5スレ>>548-2


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ロケット団からのスカウトを受けた翌日。
約束の場所へ行くと、一人の団員とオニドリルが待っていた。
僕たちはその背に乗り、タマムシシティにあるというアジトへと向かう…



「この建物の地下がアジトだ」
「……なんてこったい」

思わず天を仰ぐ。
アンタらはなんて場所をアジトにしてくれるんだ…

「ゲーセンじゃないですかぁ! わーい、遊び放題です~~~♪」

あぁ…ロケット団って給料いくらもらえるんだろう。
生活費残るのかなぁ…

「大丈夫ですよマスター! 食事なんて数日に一回取れば死なないです!」

僕の様子を見てか、そんな発言までしやがりました。
てめーのゲーム代で破産するのは決定事項ですかそうですか。

「うわー、でかい! 広い! …………高い」

大きいゲーセンは1クレ100円のものが多いのよね。




「じゃあマスター、私は鉄拳やってきま……あぅ」
「ダメ」

ゲームに走ろうとするムウマを捕まえ、先導する団員さんについていく。

「このポスターの裏にスイッチがあるから、入るときはそれを押すんだ」
「今更スペクトラルvsジェネレーションとは、なんとも微妙なポスターですねぇ…」
「……上司の趣味でな」

団員さんがスイッチを押すと、隠し階段が出てきた。
なるほど、壁に隠れて客からは見えないようになっている。
階段を下りると、

「入ったらすぐ横のボタンを押して、入り口を閉めるようにな」

とのこと。
誰かに見つかったら大変だしね。




その後は司令のところまで案内され、いくらか説明を受けた。

指令が出たらそれに従い行動すること、
暇なら警察やらレンジャーやらを襲って戦力を削っておくこと、
逃げるときには必ず捨て台詞を吐いてから逃げること、
やられたときには階級別に決められた断末魔or捨て台詞を言うこと、
可能なら爆発もすることなどなど…

どうやらこの組織は様式美も重視しているらしい。

とりあえず 御 託 は い い か ら 制 服 よ こ せ
ムウマとしても早くゲームしに行きたいようだし。




…というわけで。
ついにねんがんのロケット団制服をてにいれたぞ!
もちろんすぐに着替えた。

ムウマはその間にどっか行った。
120%上のゲーセンで遊んでるんだろう…いつの間にか財布なくなってるし。
まぁいいや。彼女が遊んでる間、僕は浪漫あふれる秘密基地を堪能させてもらおう。




マスターという束縛から解放されたムウマは、ここぞとばかりに豪遊していた。

「この店のゲームを全制覇してやるですよ~!」

クレーンゲームから音ゲー、格ゲー、シューティングにクイズに麻雀! もちろんメダルゲームも!
それはもうやりたい放題だった。




先輩の団員さんに挨拶しながら基地を一通り見て回って、ムウマを迎えに行くと…

「あっマスター! 一緒にプリクラ撮りましょうよ~」

それより財布を奪い返すのが先だ。
中身を見る。

「…ねぇ、1万円は入ってたと思うんだけど」
「大丈夫! プリクラ代だけは残してあります♪」

もはや返す言葉が無かった。
というか諦めがついて悟りが開けた。
なのでプリクラは仲良く笑顔で撮りました。





その後しばらく待機していると、司令からの呼び出しが入った。
ムウマも連れて行こうとしたが、他の団員とモンハンをやってたようで

「うるさい気が散る。一瞬の油断が命取り」

とか言われたので、先ほど悟りを開いた僕は黙って司令のもとへ向かった。




司令の前へ行き敬礼。やはり様式美って大事だと思うんだ
そして初任務を言い渡された。

「君にはあるマンションの調査を頼みたい」
「調査…ですか?」
「間取りetc.を調べ、それをまとめて図表にしてほしい。できるな?」
「…分かりました。」

まぁ、最初から重要な仕事を任されるわけもないか。

「ムウマ、行くよー!」
「あっ、待ってください! このリオレウス倒してからでお願いします~」




調査対象は、この街の中でも特に大きいタマムシマンションだ。
これは結構な作業になるぞ…
ちなみに目立たないよう、不本意だが服は普段着に着替えてある。


…普通に入れた。普通に見て回れた。
監視カメラはいくつかあったが…特に怪しまれることもなく作業は進んだ。
しかし堂々と裏口から入っても声をかけられなかったあたり、防犯意識が低いと言わざるをえない。
将来ここのマンションには住まないことにしよう…





見てきた結果を図面にして提出。初任務は意外と簡単に終わった。
その後食堂で食事をしていると、ハブネークを連れた団員さんに話しかけられた。

「すみません、相席いいですか?」
「あ、いいですよー」
「ありがとうございます。 おや?あなたは新入りの…初任務はどうでしたか?」
「緊張しましたけど、意外と楽でしたよ。」
「これから色々大変になるでしょうけど、頑張ってくださいね。」

気さくないい人のようだ。
せっかくの機会なので、先輩の話を聞いてみることにした。
どうやら盗みなどの任務はあまりないそうで、今日みたいな作業が多いらしい。
しかし今度、大掛かりな作戦があるようだとか…

「まぁ、まだ噂レベルですけどね。でも時期的に、そろそろ何かあってもおかしくないですよ」
「そうなんですかー…」

他にも任務の経験など様々な話を聞いた。
その間ムウマは、ハブネークにPSPを渡してゲームを教えていた…

「マスタぁ~、この子ゲームをしたことないんですってー」
「うんうん、ゲームはお金と時間の無駄だからやらない方がいいよ」
「むむ! ゲームは(前略)(中略)(後略)であるからして、これをやらないなど言語道断ですっ!」

やかましい。
まぁ少しでも仲良くなれたんならいいのか…な?





こんな感じで俺たちのロケット団生活は始まった。
気のいい先輩にも出会えたし、なかなか居心地はいい。
これから色々なことがあるだろうけど、この制服とバッジにかけて! 頑張っていきたいと思う。

唯一問題点があるとすれば、真上がゲーセンというこの環境か…

「マスター、対戦しましょうよ対戦!」
「しねーよ、もう金ねーよバカぁぁぁぁ!!!」


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・ムウマ Lv24
 タイプ:ダメ幽霊
 わざ: 食べる ゲームする 寝る 降霊術

 とくせい:オールラウンダー(全てのジャンルのゲームができる)
 もちもの:「戦闘モードは右手にバーチャガン、左手にスーパースコープです!」

マスターの金を使いきったダメ幽霊。
銀行の預金を使い果たす日も近いか。
戦闘は一切していないが、各種ゲームをやることで身体能力は上がってきているようだ。



・ガラガラ Lv49
 タイプ:じめん
 わざ:いあいぎり つばめがえし ホネこんぼう かげぶんしん など

 とくせい:おたすけキャラ(初期能力は高いが成長率は悪い)
 もちもの:ふといホネ

今回はまったく出番なかったガラガラ姐さん。
次回は……どうだろう?
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