5スレ>>725


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諸君、私はチャイナ服が好きだ。
諸君、私はチャイナ服が好きだ。
諸君、私はチャイナ服が大好きだ。
あのスリットが好きだ。
ちらちらと見え隠れする太ももなど心が躍る
惜しげもなく晒される脚線美が好きだ。
露わにされた脚を組みかえる様など最高だ。
さりげなく身体のラインを強調するデザインが好きだ。
胸元がぱっつんぱっつんになっている様など感動すら覚える。
重ねて言おう、私はチャイナ服が大好きだ。

「……あの、マスター」

「なんだピジョット」

「熱弁しておられるところ申し訳ないんですが……着ませんからね?私」

「馬鹿な…………ッ!!!」



<<COSTUME MOEMON -China Dress Version->>




「とりあえずピジョット、そこに正座しなさい」

「はぁ……」

びし、とチャイナ服の詰まった紙袋を手にした右手で床を指し、ピジョットに着座を求める。
ピジョットは渋々、といった様子ながらも素直にその指示に従い、大人しくその場に正座した。
俺はひとつ咳払いをして、無意味に威厳など取り繕い(皆目ないが)、芝居がかった口調でピジョットに語りかけ始めた。

「いいかね、ピジョットくん」

「はい、なんですか」

こちらの無駄な演技に対し、心底面倒そうにしながらも付き合ってくれるピジョット。
そういうところが大好きさ、俺の嫁。

「この紙袋の中に入っているのは、ただのチャイナ服ではありません」

「……エッチなチャイナ服ですか?」

「違うッ!」

それもあったけどなっ!
あまりにも安っぽかったから眼中に入れなかったのさっ!
……気を取り直して。

「この紙袋の中に詰まっているのは、チャイナ服という名の、浪漫です」

「浪漫ですか」

「浪漫です」

自信を持って断言する。
そう、これは浪漫なのだ。
自分の嫁にチャイナドレスを着せる。
男としてこれ以上素晴らしい浪漫があるだろうか?
いや、ない。反語。
少なくとも俺にとってはない。
だからこれは何があってもピジョットに着てもらわなければならない。
むしろピジョットには着る義務があるとすら言える。

「いや言えませんから、そんな義務どこにもありませんから」

「シャアラァップ! そんな突っ込みは不許可です!」

「黙らされた!? 不当な言論の弾圧!?」

「お前に拒否権や発言権を認めたことなどあんまりない!」

「いやそんな酷い扱い受けたことないですよなんで自分で自分を外道呼ばわりしてるんですかしかも根も葉もないことで!」

「黙らっしゃい! いいから早くこの袋の中にある下着と服に着替えるんだピジョット!」

「下着!? 下着までセットなんですか!? 流石にそれはセクハラが成立しますよマスター!」

「普段からセクハラどころじゃないことなんていっぱいしてるだろう!?」

「大声で妙なことを怒鳴らないでください!」

「じゃあ早くチャイナ服に着替えろよ!」

「嫌だって言ってるじゃないですか!」

「なんでさ!?」

「恥ずかしいからです!」

「このチャイナ服と下着を一人で買ってきた俺はもっと恥ずかしかったよ!」

「それは自業自得って奴でしょう!?」

「そのとおりだよ! でもその苦労の見返りを求めたくなるのが人の性だからさっさと着替えてよ!」

「だから嫌ですって!」

「着てよ!」

「嫌です!」

「着てって!」

「嫌!」

「着てください!」

「嫌だって言ってるでしょう!?」

「着てくださいお願いしますこの通りですお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします!」

「ちょ、土下座!?」

「フハハ、それもスライディング土下座だ! これで断れまい!」

「いやお断りしますけど!」

「なんという! ならば俺は今から外に出てこのチャイナ服への高ぶる思いをありのままに高らかに謳い上げてくるぞ!」

「ご近所迷惑なうえにここに住めなくなりますよ!」

「ならばこのチャイナ服を着るがいい! さもなくばお前は俺と一緒に宿なしの身だ!」

「うわ、本来マスターの方が圧倒的に失うものが多いはずなのにこちらのダメージの方が大きいように思える!」

「フハハハハハ! これでお前はチャイナ服を着ざるを得まい! 俺の勝ちだ、ピジョット!」

「なんか誇らしげにしてるけど駄目駄目だこの人ー!?」

……と、ここまでノンストップボケツッコミラブコメディ(ラブ=チャイナ服ピジョットが見たいという欲求)を繰り広げて。

「ぜぇ、ぜぇ……」

「はぁ、はぁ……」

なんともお約束な感じに息を切らして、睨みあう。
何もせず、何も言わず、ただひたすらに、見つめあう。
先に動いた方が負けの、ごく単純な根競べ。

「……はぁ」

しかし。
こういう状況になった時点で、どちらが勝つかは暗黙のうちに決まっているのが、我が家なのだ。

「わかりました、負けました、降参です――その袋の中の服、着ればいいんですね?」

ホント、しょうがない人。
大きなため息と共にそう呟きながら、それでも苦笑いだけで俺のわがままを受け入れて。

「着替えてきますから、ちょっと待っててください――覗いちゃ駄目ですよ?」

そう言って、ピジョットは奥の部屋へと消えて行った。



***



「もちろん覗くんですけどねー」

それにしてもこの男、最低である。
自分のことだけど。

「そんなわけで俺は我が家にいくつかある覗きポイントの前までやってきたのだ、っと」

まぁ単にドアを絶妙な隙間を作るよう沈黙のうちに開けるだけなんだが。
とにかくこれでピジョットのチャイナ服に加えて生着替えまで拝めるというわけですようっへっへ。

「さて、ピジョットのお姿は……と、いたいた」

俺のサーチアイ(ピジョットの姿を高速で探知し追跡する)が部屋の隅で紙袋を抱えたピジョットの後ろ姿を捉える。
あー、やっぱピジョットの尻の形はいいなー、と面と向かって言って翼で撃つつまり全力びんたを食らった感想をもう一度呟いてみたり。
……お、紙袋の中からチャイナ服をとり出した。
ちなみに俺が買ってきたのは真紅の絹地に金の刺繍が施されたものでお値段なんと小遣い一年分。
……俺の小遣いがいくらかは聞くな。
安いという意味ではなくあの一着にかけた値段を思い出したくない。
しかしその甲斐あって縫製デザイン共に非常に素晴らしい逸品であるよ!
あ、その奥に入ってた下着見て固まってる。
なんだよー、上は普通のブラだし下はちょっとヒモなだけじゃないか。
お前それ以上にヤヴァイの持ってただろ。自分で。
ちなみに上下ともに黒です。黒いいよね黒。

『マスターのばか……』

いいえ紳士です、変態という名の。
あ、諦めてついに服に手をかけた。わっふるわっふる。
……あれ、なんかスカートの中に手が入ってるんですけど。ちょっと。
あ、スカートの中からなんか布が……おいちょっとそれはずるくね!?なしじゃね!?
服を脱いで下着を脱いで更にそこから下着を着て服を着るっていうのがサービスシーンの王道なんじゃね?!
なのに先に下着を着替えてから服を着替えちゃうなんてお前それは反則じゃね!?
しかしそんなことを主張したら間違いなく殺されるこの状況!もどかしい!
ちなみに今日のピジョットのパンツはピンクのレースでした。お前好きだなそれ。
そしてピジョットは脱いだパンツを紙袋に閉まって……あ、俺の買ってきた下着(黒のヒモ)を手に取った。
どうやらブラは服を脱いでから外すらしい。おっぱい星人にそれはご褒美です。

『うう……恥ずかしいなぁ、この下着……』

何を言うんですか、さっきも言ったけどちょっと横と後ろがヒモなだけでお前はそれ以上にヤヴァイの持ってるじゃないか。
言っておくがただ単にエルォイから選んだんじゃないぞ、チャイナ服を着た時に下着のラインが出たりしないよう最大限考えて選んだんだぞ。
戯言だけどね。
そんなことを言ってる間にピジョットが下着を履いてしまった。
この間の描写の割愛に何らかの意図を感じ取った人は何も言わないでいてほしい。
そしてこの発言の意味が分からなかった人はそのままの君でいてほしい。
あ、ついに服に手をかけた。
脱ぐか、脱ぐのか、脱いじゃうのか?
って脱いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
いやしかしワンピースだからって裾掴んでそのまま一気って結構豪快だなピジョット。
おかげでお尻が丸見えですよウフフ。
下着がヒモだから後ろからだと一切隠れてないんだよね何この天国うへへへへ。
何?その丸見えのお尻について詳しく?
残念ですがピジョットの尻は私だけのものなので却下です。残念だったねぇ!
とかなんとか言ってるうちにピジョットの手がブラのホックにかかってる!きたこれ!

『ん……っしょ』

キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
心の中で粉砕玉砕大喝采!最後だけでいいな!
うおおブラ外した瞬間にたぷんと揺れたのが後ろからでもわかるって今更ながらどんだけでかいんだお前!
まぁその乳を事あるごとに揉んだり舐めたり吸ったり顔うずめたりしてるわけだが!
大丈夫!これくらいなら問題ないってことはこの間の電撃四コマで確認済みだ!

『うーん、やっぱり大きすぎるなぁ……もう少し小さくならないかな』

おい何を言ってるんだピジョットそれを小さくするなんてとんでもない!
むしろ俺はもう一回り大きくてもおいしく頂けるよ!?
ていうか手のひらで胸を抱えてたぽたぽするんじゃないエロいから!
ただその大きさだと心配なのはブラのサイズだな!
一応胸の大きい女性向けの下着店を調べてそこにおいてある最大サイズを買ってきたけども!
おお、ついにピジョットがブラに手を通した……あ、ブラつけるときって脇の方の肉も寄せるのか。へー。
寄せるような肉がないほどスレンダーな人よりちょっと寄せられるくらいの肉付きの人が好きです。まぁピジョットのことだけど。
カップが胸を包み込んで……ワイヤーが肩にかかって……さぁホックは……とま……と……止まった!
よくやった俺の見立て!記憶だけでよくピジョットにぴったりのブラを購入した!
あそこで店員さんの勧めに従って1サイズ小さくしなくてよかった!
そしてそんな大きな胸の嫁が大好きですよ畜生!

『……んー、ちょっときつい……? そうでもないかな?』

と思ったらまだ小さいとかおまいつの間に育った!?
いやむしろ俺が育てた!何せ毎日揉んだり舐めたり吸ったり顔うずめたりしてるからな!
しかしそうなるともうオーダーメイドしかないらしいぞ!今度一緒に買いに行こうな!

『……ん?』

……ッ!?
………………!

『……気のせいかな?』

……イェス!回避成功ッ!
しかも副次効果でそれまで背中しか見えなかったピジョットが横を向いてくれるという幸運ッ!
おかげでブラの中にみっちり詰まったおっぱいがよく見えます!
ていうかあれちょっとどころかでなくきついんじゃないですかもうみっちみちですけど!流石俺の嫁!
そしてついに!ついにチャイナに手がかかりましたよ!
長かった……ここに来るまで長かった……!
ついに、ついに嫁のチャイナ服姿が拝めるんですね!わかります!
……って、そういえばあの服どうやって着るんだ。
買うときその辺まで気にしてなかったけどピジョットわかるんだろうか。
……あれ?これやばくね?

『えっと……確か、こことここを外して、っと』

と思ったらピジョットさんえらい手際よいですね!?
迷うことなく首後ろのファスナーと胸元のホックを外してくださいましたよ!
更にホック下にあったファスナーも下ろして……へー、ああなってんのかチャイナ服って。17へぇ。

『んーと、これなら上から被っちゃったほうが早いかな?』

あ、そう着るのかあれ。へー。そーなのかー。
しかしスリット腰上まである奴だから被るとなると裾がえらいことになってんな。

『ん……よいしょ、ってきゃあああっ!?』

う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?
ぶ、ブラが!ブラのホックが!飛んだ!はじけ飛んだ!
その反動でおっぱいがもうなんか揺れまくりの跳ねまくりのえらいことに!
ちょ、誰かカメラ持ってこ……クソッ間に合わねぇ!なんてこった!

『う、ううぅ……どうしよう……』

どうやらブラのホックを完全に駄目にしてしまったらしいピジョットは、胸を抱きかかえるようにしたままうずくまってしまった。
うーむ、涙目で自分の身体を抱きかかえるようにしてうずくまる図というのはなぜこうも嗜虐心と保護欲という矛盾する二つの感情を刺激するのだろう。
しかしブラ駄目になったか……結構気に入ったデザインだったんだけどな、あれ。
まぁ仕方ないよね。

『ブラ、駄目になっちゃったし……でもマスター待ってるし……うぅ……』

あれ、なんかピジョット悩んでる。
ブラなら別に他の奴、それこそさっき脱いだ奴つけてもいいんじゃないかな。
気合い入れるときは上下お揃いの下着にするらしいけどまぁこの場合仕方ないし。

『……しょうがないなぁ』

うん、しょうがないしょうがない。
今回くらい別にいいですよ、下着なんてまた買ってきてあげるし。

『ブラ、つけないで着よう……』

「なんですとぉっ!?」

『ひぇっ!?』

……あ、やっべー。
どう見ても気づかれた、っていうか思いっきり目が合ってます本当にありがとうございました。

『ま、ま、ま……』

あれ、なんかピジョットの周りの空気が歪んで見えるんですけど。
なんだろう、それでいてなんか部屋の奥からむわっとした熱気が……あー、なんかこの現象に覚えがあるような……

『マスターの、バカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

あ、陽炎だ、そうだそうだ。
そんなことを考えながら、ピジョットがブチ切れて放った熱風をもろに食らいつつ、俺はピジョットのたぷたぷ揺れるおっぱいをしかと目に焼き付けたのだった。
……アホだなー。



***



「……んあ」

「あ、気が付きましたか?」

高熱と風圧と衝突の三拍子をモロに食らってすぽーんと手放していた意識をようやく取り戻した俺に、ピジョットの声が降ってくる。
一体どういう状態だと目を開けて見れば、目の前には……どたぷんと揺れるピジョットの胸(ただしチャイナ服)。
少し首をひねって御胸様(あまりに素晴らしいので様付けせざるを得ない)の向こうを見ると、眉を八の字にして心配そうにこちらを覗きこんでくるピジョットの顔。
どうやら俺が気絶してからずっと膝枕してくれていたらしい。
もうほんとうちの嫁が優しすぎて可愛すぎて(以下300行程度の惚気話となるため割愛)。
閑話休題。

「どんくらい寝てた?」

「そんなに長くないですよ、三十分くらいです」

そうかー、と気のない返事を返しながら、むっちりと柔らかいピジョットの太ももを後頭部で堪能する。
更に目の前にはピジョットの胸がたぷたぷしてると来ればもうこれこのまま往生しちゃってよくね?最高じゃね?
というところまで考えたが、ふとそこで思い出したことがある。
これを聞かずには死ねない、死んではいけない、死んでたまるか。

「……ピジョット」

「はい?」

俺の呼びかけに何のためらいもなく背中を曲げて俺の顔を覗きこんでくるピジョット。
じっとこっちを見つめる顔の可愛らしさもさることながら身動きするたびにふるふる揺れる御胸様が素晴らしいですね、ところで。

「どうしても気になることがあるんだが、いいか?」

「……? なんですか?」

きょとんとするピジョットの顔をまっすぐ見つめ返し、俺は極めて重大な事実の確認をピジョットに行うことにした。

「その胸、下着つけてんの?」

「マスターのばか!すけべ!変態!」

「ふはははははどれも褒め言葉だ愚か者め! さぁ俺にブラの有無を赤裸々かつ恥じらいながら教えるがよいわ!」

「もうやだこのひとー!」

ハハハ涙目になりながら頭を振る様子も可愛いなぁ!(末期)
さぁ早く俺に事実を伝えるんだハリーハリーハリィ!

「…………せん」

「声が小さいよ! もっと大きな声で!」

「……けてません……!」

「全然気持ち伝わってこない! もっと大きな声で!」

「つけてませんっっっ!」

「はい今伝わった! ピジョットの気持ち伝わったよ! よーしその胸にダイヴしてあげよう!」

「きゃあああああああああああああああああああああああああ!?」

がばっと跳ね起きた俺はピジョットの胸に文字通り飛びかかりむしゃぶりつき顔をうずめたり揉みしだいたりして徹底的にピジョットをいじめ倒しましたとさ。
めでたしめでたし。
……チャイナ服?普段着にするようピジョットに命令して毎日着させてる。予備何着か買って。
日々是羞恥プレイ。俺によし。















***作者の懺悔室***

なんでしょうねこれ。
コスプレSSのはずなのにコスが一切活かされてませんね。
むしろ御胸様SSと名を変えるべき。
だがしかしこれくらいやらないとSSスレの常識にとらわれないままでいることは難しいと思った、反省も後悔もしていない。
……正直スマンカッタ。

ばーい鳥嫁
ツールボックス

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