5スレ>>931


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「はぁっ……ますたぁ……わたし、もぉ……」
「…………ドククラゲ」
「はぅっ! また、あぁんッ!」

俺はもう我慢の限界だった。
そして俺は──




















「いい加減その喘ぎ声やめろっ!」

叫んだ。

「興奮しましたか? 正直に言ってくださいね?」
「するかっ! 今の状況をよく考えろっ!」
「キャッ、マスターったらツンデレさんですね。今のツンは後のデレに繋がって私はベッドの上で──」

今、いかがわしい事を考えた奴は宿り木とどくどくのコンボを喰らえばいいんだ。
関係無いけど宿り木とどくどくの両方を使えるのって少ないよね。
取りあえず、ドククラゲが妄想の世界に入っていったので無視することに。
結局何をしてたかって? それは──

「うー……痛い」
「大丈夫か? プテラ」
「うん、なんとかー」

最近うちのパーティに入ってきたプテラの特訓をしてたんだよ。
つい先日ニビで貰ったコハクをグレンの研究所で復元して出会った。
そのときの話は割愛する。……だって、別に何にもなかったし。ただちょっとドククラゲが何時ものように暴走しただけで……
……話を変えよう。
ドククラゲは、種族で特種防御が高いのに俺のとこは物理まで高いときた。
この前相手のライチュウが使ったボルテッカーを耐えるくらい高い。
抜群、タイプ一致、高威力の三拍子を耐える防御だ。だからレベルの低いプテラのサンドバックもとい訓練相手に任命した。
やられて喘ぐとかお前はマゾなのか? 流石に引くぞ。

「ん、別に目立った外傷はないけど。今日はこの辺にしとくか」
「だ、大丈夫っ! まだ行けるって──あたっ」
「駄目だ、何かあってからじゃ遅いんだからな。今日はもうお終いだ」

大丈夫だと主張するプテラにデコピンをする。
痛かったのか額を押さえて唸ってる。
やっぱりまだ小さいのか。 身体は充分あるんだが……胸とかドククラゲより──ゲフンゲフン。

「ほら、帰るぞ」
「はーい……アレはどうするの?」
「…………ほっといてもその内戻ってくるだろ」

ドククラゲを既にアレ扱いとは……
このプテラ、出来るッ!
俺とプテラは体を抱いて悶えている物体Dを背に萌えもんセンターへ向かった。

──

「………どうしたもんか」

萌えセンの宿舎に戻った後、俺は頭を抱えた。
今は物体Dもといドククラゲとプテラが笑顔で手を繋いでいる。
…………仲良きことは美しきかな──

「そんな優しいモンじゃないでしょ、アレ……」
「言うな、キュウコン…………」

隣に居るキュウコンが呆れ混じりでツッコミを入れる。
本当は、取っ組み合いをしているんだよ。笑顔で。
ドククラゲは笑い(黒)みたいな感じで、プテラは口元が引き攣ってる。
今はキュウコンの読心術が心に沁みる……

「何が『今日はご主人さまと一緒に寝るー』ですかっ! 昼間あれだけ褒めてもらったり頭撫でてもらったりしたくせに図々しいですっ!」
「そっちこそー! 何時も一緒にいるんだからちょっとくらい譲りなさいよー!」
「嫌ですっ! 私はマスターの妻なんですっ! だからマスターと一緒に寝るのは私の特権なんですっ!」
「誰が、何時、どうやってアナタがご主人さまの妻になったって言うのよっ!」
「フッ、そんなの。出会った瞬間に決まってるじゃないですか!」
「そ、それだったらわたしだって。会った時から愛し合ってるもんっ!」

待て待て、ドククラゲは出会った当初は俺を殺そうと企んでたくらいだぞ? 何が出会った瞬間からだ。

「それ、今ツッコムとこじゃないでしょ……」
「相変わらず心読むんだなキュウコンは」

顔に出てるのよ。と、キュウコンは言ってそっぽを向いた。
そんなに顔に出やすいか? 自覚は無いんだけどな……

「要するに、キュウコンは何時も俺の顔を見てると言う──」
「ば、ばっばばば馬鹿じゃないのっ!? そんなことあるわけないでしょうっ!? 何で私がアンタの顔なんかを見ないといけないのよっ!?」
「…………やべぇ、すっごいかわええ……」

あまりの可愛さに声に出てしまった。いや、仕方ないだろう。うん。

「何っ!?」
「いーえ、なにも?」
「何よその反応っ! わああああああああああああん」

キュウコンが拳に炎を纏って腕を振り上げる。
その、エビワラー顔負けの右ストレート(炎)を俺に向かって突き出し──

「危なっ!? てか熱い熱い!?」
「うううううるさあああああああああああああああああい」
「ちょ、待て、落ちつけ──ゴフッ!」

右ストレート(炎)をギリギリで避けたと思ったらすかさず左フックが脇腹に炸裂。
そのまま俺は窓から外に飛んで行って、ってオイオイオイオイオイオイオイ。マズいだろこれはぁああああああああああああ──

「あ、ご主人さまっ!」
「マスター!?」

喧嘩していた二人が気付いた時にはもう遅かった。
俺はそのまま重力に引かれて地面に──

「大丈夫っ!? ご主人さま!」
「あれプテラ?」

堕ちなかった。プテラが俺の肩を掴んで助けてくれたようだ。
ふー、プテラがいなきゃ危なかったな……

「ああ、プテラのおかげで助かったよ」
「良かった……良かったぁ……」
「え、ちょ、プテラ?」

プテラは肩から手を放して、代わりに背中に抱きついてきた。
背中に柔らかい感触がががが……

「あ、えと、心配かけさせて悪かったな。……と、取りあえず戻るか」
「…………」

返事はなかったけどプテラが頷いたのは分かった。
プテラは俺の背中に抱きついたまま、部屋の窓へ飛んで行った。



その後、部屋に戻るとキュウコンに殴られ、ドククラゲに尋問された。
プテラはその間もずっと背中に抱きついてた。

「そろそろ離れてくれない?」
「やー」
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