2スレ>>71

「人間」
「なんだ、ミュウツー
 …っていうかその呼び方辞めないか」
「五月蝿い、人間、なぜ私を捕まえた
 また私を実験に使おうというのか?」
「ん、お前の経歴は知っている
 幻の萌えもんのコピーらしいな、戦闘力は、どの萌えもんも凌駕している」
「質問に答えろ貴様、それと、私の前でその萌えもんの話はするな
 弾みで殺してしまうぞ」
「おお、怖い怖い、さすが最強の萌えもん、気位も高いな
 俺がお前を求めた理由は一つ、力だ」
「…………」
「俺は全国のポケモンリーグ、その全ての頂点に立つ
 そして四天王の一人として最強のトレーナーの称号を手に入れる
 その為にお前が必要なのだ、わかるな?」
「低俗な、そのような自己満足に我が力を使うだと
 このたわけめ、身の程を知れ」
「俺は身の程を知っている、俺は世界の頂点に立つ器だ!
 仲間と共に、地上最強という名のレッドカーペットを突き進むんだ!」
「……仲間、だと」
「そうだミュウツー、お前は俺の仲間だ
 研究所でも洞窟でも一人でつまんなかっただろう?
 俺と、一つ世界を動かそうじゃねえか、なぁ」
「……フン、人間が、調子に乗りおって
 だがまぁいい、乗ってやろう、どうせ退屈していた身だ」
「ヘヘヘ! そうか!そんじゃヨロシクなミュウツー!」
「なれなれしくするな、馬鹿が」
 
 
 
「あらマスター、どうしたの?」
「ん?」
「ボーっとしちゃって、それは何時ものことだけど
 今の貴方、少し危うい感じがしたわよ」
「そう、かい?」
「……言いたくないのならいいけれど、耐えられなくなったら
 私達を呼ぶのよ?仲間をもっと、信頼して欲しいわ」
「仲間、か、ありがとうギャロップ
 でも、もう少し、ここに居させてくれ」



(なぁミュウツー、俺は、お前を……)

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最終更新:2007年12月13日 22:22
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