5スレ>>429

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 少し時間を遡り、アキラとヨシタカの二人がサファリゾーンを楽しんでいる頃。  セキチクシティの南、19番水道の砂浜で彼らの手持ちの萌えもんたちは海水浴を楽しもうとしていた。  『ツイン・ウェイ(中編)』 「ん~っ、ゴージャスなリゾート地も良かったけど…私にはこういう庶民的なのが一番ね」  と、言いつつ太陽の光をいっぱい浴びるように背伸びをしているのはヘル。  グラビアアイドルもびっくりのスタイルに挑発的な黒と真紅のビキニを纏うその姿は、周囲の殆どの男の視線を釘付けにしていた。  その隣では、同じく水着を纏ったデルとメリィの姿があった。 「うぅ、ヘルお姉ちゃんはすごいなぁ…」 「メリィさんはまだいいじゃないですか。私なんか姉妹なのに…はぁ」  二人ともヘルのスタイルを羨ましがっているが、この二人もそこそこの男に見られていた。  メリィは大きすぎず、小さすぎないという微妙なバランスが取れた体に、黄色地に黒で稲妻をモチーフにした模様のワンピースタイプ。  その大人しそうな雰囲気と相まって、背伸びしたい初々しい少女という印象を醸し出している。  デルはというと、姉とは真逆のいかにも水の抵抗が無さそうな小柄で薄い体に、スクール水着という格好。  更には胸に歪な平仮名で「でる」と名前が書いてあり、特殊な趣味のお兄様方が鼻血を垂らしつつ凝視していた。  ちなみに、この水着のチョイスはヘルである。 「ったく、めんどくせぇ…」 「…文句言わない」  そんな3人を、ゲンとホウは少し離れたパラソルの下で荷物番しながら眺めていた。 「まぁいーか…太陽がうっとーしーが、眼福ではあるからな…」  そんなゲンの格好はサーフパンツにパーカー、グラサンに麦藁帽子と中々本格的である。 「…それと比べっと」 「…何?」 「おめーは色気の欠片もねーカッコだなオイ」  ホウも水着を着てはいる…が、水着というよりウェットスーツである。  さらにゴーグルとシュノーケルという格好は完全武装としか言いようが無く、ゲンの言うとおり色気も何もあったものではなかった。 「ん…ボクは色気より食い気」 「自分で言うなオメーは」 「それに…見せたい男が居るわけでもないのに色気を振りまくと、面倒」 「あ? どーいうこった」 「…ああいうの」  ホウの指差した先は、3人の居るところ。  …と、よく見ると軽そうな男3人組に声をかけられている。  デルとメリィは困ったようにヘルの後ろに隠れ、ヘルが一人で3人を相手にしているようだ。 「ああいう馬鹿の相手、面倒」 「あー、成程な…助けんでいーんか?」 「…ん、大丈夫」  と、次の瞬間3人の男の海パンの両サイドが燃え、ハラリと落ちた。  とんでもない物を見てしまい、赤面して硬直するデルとメリィ。  そしてヘルが何か言うと、男たちは泣きながら逃げていった。 「…ありゃやり過ぎじゃねーのか」 「ん、無問題」  冷や汗を垂らしながら、ゲンは男たちに心の中で合掌した。 「それにしても…」 「…だから何」 「いや、やっぱ勿体ねーよ、お前」  ゲンは改めてホウを見る。  普段はもっさりした羽毛の服を着ているせいでわからないが、結構ホウは着痩せするタイプである。  ヘル程とは言わないまでも、中々の体つきをしているのは今の格好でもわかるのだ。  無地のワンピースタイプでもあんま目立たないからいいだろうに、等と考えていると、ホウは胸を腕で隠す。 「…すけべ」 「いぃ!? なんでいきなりそんな事言い出すんだっ!」 「ボクの胸、じろじろ見てた。きっと頭の中で脱がせて色々してるに違いない」 「ば、バーロー! んなこと考えてねー! それに見てたのは全体だバカ!」 「つまり、全部脱がして妄想してた…えっち」 「だあぁっ、その考えをまずはどっかにやれーっ!」  顔を真っ赤にして吠えるゲン。  それを気にした様子もなくホウは少しゲンに寄り、ウェットスーツのファスナーを胸辺りまで下ろす。 「それとも…ここでボクを襲いたいとか考えてた?」 「っ!?」 「ボクの体…そんなに魅力的?」 「な、なななな、何を言って…」  突然雰囲気の変わったホウの誘惑に、ゲンはうろたえる。 「ここから先は…キミの手で」 「ああ、え、い?」  言葉にならない声を漏らし、ゲンの手はホウの胸へと伸びていく。  その動きは、まるでウツボットに惹かれて寄ってきた虫。  そしてついにファスナーを掴む…という所で、ホウは身を引いた。 「…って、え?」 「……冗談」 「……オイ」 「こんな公衆の面前でこの程度の誘惑に乗る…やはりキミはすけべ、いや変態。犯罪者予備軍」 「謀ったなキサマー!?」 「でも手を出そうとしたのは事実」 「う゛」 「…変態」 「う゛あああああああああああ!?!?!? オレは、オレはあああああああああっ!!!!!」  止めを刺されたらしく頭を抱えて転がりまわるゲン。  それをホウは満足げに眺めていた。  …哀れ、ゲン。  その後戻ってきた3人と合流し、一行は腹ごしらえに海の家へ。 「………orz」 「ねぇ、ホウちゃん。なんだかゲンくん元気無いんだけどどうしたの?」 「……少し弄り過ぎた。反省はしてない」 「ゲ、ゲンさん、いつまでも沈んでないで食べましょう? 焼きそば、美味しいですよ」 「さん付けで呼ぶな…オレは大工じゃねぇ…」 「…ネタが古い」 「あーらら、結構重症ね…ん、おいひ」  人事のように言いつつ、ビールと焼き蛤を味わうヘル。 「姉さん、少しは気にしてあげても…」 「根暗に付き合うだけ時間の無駄。ヘル姉さんみたいに気にしないのが正解」 「誰がネクラだあっ!」 「あ、復活した」  ホウの暴言にナイトヘッド付で噛み付くゲン。  勿論、ノーマル鳥タイプのホウには効かず。 「…馬鹿?」 「……てめー、今に見てろよ」  分が悪いと感じ、ゲンは引いて焼きそばをつつき始める。  その傍ら、ヘルはジョッキを片手にデルとメリィに絡んでいた。 「(ぐびぐびぐび)っはー、おいしー!」 「姉さん、飲みすぎですよ?」 「そんなこと気にしないの! それでねぇ、ここに来る前はナナシマ諸島に行ってたんだけど…  私もだーりんも若いからねー、何時でも何処でも ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        検   閲   削   除 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ってな感じの旅だったのよ~♪」 「あう、あう、あうぅ…///」 「ね、姉さん! 他の方も居るんだから自重してください!」 「えー、いーじゃない減るもんでもなしー」 「減ります! 主に萌えもんとしての尊厳とか色々と!」 「だーいじょうぶ! それにあんたたちもそのうちそんなこと気にしなくなるわよ~♪」 「そ、それはちょっとやだなぁ…」  酔いが回ってきたのか、ヘルはいい感じに暴走していた。  下ネタに耐性のない二人をいじくって楽しんでいる。  そして自分の話が終われば次は相手の話、となる訳で。 「あはは…ところでさ、デルもメリィも、何か進展あった?」 「それって…マスターとのこと?」 「進展と言われても…まぁ、いつもどおりとしか」  顔を見合わせてそう答える二人。  その答えにヘルは驚いていた。 「ちょっと、まさかあんたたち…まだどっちもアタックかけてなかったりするの?」 「え、ええ…」 「私は、旅が一区切りついたらって…」 「ダメね。ダメダメね。いい? 恋はね、受身じゃいけないのよ。攻め攻めでいかないと!」 「…おいおい、二人ともお前とは違うんだからそう上手くはいかないだろ」 「あ、だーりん♪」  ヘルは自身の恋愛理論を語り始め…ようとして、突然現れたヨシタカに止められた。 「だから人前でだーりんは止せって…照れるじゃないか」 「お義兄さん、ご主人様は?」 「ああ、アキラなら多分センターに戻ったぞ」 「うぅ…水着姿、見せたかったなぁ」 「まあまあ、何なら部屋で着て見せてあげればいいじゃない」 「そ、それはちょっと…」 「それじゃ、後で写真を撮りましょう。そうすれば…」 「あ、それならいいかな」 「なぁ、オレはもう戻っていいか? あんま太陽の下にゃ居たくねーんだ」 「ああ、構わないよ。荷物番は僕が引き受ける。ホウはどうする?」 「…ボクも戻る」 「ゲッ」 「…何?」 「な、何でもねぇよ! 先に戻るっ!」  ゲンはそう言い捨てるとダッシュでセンターへと戻っていく。  それを見送ったホウも、自分の食事を片付けてからゆっくりと戻る。  残された4人は、それからもう暫く海水浴を楽しむのであった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・あとがき  前回の後書き忘れてたの今更気づいた曹長です。  ってか前後編じゃ済まずに三分割になってしまったorz  今回は前回の最後の空気はとりあえず置いといて、女の子たちのサービスシーンでした。  …え、絵がないからわからん? 妄想で補完してください。  参考までに、女の子組の身長&胸は…以下のイメージです。  ヘル:170cm・F  ホウ:159cm・D  メリィ:147cm・C  デル:138cm・AA  うん、デルちっさい。ヘルとは実の姉妹なのに(笑  次回こそは後編です。  彼らの関係は、次回で一つの区切りを迎えることでしょう。  それでは。
 少し時間を遡り、アキラとヨシタカの二人がサファリゾーンを楽しんでいる頃。  セキチクシティの南、19番水道の砂浜で彼らの手持ちの萌えもんたちは海水浴を楽しもうとしていた。  『ツイン・ウェイ(中編)』 「ん~っ、ゴージャスなリゾート地も良かったけど…私にはこういう庶民的なのが一番ね」  と、言いつつ太陽の光をいっぱい浴びるように背伸びをしているのはヘル。  グラビアアイドルもびっくりのスタイルに挑発的な黒と真紅のビキニを纏うその姿は、周囲の殆どの男の視線を釘付けにしていた。  その隣では、同じく水着を纏ったデルとメリィの姿があった。 「うぅ、ヘルお姉ちゃんはすごいなぁ…」 「メリィさんはまだいいじゃないですか。私なんか姉妹なのに…はぁ」  二人ともヘルのスタイルを羨ましがっているが、この二人もそこそこの男に見られていた。  メリィは大きすぎず、小さすぎないという微妙なバランスが取れた体に、黄色地に黒で稲妻をモチーフにした模様のワンピースタイプ。  その大人しそうな雰囲気と相まって、背伸びしたい初々しい少女という印象を醸し出している。  デルはというと、姉とは真逆のいかにも水の抵抗が無さそうな小柄で薄い体に、スクール水着という格好。  更には胸に歪な平仮名で「でる」と名前が書いてあり、特殊な趣味のお兄様方が鼻血を垂らしつつ凝視していた。  ちなみに、この水着のチョイスはヘルである。 「ったく、めんどくせぇ…」 「…文句言わない」  そんな3人を、ゲンとホウは少し離れたパラソルの下で荷物番しながら眺めていた。 「まぁいーか…太陽がうっとーしーが、眼福ではあるからな…」  そんなゲンの格好はサーフパンツにパーカー、グラサンに麦藁帽子と中々本格的である。 「…それと比べっと」 「…何?」 「おめーは色気の欠片もねーカッコだなオイ」  ホウも水着を着てはいる…が、水着というよりウェットスーツである。  さらにゴーグルとシュノーケルという格好は完全武装としか言いようが無く、ゲンの言うとおり色気も何もあったものではなかった。 「ん…ボクは色気より食い気」 「自分で言うなオメーは」 「それに…見せたい男が居るわけでもないのに色気を振りまくと、面倒」 「あ? どーいうこった」 「…ああいうの」  ホウの指差した先は、3人の居るところ。  …と、よく見ると軽そうな男3人組に声をかけられている。  デルとメリィは困ったようにヘルの後ろに隠れ、ヘルが一人で3人を相手にしているようだ。 「ああいう馬鹿の相手、面倒」 「あー、成程な…助けんでいーんか?」 「…ん、大丈夫」  と、次の瞬間3人の男の海パンの両サイドが燃え、ハラリと落ちた。  とんでもない物を見てしまい、赤面して硬直するデルとメリィ。  そしてヘルが何か言うと、男たちは泣きながら逃げていった。 「…ありゃやり過ぎじゃねーのか」 「ん、無問題」  冷や汗を垂らしながら、ゲンは男たちに心の中で合掌した。 「それにしても…」 「…だから何」 「いや、やっぱ勿体ねーよ、お前」  ゲンは改めてホウを見る。  普段はもっさりした羽毛の服を着ているせいでわからないが、結構ホウは着痩せするタイプである。  ヘル程とは言わないまでも、中々の体つきをしているのは今の格好でもわかるのだ。  無地のワンピースタイプでもあんま目立たないからいいだろうに、等と考えていると、ホウは胸を腕で隠す。 「…すけべ」 「いぃ!? なんでいきなりそんな事言い出すんだっ!」 「ボクの胸、じろじろ見てた。きっと頭の中で脱がせて色々してるに違いない」 「ば、バーロー! んなこと考えてねー! それに見てたのは全体だバカ!」 「つまり、全部脱がして妄想してた…えっち」 「だあぁっ、その考えをまずはどっかにやれーっ!」  顔を真っ赤にして吠えるゲン。  それを気にした様子もなくホウは少しゲンに寄り、ウェットスーツのファスナーを胸辺りまで下ろす。 「それとも…ここでボクを襲いたいとか考えてた?」 「っ!?」 「ボクの体…そんなに魅力的?」 「な、なななな、何を言って…」  突然雰囲気の変わったホウの誘惑に、ゲンはうろたえる。 「ここから先は…キミの手で」 「ああ、え、い?」  言葉にならない声を漏らし、ゲンの手はホウの胸へと伸びていく。  その動きは、まるでウツボットに惹かれて寄ってきた虫。  そしてついにファスナーを掴む…という所で、ホウは身を引いた。 「…って、え?」 「……冗談」 「……オイ」 「こんな公衆の面前でこの程度の誘惑に乗る…やはりキミはすけべ、いや変態。犯罪者予備軍」 「謀ったなキサマー!?」 「でも手を出そうとしたのは事実」 「う゛」 「…変態」 「う゛あああああああああああ!?!?!? オレは、オレはあああああああああっ!!!!!」  止めを刺されたらしく頭を抱えて転がりまわるゲン。  それをホウは満足げに眺めていた。  …哀れ、ゲン。  その後戻ってきた3人と合流し、一行は腹ごしらえに海の家へ。 「………orz」 「ねぇ、ホウちゃん。なんだかゲンくん元気無いんだけどどうしたの?」 「……少し弄り過ぎた。反省はしてない」 「ゲ、ゲンさん、いつまでも沈んでないで食べましょう? 焼きそば、美味しいですよ」 「さん付けで呼ぶな…オレは大工じゃねぇ…」 「…ネタが古い」 「あーらら、結構重症ね…ん、おいひ」  人事のように言いつつ、ビールと焼き蛤を味わうヘル。 「姉さん、少しは気にしてあげても…」 「根暗に付き合うだけ時間の無駄。ヘル姉さんみたいに気にしないのが正解」 「誰がネクラだあっ!」 「あ、復活した」  ホウの暴言にナイトヘッド付で噛み付くゲン。  勿論、ノーマル鳥タイプのホウには効かず。 「…馬鹿?」 「……てめー、今に見てろよ」  分が悪いと感じ、ゲンは引いて焼きそばをつつき始める。  その傍ら、ヘルはジョッキを片手にデルとメリィに絡んでいた。 「(ぐびぐびぐび)っはー、おいしー!」 「姉さん、飲みすぎですよ?」 「そんなこと気にしないの! それでねぇ、ここに来る前はナナシマ諸島に行ってたんだけど…  私もだーりんも若いからねー、何時でも何処でも ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        検   閲   削   除 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ってな感じの旅だったのよ~♪」 「あう、あう、あうぅ…///」 「ね、姉さん! 他の方も居るんだから自重してください!」 「えー、いーじゃない減るもんでもなしー」 「減ります! 主に萌えもんとしての尊厳とか色々と!」 「だーいじょうぶ! それにあんたたちもそのうちそんなこと気にしなくなるわよ~♪」 「そ、それはちょっとやだなぁ…」  酔いが回ってきたのか、ヘルはいい感じに暴走していた。  下ネタに耐性のない二人をいじくって楽しんでいる。  そして自分の話が終われば次は相手の話、となる訳で。 「あはは…ところでさ、デルもメリィも、何か進展あった?」 「それって…マスターとのこと?」 「進展と言われても…まぁ、いつもどおりとしか」  顔を見合わせてそう答える二人。  その答えにヘルは驚いていた。 「ちょっと、まさかあんたたち…まだどっちもアタックかけてなかったりするの?」 「え、ええ…」 「私は、旅が一区切りついたらって…」 「ダメね。ダメダメね。いい? 恋はね、受身じゃいけないのよ。攻め攻めでいかないと!」 「…おいおい、二人ともお前とは違うんだからそう上手くはいかないだろ」 「あ、だーりん♪」  ヘルは自身の恋愛理論を語り始め…ようとして、突然現れたヨシタカに止められた。 「だから人前でだーりんは止せって…照れるじゃないか」 「お義兄さん、ご主人様は?」 「ああ、アキラなら多分センターに戻ったぞ」 「うぅ…水着姿、見せたかったなぁ」 「まあまあ、何なら部屋で着て見せてあげればいいじゃない」 「そ、それはちょっと…」 「それじゃ、後で写真を撮りましょう。そうすれば…」 「あ、それならいいかな」 「なぁ、オレはもう戻っていいか? あんま太陽の下にゃ居たくねーんだ」 「ああ、構わないよ。荷物番は僕が引き受ける。ホウはどうする?」 「…ボクも戻る」 「ゲッ」 「…何?」 「な、何でもねぇよ! 先に戻るっ!」  ゲンはそう言い捨てるとダッシュでセンターへと戻っていく。  それを見送ったホウも、自分の食事を片付けてからゆっくりと戻る。  残された4人は、それからもう暫く海水浴を楽しむのであった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・あとがき  前回の後書き忘れてたの今更気づいた曹長です。  ってか前後編じゃ済まずに三分割になってしまったorz  今回は前回の最後の空気はとりあえず置いといて、女の子たちのサービスシーンでした。  …え、絵がないからわからん? 妄想で補完してください。  参考までに、女の子組の身長&胸は…以下のイメージです。  ヘル:170cm・F  ホウ:159cm・D  メリィ:143cm・A  デル:138cm・AA  うん、デルちっさい。ヘルとは実の姉妹なのに(笑  次回こそは後編です。  彼らの関係は、次回で一つの区切りを迎えることでしょう。  それでは。

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