1スレ>>942


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誰もいないのに響き渡る轟音。
青い空を濁らせる煙。
使用用途のわからない機械達

―――ここは無人発電所―――

「やれやれ、色違い……ねぇ」

変態マスターと知り合った交流会で他にも連絡先を聞いたトレーナーが数人いる。
その中の一人のミニスカートにこの前家に呼ばれて何ぞやと思えば

「色違いのピカチュウがほしいのっ!」

「はぁ!?」

「で、あなたかなり強いでしょ?だから手分けして探すの手伝って、ね?」

「いやいや……俺になんのとk」

カチャリ

「お礼は先払いにするからお願いね」

「おいまてなんの冗d」


ここから先はあまり思い出したくない。
そういえばおやじが


―金か命のどちらかを要求するのが強盗。両方要求するのが女だ―


って教えてくれたっけか。
やれやれこういう教訓は身をもって体験しないとわからんもんだ。

こうして(?)無人発電所に色違いピカチュウを探しにきたわけだ。
そういえばパーティに雷タイプはいなかったな。ラプラスに10万ボルト覚えさせてたせいで。


せっかくだ。自分の分の雷たいぷも1匹探すとしますかね……


ビリリダマ・ピカチュウ(通常)・エレブー・etc……
とりあえずの目的は出てこない。
マルマインの自爆に何度か巻き込まれたが無事に捜索中。
というかこの爆発で平気なこの建物も大概化け物だな…………


―ヒュッ―

図上を何かが通り過ぎた。
銀色のポンチョのような服に片手にU字磁石。
螺子を模したお団子頭……コイルか……ん?片手?

見渡すと回りを3匹のコイル……や、レアコイルが囲んでいた。

1匹が目の前に飛んできた

「………」

そんなに見つめられても何もでないですよ?
というか敵かどうかの判断だよな、やれやれ。今日は主力持ってきてないってのに……

―トンッ

もう一匹が頭上に乗る。
ぐぅ、下手に動いたら敵視されるな、今の手持ちじゃ勝てる見込みがない以上穏便に済ませたい。

「―♪」


頭に3匹が集まって乗った。
…………まてまてまてまて、どういう状況だよおい。

とりあえず発電所から出るか、中じゃ状況が悪くなる一方だ。

ゴールドスプレーを撒いて俺は出口へと走った。


――ふぅ、勝手に自爆するマルマインより厄介だな、どうでる


眼前に相手がいるのにゆったりと戦術を考察してる場合じゃない。
諦めてやられるか。主力を連れてこなかった俺の責n

「嫌い……?」

「え?」

「私たちは……嫌いですか?」


野生のほうから話しかけられたのは初めてかもな、どう答えたものか。


「嫌いではないよ、このまま見逃してくれるとありがたいんだが」

「外の人……」

「あぁ」

「連れ……てって……」

「え?」


言うが早いかコイルたちは俺の胸元に飛び込んできた。
……理解できないが仲間と判断してくれたらしい。
敵視されることなくこうわかり合えるのはガーディ以来か。

ボール前に出す。コイルたちは自分からその中に入って行った。


あいつには収穫なしと伝えとくか。また駆り出されそうだが今日は収穫もあったしな。

俺は新しい仲間と共に発電所を後にした。
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