5スレ>>804


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子供の頃は、きっと誰もが「主人公」ってものに憧れたと思う。
もちろん俺だってその一人だった。



ただ、正直こんな形で叶うなんて思ってもなかった訳で・・・





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目を覚ますと、其処には見慣れない天井が広がっていた。

「・・・はい?」

思わず飛び起き、辺りを見回した。
白を基調とした広い、まるで研究室のような部屋が目の前に広がっていた。

・・・研究室?なんだ俺はこれから解剖でもされるのだろうか?
生きたまま解体されるR-18的なグロ映像に頭を持っていかれそうにるが何とか振り払う。
落ち着け、落ち着くんだ俺、そうだ素数を数えよう・・・あれ1って素数だっけ?


・・・さて、冷静になった頭で一面を見渡してみた。そこで妙な違和感を覚えた
目の前に広がる風景が昨日やっていたゲームに酷似している。
目の前にあるよくわからない機械も、後ろにある本棚も、
そして此処が研究所であるとすれば、全てが同じなのである

・・・あぁそうか、これは夢なんだな。俺の理想が全て詰まった夢なんだ。
もう少し居たいけど今日は学校あるし、もう起きないと・・・

「やぁ、目覚めたようだな少年よ。」

後ろから不意に声をかけられる
そちら向いてみると、其処にはいかにも博士という様な服装の男性が立っていた。
もしかして・・・

「えっと・・・オーキド博士ですよね。」

「あぁ、そうだが。」

OK 間違いない、完璧だ。

「君は研究所の前で倒れてたんだよ、大丈夫かい?」

設定の細かい夢だな・・・早く起きたほうがいいかもしれない。

「もう大丈夫です、そしてお世話になりました それでは。」

言い終わると同時に右頬へ渾身の右ストレート。よし、完璧に決まった 
はずなのだが・・・

「・・・あれ?なんかコレ普通に痛いぞ?」

目が覚める気配がまるでない。
もう一発、今度は左頬にやってみたが結果は変わらなかった。
認めるしかない、どうやらこれが現実のようだ。

「はぁ・・・面倒なことになったな」

溜息をつき、前を見た。
まずは目の前で驚いているこの爺さんに、何て説明したら理解してもらえるか考えないと・・・







                           
                                 少年説明中・・・



「なるほど、つまり君はこの世界の人間ではないと。」

「断定は出来ませんが、多分そうです。」

「まぁ君が外に倒れていたことを考えると、それが自然かもしれんが・・・
 ところで、これからどうするつもりなんだ?」

「いつまでも此処に居る訳には行きませんし、とりあえずは、帰る方法を探す旅にでようかと思います。」

「・・・そうか、それなら一人だけだと危険だろう、こいつを持っていきなさい」

そう言ってモンスターボールを渡された。

なんだ、意外といい人じゃないか、今までロリコンだと思っててごめんなさい。
心の中で二度ほど土下座をしたあと、意気揚々とモンスターボールを開けてみた。

中にいたのは、ゲームで見た姿そのままのヒトカゲだった。
ていうか、ゲームで見たのよりも可愛いんだけど・・・

「よう、話は聞いてたぜ。よろしくな相棒」
しかしながら、可愛い容姿には似つかないような渋い口調で話された。

・・・博士に視線を戻す。 あ、目逸らしやがった畜生。

「雄のヒトカゲじゃ、この研究所で渡せるのは、そいつしかおらん。」

「・・・本当にLV5なんですか?」

「あぁ、多分な・・・」

「そうですか・・・」

もう何度目かわからない溜息をつく、この複雑な心情を何処にぶつければいいだろう。

「はぁ、それでは出発します。ありがとうございました。」

「待て少年、名前を教えてはくれないだろうか。」

そういえば名乗っていなかったな、本名・・・じゃなくてもいいか。
もともとこっちの世界で使っていた名前があるし、それを使おう。

「・・・リュート、そう呼んでください。では、お世話になりました。」





研究所を後にする。ふと見上げると、そこには雲ひとつない青空が広がっていた。
まだ、理解できない事だらけで頭がついてこれてないが、それじきに治るだろう。


「さて、これからどうしようか・・・」

とりあえずは進むべき道について考えなくては・・・。












    あとがき

どうも初めまして、龍菟というものです。これからよろしくお願いします。

初めてなんで、旅の始まり的なものを作ってみました。
幻想入り的に現実から流れ込む人がいたっていいと思うんです。
しかしながら、萌えもんがあまりも空気ですね、すいません。
次からはもっと活躍させる予定です、もしよろしければご期待下さい。

ではでは、また次回で
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