5スレ>>340

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私がとても好きな絵本がある。 それは父が昔旅をしているときに手に入れたものだという。 絵本ではあるがとても興味深く、父も気に入っているものだった。 小さいころから何度も読んでいるが、何回読んでも飽きないので父に譲ってもらった私の宝物である。 ──────────────────────────────────────────────────────────────   それは、とても遠い世界のお話   ある場所に空間と時間を操る2人の神がいました   神達は様々な世界の監視をしていました   それを幾百、幾千と続けていました   ある時空間の神は言いました      「退屈だ」と      真面目な時間の神はこう言いました   「そんなこと言わずにちゃんと仕事をしなさい」と   しかし空間の神は退屈のあまり、1人の人間を別の世界へ送りました   その人間があたふたする様子をみて退屈を紛らわそうとしました   そう、すべては神のお遊びだったのです                                        震央出版「じかんとくうかんのかみさま」より抜粋 ────────────────────────────────────────────────────────────── 本来絵本は子どもにもわかりやすいように、物語がハッピーエンドになるように改変してあることが多い。 (そうでないものもあるが。) でもこの絵本は、元の伝説(いくつかある説の中の1つ)に忠実に描かれている。 これは私の想像だけど、この神様はどこかにいるんじゃないかと思っている。 18にもなってこんなことを考えてるのは幼稚だとか言われるけど。 それでもいるんじゃないかと思う。 いるのであれば会ってみたい。会っていろんな話を聞きたい。 今日は3月31日。 お父さんが少し遠出していない日だ。 チャンスは今日だけ。今日を逃したら次はない。 この日、私は家出を決行した。  ※ ※ ※ 「いくよ?みんなじゅんびはいい?」 「…オッケー。いつでもいい。」 と、ドククラゲ。 「こっちもいいよっ!」 こっちはリーシャン。 「あの、やっぱり止めときません?」 止めさせようとしているのはマグカルゴだ。 「…ん。私の私物。後で返すこと。これで手を打っとかない?」 ドククラゲがマグカルゴに写真を渡す。 写っているのは少女である。どんな写真なのかはここでは言わないでおこう。少女のためにも。 「うっ、鼻血が止まりません…でもわかりましたよ、いいでしょう。」 「なにしてるのかなぁ。クラゲちゃんとマグちゃんは。とりあえずこれはぼっしゅうねっ!」 これももういつもの光景となっている。 写真も何度取り上げたことか。 何度言っても聞かないうえに、毎回新しい写真なのだから少女もお手上げ状態である。 「…ああ、レア写真が…」 「うぅ、残念です…」 「もうっ!いいからいくよっ!さいしょはタマムシっ!レッツゴー!」 「…おぉー」 「たのしみだねっ!」 「うぅ~、やっぱり止めといた方がぁ~」 こうして、少女と仲間たちの旅は始まったのでした。  ~あとがき~ はいどーも。元時系列ことひなです。 こんかいは2話ではなくて、1話を書いた後に思いついたプロローグてきなものです。 プロローグなのに1話をさきに読んだ方がわかりやすいので1.5話とでもいいましょうか。 1話の補填分なのでつっこみしないでー。けいかくせいなしとかいわないでー。 ……こほんっ。 とりあえず設定をば。  少女と絵本 少女の旅の目的が不透明(1話時点で)なのでこういう形にしてみました。 ……正直DPをやったことがないとわからない気がしますが、そこは目をつぶっていただけれb(ry  少女の手持ち クラゲは前回書いたので割愛。 残りの2人、リーシャンとマグカルゴ。 愛称はリーちゃんとマグちゃん。わかりずらいとかいうn(ry リーシャンは少女と(精神的な意味で)同い年。 マグカルゴは百合っ娘です。 2人は2話で活躍する予定です。 ではこのへんで。 ここまでのお付き合いありがとうございました。 |’’)ノシ

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