5スレ>>299

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ある萌えもんとマスターのおはなし 「ここか?」 「も、もう少しみぎのほう…ひゃ」 「大丈夫か?」 「は、はぃ ちょっと敏感な場所なのでどうしても声が…」 「…わかった。なるべく優しくするからな?」 「はい、マスター」 触れてしまったつぼみの周りから、そこに溜まっていた蜜が俺の指に流れる。 ふと、それを舐めてみた。 「…ほんのりあまいな」 「そんなものを舐めてはダメです…汚いし…」 「そんなことないだろう?」 「でも!」 「すまんすまん、なんとなくな…滅多にこんな機会は無いだろうし」 「はあ、もうしないでくださいね?」 「わかったよ、じゃあちゃっちゃと終わらせちまぞ?」 そうして俺は彼女のつぼみへと手を伸ばし… 彼女、フシギソウのアリアの頭のつぼみと葉の隙間に落としてしまったバッジを拾い上げることに成功した。 「もう、今度からは不用意にバッジを扱わないようにお願いしますね?」 「ああ、わかってるよ。」 「大切なものなんですから~」 「そうだったな。 このニビジム、ハナダジムのバッジはおまえ一人で勝ち取ったようなモノだもんな…すまなかった。」 「…そんな、あやまられましても…」 「お詫びにこれからは一番目立つ所にこの2つを付けることにする!」 「ダメです、はずかしいですよ! 今セキチクにいるのにその2つのバッジだけを見せるようなことをしていては、"カモ"の駆け出しトレーナーだなんて思われちゃいますよ」 「俺は人の目なんて気にしないぞ? それにバトルを仕掛けられたらおまえがその力を見せてやればいい。そうだろ?」 「も、もちろんですよ! どんな萌えもんにだって負けません! それに、みんなも居ますし。」 俺の腰にあるボールを見てほほえむアリア 「よ~し、その意気だ。このままセキチクジムも突破するぞ!?」 「はい!!マスター」 そうして2人はセキチクジムへと歩き出す。 これは彼らが見事に殿堂入りを果たす1ヶ月前の出来事だった。

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