5スレ>>330

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少しだけえちぃ描写が最後にあります。気持ち悪い表現もあります。ヤンデレです。 【レックウザ ヤンデレ】 俺とレックウザは同じ学校に通う仲であり恋人でもあった。 帰るときは待ち合わせて一緒に帰り、いつしか一緒に居るのが当たり前になっていた。 でも 俺が何もしてやれなかったせいで彼女はおかしくなった。 「あの…ここわからないんですけど、教えてもらえますか?」 俺にわからない数学の勉強を聞いてくる一つ後輩の萌えもん。 彼女───ネイティオは俺の近所の萌えもんで、結構な人見知りだが 小さいころはよく遊び、妹のようなものだった。もちろん今でも話をしたりする。 計算の仕方を教えると、「…ありがとうございました」と言って微笑みを作ってみせる。 そしていつもの帰り道、俺はレックウザと待ち合わせる場所に歩いていった。 いつも彼女は俺より先に待っているはずだったのだが、今日は珍しく俺が先だった。 しばらくして彼女は走って待ち合わせ場所に来た。 「ごめんね、ちょっと遅くなっちゃった」 申し訳なさそうに俺に謝る。 気にしないでいいと言い、一緒に歩いて帰る。 帰り道、レックウザは「あの女の子、知り合い?」と聞いてきた。 俺は何も躊躇することなく近所の幼馴染と言った。 しばらく黙った後、レックウザは「あの子より私が好きなのよね?」と質問してきた。 もちろん、と返したがこの時俺は気づかなかった。この頃からもう彼女がおかしくなっていたことを。 彼が別の女と話している。しかも私より一つ下の女と。 帰り道にあの人に彼女のことを聞いてみた。 彼女は彼の幼馴染だということ、昔はよく遊んだ仲だったこと。 話してる彼の顔は嬉しそうだった。 なんで彼女のことになるとそんなに嬉しそうなの…? 私は彼女よりつまんない女なの? 悔しくて次の日、彼女に脅しをかけてみた。 すると彼女は震え上がって怯えていた。 彼に近づく女は許さない。彼は私だけのヒト。 あの日から2日目の朝、学校に登校してすぐにネイティオが俺に話しかけてきた。 ツインテールの緑色の服装をした萌えもんに「あの人に近づくな。今度近づいたら殺す」と脅されたことを話した。 緑色の服装をしたツインテールの萌えもんと言ったら一人しかいない。 俺はレックウザを問いただした。なぜよりによって人見知りのネイティオを脅したのか。 その質問に対して彼女は「あなたには私だけを見ていてほしいの」と応えた。 俺はレックウザに「彼女は人見知りで俺以外に話す相手がいないだけ。だから唯一の話し相手の俺と話している」と教えた。 そんな俺に対して彼女は、「大丈夫よ、彼女はもうあなたの心配は要らないから」と言ってきたが、この時点で気づくべきだったんだろう。 朝、学校についたとき、ネイティオの姿は無かった。 ネイティオのクラスの先生に聞くと、ネイティオは無断で休んでいるらしいとのこと。 俺は帰りにネイティオの家に寄ることにした。 レックウザは一緒に帰りたいと言って来たが、ネイティオが心配だった。 ネイティオは俺の隣の家に一人で住んでいて、両親はいない。 いつも「一人で学校行ける」と言っていたネイティオが突然休んだ。きっと何かあったんだろう。 ネイティオの家のチャイムを鳴らしても彼女は出なかった。 鍵は開いていたので俺は家の中へ入っていく。だがそこで俺は動きを止めた。 家の中はあたり一面に血が飛び散っていて、血生臭かった。 俺はネイティオの名前を呼ぶが、彼女は出て来ない。 ふと気づくと、血だまりから伸びた先が閉まった押入れの中に続くように歪にこびり付いている。 まさか、そう思って襖を開けた瞬間に全ては手遅れだった。 押入れの中から転がり出てきたモノは、かつて学校で話したネイティオからは想像も付かないほど変わり果てたネイティオの姿が。 全身に痣が浮き出ていて、両腕両足が切られていた。口も耳の近くまで裂かれている。 そして、ぱっくり割れた腹部からは内臓が飛び出していた。 真っ青になった俺の背後にはレックウザがいた。 言うまでも無い。レックウザがネイティオを─── 「どうしてこんな酷いことを…」 そう言うとレックウザは、 「その子、私とあなたの間には邪魔な女だもの。だから殺しちゃった」 と笑顔でおぞましいことを告げる。 その瞬間、俺の腕に小さな痛みが走る。 俺の腕に注射器が刺されていた。 途端、俺の意識は朦朧としていく。 気が付いたとき、俺は見知らぬ部屋のベッドに縛り付けられていた。 見ると、ベッドの端にはレックウザが腰掛けている。 レックウザは俺が起きたのに気づいたようだ。 「あ、起きた?今日はあなたの大好きなカレー作ってあげる」 「レックウザ、もう別れよう。この縄を解いてくれ」 「だめ。私はあなたと一緒に居たいの。逃げられないように縛っておくの」 ゆっくりと俺の枕元に移動するレックウザ。 俺の頬に冷たい手が添えられる。 「あなたは私だけのもの。他に誰も必要無い」 俺のせいだ。 俺がネイティオの世話だけをしていたばっかりにこいつを一人にしてしまったんだ。 地下室に少女の喘ぎ声が木霊する。 彼女が彼の貞操を無理矢理貪っているのだろう。 この若い恋人たちはこれからもずっと壊れた日常を送っていくことだろう。 END

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