちろん、私があいつにした仕打ちも。 「………」 キュウコンは終始、無言で聴いてくれた。 これが大人の余裕ってやつなのかもしれない。 最後まで相手の話を聴き、自分なりに咀嚼してからじゃないと、彼女は発言しないのだ。 だからこそ、真摯に聴いてくれているのだと感じる。 それと同時に、自分がいかに子供っぽいかも、ひしひしと感じていた。 「なるほど…」 話が終わると、キュウコンは黙って考え込んだ。 数分の沈黙。でもその数分が、今はとても長い時間に感じられる。 「で、おぬしはどうしたいのじゃ?」 「え…?」 「おぬしは主とどうなりたいのかと問うておる」 「そ、そんなこと…(///)」 沈黙を破って発せられた言葉は、予想外のものだった。 どうなりたいか。 パーティーにいる皆なら、一様に同じ事を考えているはずだ。 「言えぬのか? わらわは言えるぞ。いつか、主の生涯の伴侶となりたい。共に歩んでいきたい」 「………」 「おぬしも、同じような事を考えておるのじゃろう? なればこそ、己に似合う男になってほしい。己 が望む男になってほしい。そう思っているから、普段から何かにつけて文句を出す。こちらの望みを 常に訴えていれば、いつか主もその通りになってくれる。そう思っておるのじゃろう?」 否定は…できない。 私はいつも、あいつに突っかかっている。 私の美学に反するから。私の考えと違うから。 「じゃが、自分は主に似合う女になれているのか?」 「それは…!」 「おぬしは主に合わせる自信が無い。じゃから逆に、主を自分に合わせようとする。そういうのを何と 言うか知っているか?」 知っている。 自覚はある。 でも、認めたくない。 「ワガママで自己中心的。そう言うんじゃよ」 たたみかけられる言葉に、反論の余地は無い。 でも、いざ面と向かって言われると、やっぱりキツいものがある。 あいつも、こんな風に傷付いてたのかな…? 「主は心優しい男。おぬしの罵詈雑言も、笑顔で聞き分けてくれていた。その姿勢に、おぬしは一度で も報いたことはあるか? 今回も自分に付いてきて当然という、驕(おご)りがあったのではないか?」 どうしよう。泣きそうだ。 まさかここまで見抜かれるなんて思わなかった。 キュウコンの意見はいつも的確で、本質を突いている。だからこそ、その言葉が今は痛かった。 「もう一度問う。おぬしは『今』、主とどうしたい? 素直な気持ちを聴かせてほしい」 そんなのは決まっている。 「仲直り…したい。ごめんなさいって謝りたい。これからも一緒にいさせてって言いたい!」 許してもらえるかは分からない。でも、今のこの気持ちだけは伝えたい。 涙がとめどなく溢れる。 これまでの自分の驕り・甘えに対しての怒りや後悔が、頭の中を駆け巡る。 「その気持ちがあるなら、きっと主は応えてくれる。わらわが、おぬしが、そして皆が惚れた男は、そ んな狭量な男ではない」 キュウコンは満足そうに、手元のビールを飲み干した。 「おぬしが言いたい事があるように、向こうにも言いたい事はある。お互いに素直な気持ちで話をして くるが良い。安心しろ。きっと分かり合える」 「うん。ありがとう」 そう言って、私は見送るキュウコンの元を後にし、急いでセンターのほうに戻るのだった。 「やっぱり、帰ってくるつもりはないのかな」 静かな部屋に、時計の針の音だけがむなしく響く。 時刻は0時になろうかというところだ。 俺が帰って、もう7時間が過ぎようとしている。 部屋の隅には、今日あいつと一緒に買った品々が置かれている。 それを見ると、余計に悲しい気分になってきてしまう。 「いよいよ愛想つかされちゃったかな、これは」 あいつはあいつなりに今日のデートを楽しんでいたんだろう。 それをいきなり、俺がほっぽり出したんだ。当然の結果か。 「おやすみなさい、ご主人様」 「ああ、おやすみ」 浴室から戻ったフシギバナと就寝前の挨拶を交わす。 他の皆はもう寝ている。 重苦しい空気に耐えかねて、途中で泣き出してしまったピカチュウを、サンドパンは上手くなだめて、 寝かしつけてくれた。 更に1時間ほど待ってみたが、やはりあいつは帰ってこなかった。 「俺も寝るか。でもその前にシャワーだな」 そう言って、座っていた椅子から重い腰を上げ、シャワー室へ向かう準備をしていた時だった。 ガチャ 部屋のドアが静かに開けられた。 キュウコンが帰ってきたにしてはえらく早いが、まぁそういう日もあるだろうと、大して気にはとめな かったのだが。 「た…ただいま…」 そこには、恥ずかしそうに後手を組み、うつむきながら帰りの言葉を放つ、ギャロップの姿があった。 目の下は痛々しく腫れており、泣いていたという事実を俺に分からせてくれる。 「お、おかえり…」 しばしの沈黙。お互いに、次の言葉が紡ぎ出せない。 伝えたい事は、もう決まっているのに。 「ギャロップ…」 最初に口火を切ったのは俺だった。 「今日はごめん。暑くてどうかしてたみたいだ。お前の言葉なんて、いつもの事なのに」 「………」 ギャロップはなおもうつむいたまま、黙って俺の言葉に耳を傾けている。 「あげくの果てに、デートまでほっぽり出して。せっかくディナーの予約までしてたのに…」 苦笑する。 ギャロップが実は今日のデートを楽しみにしてくれてた事は、服装からも見てとれた。 そんなこいつの一日をぶち壊しにしてしまったんだ。責められて然るべきだろう。 「とにかく、ごめん。これしか言えないけど」 ギャロップに頭を下げる。 申し訳ないという気持ちと、自責の念が綯い交ぜになっている。 ボコボコにされても文句は言えない。 「……どうして…?」 そーっと頭を上げると、ギャロップが涙をボロボロと流しながら訴えかけてきた。 「どうしてそんなに優しいのよ…。どう見たって悪いのは私なのに…。なんでそんな風に謝ったりする の…? 愛想つかされて当然の事したのに…」 あまりに想定外の事だったので、こちらが戸惑ってしまう。 だがそんな事はお構いなしに、ギャロップは言葉を続けた。 「こんな私のワガママに付き合ってくれるだけでも嬉しいのに…。そんな風に言われたら、ますます好 きになっちゃうじゃない!!」 「え…?」 あまりに突然の告白だった。 こいつが直接、面と向かって想いを伝えてきたことなんて、今まで無かった。 ギャロップは俺の胸に顔をうずめ、両手でしっかりと俺を抱きしめながら、なおも言葉を続ける。 「ごめんなさい! 今までごめんなさい! ずっと言いたかった! ずっと後悔してた! ホントはあんな 事言いたいんじゃなかったのに!」 俺を抱きしめる腕が、だんだんと強くなってくる。 だがその声は、腕の力と反比例するように、徐々に小さくなっていった。 「これからはもっと良い子にするから…。酷い事言わないから…。お願い、一緒にいさせて…」 戸惑いはいつの間にか消えていた。 ギャロップの頭を、ゆっくりと撫でてやる。 「うぅ…。この手が好きなの。どれだけイジワルしても、ワガママ言っても、最後には優しく撫でてく れるこの手が、好き…」 「そうか。なら今日はうんと撫でてやるからな」 しばらく撫でていると、ギャロップもだいぶ落ち着きを取り戻したようだ。 ポニータの頃はよく撫でてやってたが、ギャロップになってからはほとんどない。 まずこいつが許してくれなかったからな。気安く触るな、なんて言われた事もあったっけ。 でも今のこいつは、まるで昔に戻ったように甘えてくる。 「好きって気付いてから、どうやって接すればいいか分からなくなったの。本心を知られるのが怖かっ たから。自分が強くなるにつれて、気持ちが尊大になっていった。私が兄様を追いかけてたハズなの に、いつの間にか兄様が私を追いかけてるように錯覚しちゃって…」 兄様か…。こいつが昔、ポニータだった時の俺に対する呼び名だ。 また再び聞く時が来ようとは…。 「でも、これからは良い子になる。昔みたいに、兄様の優しさに応えられる女になる。だから…」 「それは違うよ」 俺の言葉に、少しばかり驚いたようだ。 「無理して変える必要はないんだ。それは今のお前を否定する事になる。今だって、俺は充分お前の事 可愛いと思ってるし、その勝気なところも味なんだと思ってるんだ。確かに今日みたいな場合は、さ すがにカチンときたけど、それでも取り繕った関係になるぐらいなら、今のままで良い。喧嘩するほ ど仲が良いって言うだろ?」 「兄様…」 「だから、今まで通りの関係でいこう。無理せず、喧嘩する時は喧嘩して、また仲直りして…。俺には 今日お前が帰ってきてくれたことだけで充分だよ」 言い終わる頃には、ギャロップの涙は止まっていた。 代わりに、頬をすりすりと俺の胸に押し当ててくる。 「うん。兄様の言う通りにする。でも…」 「でも?」 「今だけは、昔に戻らせて。いっぱい甘えさせて…」 「ああ」 真夏の暑い夜。 ギャロップの目には、また熱い雫が流れ落ちていた。 「もう、早く来る! もたもたしてると置いてくわよ!」 「そりゃ足の速さじゃ勝てねぇっての! ちょっとは配慮っつうもんをだな…」 1週間後、俺達はデートのやり直しという事で、再びタマムシシティを訪れていた。 「何言ってんのよ! 一日は短いのよ!? もたもたしてるとあっという間に日が暮れちゃうでしょ!」 「日が暮れるって…まだ朝10時じゃないか」 「文句言わない! 今日はとことん遊び尽くすって決めてるんだから!」 ギャロップが俺の手をとり、最初の目的地に向かって駆け出す。 前回の怒り顔とは違う、満面の笑みをたたえて。 「行きましょ! 兄様!」 【あとがき】 (´・ω・`)やあ、今回はツンデレなんだ。すまない。ツンデレと喧嘩してみたいなぁ。 ふとギャロップメインの話を書いてなかったなぁと思い立ち、つらつらと書いていたのですが、なんと もまぁキャラが勝手に動きまくるので楽でした。やっぱ勝気なキャラは書きやすいのぅ。こうして数回 書いてて思ったのですが、このパーティーの萌えもん達にとって、主人公って父親みたいな存在なんで すよね。もちろん、惚れた男という一面もありますが。一緒にいてくれる優しい人で、いつもちゃんと 見守ってくれている人。道を間違えそうになったら、それとなく示してくれる人。そんな感じに書けた らなぁ、と思います。今回は話の都合上、感情で動かしましたが。 本日以降、だいぶ執筆ペースが落ちると思います。忙しくなってきたので。書き留めてきたストックも 遂になくなりましたし。あ~、現実から逃げてぇ…。面接官怖ぇ……。                                        ゲプッ(・ω・ )

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