前回のあらすじ
コイキング→ギャラドス
うめぇwwwwwwwwww
トレーナーを蹴散らしてる内に進化を果たしたギャラドスたん。
テンション上がってきたwwwwwwww
俺達はマサキがいるという岬へと向かった。
マスター「ああ、連戦の後のせいかマサキの家が輝いて見える・・・」
ギャラドス「長い道のりだったな」
この岬はデートスポットになってるらしくアベックがいっぱいいた。
あれ・・・なんだろう、トレーナーと戦ってるより辛いや・・・
と、言いたいところだが俺にはかわいいかわいい嫁がいるもんね!
ひゃっほほおぉおぉおぉおぉおい
マスター「デートスポットで俺と一緒。後は分かるな?」
ピカチュウ「ハイハイ」
フシギソウ「キレイな場所だねー」
ギャラドス「激戦の後だから感動も一塩だな。」
マスター「デート♪デート♪フヒヒ」
ギャラドス「とっととマサキとやらに会おうぜ」
ニコニコでハイテンションな中、マサキ宅に到着、
呼び鈴を鳴らすとインターホンからマサキらしき人物の声がした。
マサキ「どなた?」
マスター「珍しい萌えもんをコレクションしてるときいてとんできますた」
マサキ「ほーか、まぁ上がりいや。」
ピカチュウ「おじゃましまー・・・ってなにこいつ・・・」
ギャラドス「なんじゃこりゃ」
そこに居たのは萌えもんとも人間とも♂とも♀とも取れる奇妙な生物(?)だった。
マサキ「こんちわ!僕萌えもん・・・!
・・・ちゃうわい!」
マスター「ちゃうんか」
マサキ「ちゃうわい」
うーむ、見事なノリツッコミだ。
と、関心してる場合ではない。色々事情を聞かないと
何が何だかさっぱり分からん。
マサキ「わいはマサキ!人呼んで萌えもんマニアや!」
マスター「・・・」
マサキ「あッなんやその目は?あんさん信用してへんな」
そりゃこんな奇妙な格好された奴に「私はマサキです」って言われても信用のしようがない。
というかそもそもマサキの顔知らんからどうしようもないんだなこれが。
フシギソウ「あの・・・本当にあなたがマサキさんなんですか?」
マサキ「ホントやで!実験に失敗して、萌えもんとくっついてもうたんや」
マスター「1万年と2000年前から?」
マサキ「あなたと合体したい・・・、ってアホか!
そりゃ萌えもんのことは愛しとるが」
ギャラドス「ポ○ラを外しゃ直るのか?」
マサキ「ちゃうわ!わいは宇宙人でもなきゃ大猿でもないで!」
マスター「あれだ、「ハッ!」ってやる時、指の角度がずれてたんだろ」
マサキ「それなら1時間で元にもどっとるわ!」
ギャラドス「友情のバ○ムクロス?」
マサキ「ネタが古すぎや!」
マスター・ギャラドス「(こいつ、面白いな・・・)」
なんだろう・・・いじりがいがあるというかなんというか
ピカチュウ「あー、その二人はほっといていいから。それでどうすればいいの?」
マサキ「おー、嬢ちゃんが話の分かる奴で助かったで」
フシギソウ「元に戻すにはどうすればいいか教えてください。」
マサキ「わいが転送マシンに入るさかい、分離プログラムを頼むで!」
フシギソウ・ピカチュウ「??」
マサキ「要するにな、そこにあるパソコンをいじってくれやー」
フシギソウ「これですかー?」
マサキ「そうや!それやそれや!それに【分離プログラム】って書いてあるやろ?
それ起動してくれー」
フシギソウは てんそうマシンの
ぶんり プログラムを きどう した!
ピカチュウ「ってなんでフシギソウがこれのいじり方知ってるのよ?」
フシギソウ「マスターが使ってるの見たことあるから少しだけなら・・・」
ピカチュウ「ふーん」
テテテテーン♪
マサキ「やあー!おおきに、おおきに、助かったわ!」
マ~ッハロッドで~♪ブロロロロ…~♪…魔人ド○ゲを~♪ル~ロ♪ル~ロ~ロ~♪…
ってピカチュウたんとフシギソウたんが勝手に話を進めて、マサキが元に戻ってしまった。
まぁ、初めからそのつもりだったからいいけど。
ギャラドス「もうちょっとそのまんまでも面白かったのにな」
マサキ「散々人困らしといてあんまりやで。」
ギャラドス「サーセン」
マサキ「で・・・あんさん!わての萌えもんコレクション
見に来たのちゃうんか?」
マスター「それもあるが、他にも色々用事があったきがするけど忘れたっていう」
ピカチュウ「しっかりしなさいよ・・・」
マサキ「・・・まぁさっさと思い出しーや。
・・・ああそや!お礼っちゅーのもなんやけど・・・これやるわ!」
マスター「なにこのチケット?」
マサキ「今クチバの港にサント・アンヌ号がきとんのや。」
フシギソウ「サント・アンヌ号?」
マサキ「押しも押されぬ豪華客船や。
萌えもんトレーナーもぎょうさんくるらしいで」
サント・アンヌ号って確か建造するのにうん十年かかったっていう船じゃないか。
プロジェ○トXで建造計画云々の話をやってたのを見た記憶がある。
マスター「とどのつまり、これはそのサント・アンヌ号のチケットってことか。」
マサキ「そや。チケットもろたのはええんやけどパーティとか好きやないからな
変わりに行って遊んでえな。」
こりゃいいものをもらった。豪華客船なんざ一生乗ることすらないだろうとか思ってたけど
こんなこともあるもんなんだな。
マスター「こいつはありがたい。遠慮なく使わせてもらうぜ。」
ギャラドス「楽しみが増えたな。」
ピカチュウ「船に乗るの初めてなんだけど大丈夫かな」
フシギソウ「私も初めてだからちょっと怖いかも・・・」
マサキ「そんな恐いもんやないでー」
みんな未知の物に対する恐れ半分楽しみ半分ってところか
出航時間を見る限りじゃ、まだまだ時間はあるみたいだ。
というわけで俺はマサキの萌えもんコレクションを見せてもらった。
うはwww見たことない萌えもんいっぱいwwwwwwww
マスター「この絶対領域・・・!素晴らしい!」
マサキ「せやろ?せやろ?こいつなんか見てみぃ、このキラキラした目、たまらんやろ?」
マスター「最 高 だ な !」
マサキ「最近こいつの服買って着せ替えるのに嵌ってん。」
マスター「変態乙www」
マサキ「じゃかぁしい!んで、どんな服が似合うんか悩んでんねん」
マスター「そうだな・・・銀色のシンプルなティアラを頭に
身体はライトグレーに縁取りが白のゴスロリで固めるといいかもしれん。
スカートは膝上5cmくらいな。それでSっ気のあるお姫様を演出するとクルぞこれは。」
マサキ「ふんふん・・・んじゃこいつの服は―」
マスター「この娘はだな―」
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ギャラドス「あいつらいつまで話してる気なんだ・・・?」
ピカチュウ「ありゃ長引きそうね・・・」
フシギソウ「でも二人とも楽しそう。」
ギャラドス「どうする?」
ピカチュウ「三人で岬でも散策しよ」
ギャラドス「そうだな」
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マサキ「あら?もうこんな時間かいな。」
マスター「時間たつのはえーwwwそれじゃそろそろ、って・・・あれ、三人がいなくなっちゃった」
マサキ「暇やけん岬で遊んでるってゆーとったで」
マスター「そうかそうか」
夢中で語りあってたせいで三人とも暇しているようだ。後で謝っておこう。
あ、マサキに聞きたい事があったんだった。
マスター「おおそうだ、用件思い出したぞ。」
マサキ「なんや?」
マスター「この辺で強盗事件あっただろ?あれについてなんか知らない?」
マサキ「せやな・・・そういや被害に遭った家の周りをうろついとるケッタイなおっさんがおるって話聞いたで」
マスター「mjd?」
マサキ「マジや。今ならまだ間に合うんとちゃう?」
マスター「イイ情報さんきゅうっと、それじゃ善は急げってことでおいとまするぜ」
マサキ「ほんじゃ気ぃつけてーな」
外に出た俺は三人と合流。
ブツクサ文句を言われながらも先へと進むのであった。
続く・・・
最終更新:2008年07月22日 18:46