5スレ>>863


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 セキチクシティ海岸

 青い空、白い雲、白い砂浜、輝く海。砂浜には水着姿のイズナ・出雲・ヴァリスが水遊びをしている。
イズナは黄緑を主としたビキニタイプの水着。出雲は濃い紫の水泳水着。そしてヴァリスは、薄ピンク
を主としたビキニ。赤一色の海水パンツで、パラソルの日陰で休んでいるサイム。武蔵は『もっと強く
なる』と言って端の浜辺に修行に出掛けた。そして・・・

 『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』
  ザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ

 そして竜鬼は海の上を走っている。・・・紅い炎が描かれた海水パンツで

竜鬼「うぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・ってっわ!!」
  バシャーン!!

サイム「おっ、新記録♪旦那50メートルっすよ!」
竜鬼「ブクブクブクブク・・・」
サイム「やべっ 旦那足吊ってんだな!今助けます!!」

 そう言うとサイムは、側にある岩にくくり付けられているロープに手をかけた

サイム「ぅおぉぉりゃぁぁ!!!」
   ザパーン!!
竜鬼「っっっぷはっ!!」

   ドサッ!

 竜鬼の腹から岩にかけて100メートルのロープで繋がっている

竜鬼「はぁ、はぁ、すまんサイム。」
サイム「いいって旦那。」
竜鬼「こうやって、『左足が沈む前に右足を、右足が沈む前に左足を』って具合でいけると思ったのに・・・」
???「フフフ・・・甘い!甘いぞ!!」
竜鬼「誰だ!!!」
???「そんな事では水の上を歩くのは、夢のまた夢!!」
竜鬼「あ、あんたキョウさん!!」
キョウ「フフフフ・・・」
竜鬼「って、どこに立ってんだあんた!!」

 キョウは海上に立っていた!!

キョウ「なに不思議そうな顔してる?」
竜鬼「いやいや、さりげなく立ってるけど・・あなた凄い所に立ってますよ!!」
キョウ「お前には出来ない。俺には出来る!!それだけだ。」
竜鬼「・・・頼む歩く方法を教えてくれ!!」
キョウ「うむ・・まぁ教えてやってもいいが・・・」
    シュッ

 そう言うとキョウは竜鬼の隣におり、竜鬼を観察していた

竜鬼「な、なんですか?」
キョウ「・・・ふむ、おぬし『気』が扱えるようだな。」
竜鬼「は?『気』?」
キョウ「なに!?それほどの『気』を持っていながら自由に扱えておらんのか!?」
竜鬼「いや、そんなこと言われても・・・」
キョウ「ふむ・・・」(逆に考えれば納得がいく。これほどの『気』を持っていてあの程度なわけがない。)
   「おぬしこれまでに身体の中から力が湧いてくるような感覚はなかったか?」
竜鬼「そういや、奥義を使うときそんな感覚があるな。」
キョウ「それが、『気』を使う感覚だ!」

 『気』は森羅万象ありとあらゆる『もの』にある。ものの『気』と同調して水上を歩いたり、逆に反発
させ高く遠く飛んだり出来る。『気』は身体の周りに少し出ている。修行して見えるようになる者や、は
じめから見える者がいるが扱えるかは別だ。『気』の修行をすれば、『気』を身体の一箇所に集めたり、
全く『気』を出さないようにも出来る。『気』を扱うのは人間だけが出来る事だ。弱かった太古の人間が
萌えもんや自然と共に生きるために身に着けた技術で、今の人間は『科学』の便利さに依存してしまって
一部のものにしか出来なくなった。

キョウ「っと云うものが『気』だ。」
竜鬼「なるほど、で俺は扱えるようになるのか?」
キョウ「おぬしは、始めから素質は持っている。こつさえ分かれば出来るだろう。」
竜鬼「なら教えてくれ。」
キョウ「だめだ!こつを掴むのも己の修行!!だいたいの説明はした。自分で見出せ!!」
竜鬼「おす!やってみます!!」


   翌朝

竜鬼「はぁぁぁぁぁ!!」

 俺は昨日キョウに言われたことを考え、奥義を放つときの感覚をひたすら練習した。練習の最中薄っす
らとではあるが、何かもやみたいなものが身体を覆っているのが見えた。今日から海での実践を行ってい
る。サポートには昨日と同じサイムに頼んだ。他の皆は自由行動をさせている。

竜鬼「よしっ、行くぞ。」
サイム「くれぐれも、無茶はせんでくださいよ。」
竜鬼「分かってるよ。今は海面上に立つことが先決だからな。・・・よっと。」
   チャポン

 竜鬼の足首までが水中に入ったが、かろうじて海面上に立っている。

竜鬼「おっ、なんだかすぐに歩けるようになるんじゃ・・・」
   グラグラ・・・ザパッン
 竜鬼が油断して海へ沈んでしまった。

サイム「油断するからそんなことになるんですよ。」

   ゴポゴポ・・・
竜鬼「プハッ!!身に染みて分かったよ・・・」



 それから二日間修行は続いて、今では約五時間水面上に立てる集中力と感覚を竜鬼は手に入れた。
キョウの話では竜鬼が潜在的に持っている『気』は通常人が持っているものの数倍で、それを制御
する事のほうに時間を費やした。

竜鬼「キョウさん、あんたの助言でここまで出来るようになった。ありがとうございました!!」
 竜鬼はキョウに深々と頭を下げた。

キョウ「それは、おぬしの実力だ。わしは『きっかけ』を作ったまでだ。」
竜鬼「いや、それでもあんたのおかげだ。」
キョウ「・・・ふむ、ではその感謝受け取っておこう。これから双子島に向かうのか?」
竜鬼「おぅ、すぐに行くつもりだ。」
キョウ「『気』を扱う訓練は怠るな。水面を歩く程度なら意識せずとも出来るようになれ!」
竜鬼「おす!」
キョウ「今までの修行は『気』を扱う入り口にすぎん。よく覚えておけ!!」
竜鬼「はい!!」
キョウ「気を付けて行けよ。」
竜鬼「はい。では」
  そう言うと竜鬼は双子島を目指し走りだした。

キョウ「おいっ・・・まぁ大丈夫だろう。」(彼女も彼には手を出さないだろう。)
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