5スレ>>761


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まだ8月だというのにやけに寒い。
確かに私室では冷房をかけて寝るが、業務用クーラーじゃあるまいし、こんなに冷え込むことはありえない。
というか俺は転移装置の稼動実験をしていたはずだ。寝ていた覚えはない・・・
しかし寒い。真冬の積雪の上を夏服で寝ているような寒さ・・・実際に手にも雪の感触が・・・って雪?
その冷たい感触で寝ぼけていた俺の頭は一気に覚醒する。
そして辺りを見渡すと一面の雪景色だった。


「・・・ここは・・・どこだ?」


      ***


「お互い自己紹介が遅れたな。ワシの名前はオーキドじゃ。周りからは萌えもん博士と呼ばれておる。」

「俺はサトルといいます。しかしいいんですか?見ず知らずの俺を中に入れたりして・・・」

「気にするな、困ったときはお互い様じゃ。」


私は今マサラタウンという小さな町の研究所に来ている。
あのあとすぐ近くに整備された道があるのを見つけ、できる限り大きな施設を探してここにたどり着いたというわけだ。
事情も説明した。
海上基地で転移実験をしていた事、そして事故が発生してそれに巻き込まれたこと等を。


「にわかには信じがたい話じゃが・・・」

「まあ、そうですよね。俺も未だに信じられませんから。」

「世の中は不思議な事だらけじゃ。長く生きてればそんなことに出くわす事もあるかもしれんの。」

そういって笑うオーキド博士。いいのかそれで。

「それで、どうするつもりじゃ?」

「元いた世界に帰る方法を探しますよ。ずっとここにいるわけにもいきませんから。」

「それが妥当じゃな。よし、ならこいつを持って行くとよい。」

そういって博士は紅白カラーの変わったボールを俺に渡した。

「これは?」

「それは萌えもんボール。それを使って萌えもんをゲットするんじゃ。」

「はぁ・・・ところで、モエモンとは?」

「なんじゃ知らんのか・・・といっても無理はないの。ボールの真ん中にあるボタンを押すとよい・・・実際に見たほうが早いじゃろ。ちなみに中身はゼニガメじゃ。」


確かに見たほうが早い。
俺は博士の言うとおりにボールを操作した。
ボールが開き、中から光が溢れ、一瞬目が眩む。
そして現れたのはゼニガメ・・・ではなく、少女だった。


「・・・あの、オーキド博士」

「なんじゃ」

「これのどこがカメなんですか?どう見ても人間じゃないですか。」


ツインテールの髪型に水色のワンピース、カメにあるはずの甲羅すら見当たらない。
これがモエモンなのか・・・?


「あのぅ・・・」

「うえ!? あ、ああ・・・何かな・・・?」

まさか話しかけられるとは思わず妙な声が出る。

「あまりジロジロ見られるとはずかしいです・・・」

「あ!? そ、そうか・・・すまないな・・・」

「それと、博士・・・」

「なんじゃ?ゼニガメよ」

「何度も言いますけど、私はゼニガメじゃなくてパウワウです!!」

「む、そうじゃったか。はっはっは スマンスマン」

「うー・・・絶対にわかってません・・・」


どうやらカメではないらしい。しかしどう見ても人間にしか見えない。


「ふむ、やはりまだ混乱してるようじゃな。」

「博士、彼女は人間ではないんですね?」

「そうじゃ。萌えもんという種族じゃよ。同じ人間に見えるが人間とは全く違う、不思議な生き物じゃ。」

「それで、この娘を連れて行けと?」

「野生の萌えもんは襲い掛かってくることもある。じゃから野生の萌えもんから身を守るために萌えもんを連れていくんじゃ。
それに、君の腰にあるそれを萌えもん相手に使うのは違法じゃよ。」


そういうと博士は俺の腰にあるホルスターを見る。
確かに・・・というよりこれは撃てるほうがおかしいかもしれない。
もし躊躇いなくできる連中は気が触れてるとしか思えない。


「とりあえず君は萌えもんトレーナーとして萌えもんリーグを目指すとよかろう。君くらいの歳でチャンピオンになることができたら、
いくつかの研究施設への出入りも許されるじゃろう。もしかしたらそこで元の世界へ戻れる方法がみつかる可能性もある。」

「それなら博士が俺を施設に連れて行くことはできないんですか?」

「それは無理じゃ。いくらこのワシでも君は部外者でしかないからの・・・」

「やはり無理ですか・・・」


まあ予想通りではあるが。ここは博士の言うとおりにリーグとやらを目指すしかなさそうだ。
できる限り目立ったことはしたくないのだが帰るために情報は一つでも多いほうがいい。


「とりあえず今日はここで休んでいくといいじゃろう。ちょうど空き部屋が1つあるからそこで寝るといいじゃろう。
パウワウ、案内してやりなさい。」

「わかりました!」

「何から何まで、本当にありがとうございます。」

「困ったときはお互い様じゃよ。先ほども言ったとおりな。」


そう言って笑うオーキド博士。
しかし話のわかる人で本当によかった。
普通に考えれば俺の言ってることは他人から見れば気迷い事だろう。
不思議な事だらけで済ませるのもある意味問題だろうが・・・
とにかく、今日はお言葉に甘えて休もう。
明日は万全でなければ。




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あとがき

文章がめちゃくちゃだと思いますがこんなんでよければ続けていきたいと思います。
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