2スレ>>942


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前書き
知ってる方はミステリーハンターのリポーターの娘方をイメージすると少し面白くなります、多分。

すいません、ちょっと…病気でした…


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特集!サファリゾーン
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「みなさんこんにちは!今回はここ、セキチクシティのサファリゾーンまでやってきました。
本日の特集は"萌えもんたちの生態について"ということで、
自然界に棲む萌えもんたちの生態について、調査していきたいと思います!
…それでは早速、行ってみたいと思います。」





「さぁ、サファリゾーンの中にやってまいりました!ご覧くださいこの広大な草原!
広さにしてもえもんセンター250個分の広さを誇る、サファリ大・草・原・でーーーす!
それにしても圧巻です。都会の空気とは…ん~っ!違いますねやっぱり。新鮮です!
これが映像では伝わらないのがとても残念です。しかしこのように、入り口から一歩踏み出せば、
もうそこは我々の知る世界とは全く違うことがお分かりいただけるでしょう!

……あっ、あっあっ!ご覧くださいあれ!左手のほう!…ちょっ、カメラ早く寄ってよバカ!
わかりますでしょうかー!?サイホーンの群れの大移動です!!……わわわわっ!!
す、すごい地響きです!あれほどの数になると最早地震規模です!!す、ごい!!
実はこのサイホーンたち、一匹でも高層ビルを体当たりで倒壊させるほどのパワーの持ち主なのです!
これが首都圏のど真ん中に現れたらどうなってしまうのでしょうか!?……ちょっと想像したくありませんねぇ(笑)」





「続きましてサファリパークの第二エリアにやってきました!こちらはどうでしょうか!
先程の草原と打って変って緑の木々が生い茂っています!春は桜が、秋には紅葉が見られるということで
シーズンでは季節を先取りする観光客で賑うベストスポットとなっています!

……あっと、さっそく遭遇しましたね!…わぁかわいい~!!見てくださいタマタマです!!
萌えもんのたまごが発見されてからというもののその生態系について多くの研究家が躍起に」

「…おい、ニンゲンの小娘!」

「んなっ!?こ…コム…あぁ"!?今なんていいやがったこの」

「おまえ、あたしのことタマタマと言っただろう!」

「…なによ、それがどうかしたの?」

「あたしのことを…あたしのことをタマタマってゆーなー!!」

「…なんでよ。タマタマじゃない」

「だーかーらータマタマってゆーなー!!もっとたまちゃんとか、たまちゃんとか、あとたまちゃんとか!
もっとかわいい呼び方があるでしょー!?」

「なんでよ!?自分の萌えもんでもない野生の萌えもんをニックネームで呼ばなきゃいけないのよ!?」

「うぅ…ぐす…」

「はぁ~もうどうしたのよ?めんどくさい」

「めんどくさいってゆーな!!あのなぁ!あたしは悲しいぞ!」

「だからどうしたって言うのよ…。」

「この前もここにいっぱいニンゲンがやってきたけどなぁ…礼儀も知らんガキに
あたしの名前を『あータマ↓タマ↓だー』『ホントだータマ♂タマ♂だー』(←被害妄想)って連呼されて、
からかわれたと思ったから怒ったんだ!!そうしたらどうだ!!
そのガキ、『空気読めよwwwwこのキン○マ!!』って言って
石を投げて逃げていきやがった!ちくしょうくやしいよ!ぅわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

「あ、ちょっと…!!…あーあ、行っちゃった。なんだったんだろ。
…えー…皆さん、萌えもんを苛めるような行為は絶対に許されません!そのような行為は
萌えもん愛護法に抵触する違法行為です!絶対に…え、素に戻ってた?
あー…編集でそこら辺はうまくごまかしてもらうから心配ないでしょ?…尺が足りない?
私がしるかよそんなもん!次行くわよ次!!」


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「ねぇねぇ、ワタクシの萌えっこもんすたーと、勝負しな~い?↑」

「「「あんただ~れ?」」」

「いやぁ~ん♪♪♪♪」


………


――もんすたー全部で150種類!

通信ケーブルでもんすたーとりかえっ娘!

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――赤を買うか緑を買うか――

ちょっと違うYO☆

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(  N A N T E N D O ) <ピコーン
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「さて、ここは第二エリアの一角なのですが、なんとも微笑ましい映像を入手しました!」

「ニドく~ん!チュッチュしてあげる~♪」

「ね、ねぇやめようよランちゃん、ニンゲンがこっち見てるよ!!」

「やだぁ~!いいよぉ誰が見てたって!ニドくんが好きなんだもん!」

「ラ、ランちゃんってば!!」

「人間を警戒する様子も全くありません。完全に二人の世界に入り浸っています!
このようにここサファリゾーンでは、自然界での萌えもんのカップルを間近で見ることができるのです!
これはとても貴重な光景でもあり、これが重要文化財に指定されるほどの自然の保存状態を作り出している
サファリのありのままの姿なのです!
…おっと、あちらにもラブラブなカップルがいるようです!…こっそり覗いてみましょう!」


「なぁ…いいだろ?」

「だ…だめよ、誰かが見てるかもしれないじゃない!…こ、こんなところで…」

「いいじゃねぇか。お前見られてるほうが興奮するんだろ?」


「ご覧ください!ニドリーノとニドリーナのカップルです!それぞれ一固体の萌えもんでありながら、
それぞれオスとメスの固体しか確認されていない数少ない例外種です。近頃の研究報告では、
彼らはそれぞれ別固体ではなく、遺伝子に含まれる染色体情報の結合配列によって姿形と性別が決まる
と発表されているそうです。すなわち元を辿れば、同固体としての認識が正しいのではないかと、
考古学的観点からも注目が集まっており――」


「や、やだ…そんな急に… !! ちょっと、ニンゲンよニンゲン!ニンゲンがこっち見てるわ!!」

「あん?ニンゲンだぁ?そんなのほっとけよ。むしろ好都合だ、へへ…見せ付けてやろうぜ。
きっと羨ましがってるだけだ。…なんか興奮してきたな。もう我慢できねぇ、いくぞ!!」

「えっ!?だ、ダメっ!そんな急には!!あ!!―――」



「………えーと、なにやら取り込み中のようなので、そろそろ次のエリアに移りましょう。
次はどんな萌えもんが私たちの前に姿を見せてくれるのでしょうか!?楽しみです!!



…カメラ切った?うん、今のはちゃんと編集でぼかし入れといてね。尺が足りたら前半だけ、ええ――」







「う」
「ああっ!!…え、ちょっと!は、早くない?」
「!! …な、い、今のはちょっと、あれだ。ニンゲンが見てたからだよ!ちくしょう!!」


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「…さて、これまではサファリゾーンの人気スポットを紹介してまいりました。
しかし、自然というものは時に鋭利な刃物となって私達に襲い掛かってきます。

ここは、サファリの第三エリア。ご覧ください。辺り一面
闇の底に包まれたような不気味な空気を放った湿地帯です!

ここでは、木々が太陽の光を遮るように空、一面を覆っております。
そのため、この辺りは太陽の光が届かず、昼間でも夜のような暗さと不気味さを放っております。

ここのエリアは特に危険な地域ということで、ボートなどによる移動が利用者には強制されていますが
今回は特別な許可をいただきまして、私、長靴をはいてこの湿地帯をリポートしたいと思いまーす!
(がんばれ私、怖くない!プロ根性よプロ根性!!)」

※管理者の特別な許可と万全の体制で撮影しております。危険なので絶対に真似しないでください。

「さて、第三エリアの奥地にやってきました!(フコー)
このいったいは瘴気も濃いため、(フコー)お顔を失礼してガスマスクを装着させていただいてます。

この辺りの頭上には細心の注意を払わなければなりません。(フコー)ご覧ください。
頭上は常に、モルフォンの大群で覆われています!彼女らはりんぷんを撒き散らして飛行します。
(フコー)また地上のあまり湿り気のないところでは、あちら!(フコー)
パラスたちがキノコを自身の背中や地面に植え付けて繁殖しています!(フコー)
そうです!この辺りを包む強烈な瘴気の正体は、パラスのきのこのほうしとモルフォンのどくのこなが
交じり合って生成されているのです!(フコー)」

※管理者の特別な許可と万全の体制で撮影しております。危険なので絶対に真似しないでください。

「うふふ、あら、ニンゲンだわ。珍しい。」
「ほ…本当だ!ねぇねぇ、ボクのきのことられないかな、かなぁ?」
「大丈夫よパラスちゃん。あなたの育てるキノコは、ニンゲンには食べられないの。
もし食べてしまったら最後、体の穴と言う穴からきのこが生えて、耐え難い全身の
かゆみと苦痛に苦しめられながら悶死してしまうもの。うっふっふ♪」
「よ、よかったぁ。ボクらのきのこを横取りするやつは許さないんだから!」

「盗・ら・ね・ぇ・よ!!…ねぇ早くこんなとこ出ましょう!(フコー)
じめじめしてるし何か怖いし菌に体を侵食されそうだし!!うぅぅ~~っ!!寒気が…」
「あらあら。無茶をするのは程々にしておきなさいな、ニンゲンの子らよ。
私たちもあなた方を苦しめたいが為にこんな瘴気を張っているのではないのだから。
そろそろあなた方の体を蝕み始めるころよ。早く立ち去ったほうがいいわ。」
「うう…い、言われなくてもそうするわよ!」
「ごきげんよう。生きて帰れることを願っているわ。」
「ばいばい、おねーちゃんたち♪」





「………さて、第二エリアに戻ってきました。
戻ってきたところで早々、最悪の状況に遭遇してしまいました。」

「ほんっと、優柔不断な人!何なの?私に何を求めてるわけ!?」

「うるせぇな、そういういちいち食って掛かる態度が気にいらねぇんだよ!」

「ニーナおねぇちゃん!やめようよ!ニーノお兄ちゃんも言い過ぎだって!」

「うわぁぁぁ~~ん!!お兄ちゃんが怖いよぉぉ!!」

「………またあんたらか。
一体、私たちが第三エリアに行っている間に何がおきたのでしょう?」

「おねぇちゃん、助けてよ!」

「あ、あら、えーっと…ニドくん、だったっけ?一体何があったの?」

「違うんだ!ニーナお姉ちゃんが好きって言って、ニーノお兄ちゃんにって言ったんだ!
そうしたら照れくさくなって怒って我慢して早いだのゆうじょうぶんだんだの」

「お、お、落ち着いてね、話がうまく伝わってないわよ?あと友情分断じゃなくて優柔不断…」

「…んだよ、さっきのニンゲンどもじゃねぇか。俺は今機嫌が悪いんだ。
てめぇらさっさと俺の視界から消えろ!!」

「!…い、いや、私たちはね…」

「やめなさいよ!何ニンゲンに八つ当たりしてるの!?この人たちは関係ないでしょう!?
ホント気が短くて優柔不断で…最低な男!」

「んな…!!なんだとこの女!!もういっぺん言ってみろ!!」

「何度でも言ってやるわよ!優柔不断で気が短い上に○○○も短いし調子に乗るし
○○○○はヘタクソだし!…(中略)…最低な男!早いし…」

「! ! ! て…めぇぇぇぇぇぇぇ!今日という今日は許さねぇ!覚悟しろ!」

「お兄ちゃんもお姉ちゃんも落ち着いてよ!ケンカはやめて!!」

 ・
 ・
 ・

「はー…はー…」

「ふぅー…ふぅー…」

「はぁはぁ、…女ってつええな。」

「ふぅ、ホント男ってバカ力で手加減を知らないんだから。」

「あのー…そろそろいいですか?」

「え?」「あ?」

「いや…お二人は、どうして喧嘩しているんですか?」

「そんなのニンゲンには関係ね」「聞いてよ!」

「この人ったら、『私のこと、好き?』って聞いたら、『ああ』っていうから
じゃぁ、『愛してる』って、言ってみてって言ったの。そうしたら…」

「…そうしたら?」

「照れくさいから、って言って、言ってくれないの。」

「……………。」

「『じゃぁ愛してないんだ?』って聞いたら、『そんなことない』って言って!
『私のこと好きじゃないの?』って聞いたら、『お前が俺を好きな以上に好きだ』ですって!
私の『好き』のほうが大きいに決まってるわ!!」

「………うざー」

「…え?」

「…あっ、いやいや、喧嘩の理由はよくわかったわ。それで、どっちが相手の想いより上かってことで
…論点ずれてるけど…話したら収拾つかなくなったと。」

「そうだ!この際ハッキリさせたい!ニンゲン!お前はどっちの『好き』な気持ちが大きいと思う?」

「そうね、白黒つけましょう。ねぇ、悪いけどあなたはどっちだと思う?答えて頂戴。」

「………。」

「「………。」」

「正直な話。」

「「!」」

「どっちの愛も、比べるものではないわ。」

「……な、なんだよそれ。」

「愛ってものは自分や他人に対して向けられる感情じゃない。感情って共有こそできるものだけど
比べるとなるとそれは間違った考え方なんじゃないかな。
だって、どっちの愛も、素敵だもの。少なくとも互いの向けられた愛の槍がお互いの胸を突き刺している。
それこそ共有できる二人だけに赦された喜びであって、大切にするべきことじゃないのかしら?私はそう思うけど。」

「……! そうよ…どうして、気づけなかったの?私……バカみたい…。」

「おねぇちゃん!すごいや、この二人を言い包めちゃうなんて!」

「いや、わかってねーな。」

「!!」

「おれたち萌えもんの世界じゃ、愛だってサバイバルなんだぜ。誰かから奪い取ることだってあるし、
奪い取られることだってある。下手すりゃ命のやり取りになりかねない。そんな時大切なのは何だ?
誰にも奪われない愛の大きさってもんじゃねぇのかよ、ニンゲン。」

「それは…!でもこの人の言ってる事だって間違いじゃないわ!」

「あー間違いじゃねぇだろうよ、少なくともニンゲンの間じゃな。そうやって認識してるんだよ。
ニンゲンなんてものは支配されやすいからな。いともたやすく誰かに依存すりゃそれでハッピーエンドだ。
そんな甘ちょろいニンゲンの愛じゃ、俺らの愛を語ることはできないぜ。」

「……るさい。」

「………あ?」

「うるさいって、言ってんのよ!!!」

「な……!?」

「あんた何様のつもりなのよ!!萌えもん様がニンゲン様に愛についてお説教かよ!!
余計なお世話よ!!甘っちょろい愛で悪かったわね!!こっちにだっていろいろあんのよ!」

「あ、いや…なんだ、おめぇにもいろいろあんのはわかるけどよ…」

「易く同情なんかしてんじゃないわよぉぉぉぉぉぉ!!」

「あっ!」

「おねぇちゃん!」

「おい、どこいくんだ…」

「ちょっとあんた」

「あ?どうし――」

スパン!!

「ああっ!」

「!?」

「ってぇ…な。」

「もう意地を張るのはやめましょう。」

「何わけのわかんねぇことを…!!」

「殴りたいなら殴りなさいよ!!」

「……な…!」

「でも…せめて、私の話を聞いて頂戴。」


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「なんか……カッとなって走ってきちゃったけど…ここどこだろう…」


『私達、このままじゃおしまいよ。』

『!? おい、何言ってるんだ、嘘だろ?』


「まだ第一エリアなのかしら…ずっと草原だし。はぁ…」


『あのね、ひょっとしたら私達、お互いの愛に溺れていただけかも…そう思ったの。』

『溺れるだと…?どうしちまったんだよ、らしくないぞお前。』

『愛はサバイバルだ…アナタは、愛は奪ったり奪われたりするものだって言ったわよね?』


「……あれ?あれってひょっとして…」


『確かに、奪いあう愛もあっていいと思うの。好きって気持ちを相手にぶつけるときはね。
でも、私はそれと同時に、愛って、守るものなんじゃないかなって、思ったの。』


「大変…これ、ガルーラの、赤ちゃんじゃない!」


『守るだと…?だからそれはニンゲンの愛だと』

『じゃぁアナタは私の心を愛の槍で抉る事しかできないの!?違うでしょ!?
…いままではそれでもよかった。私もそれが心地よかったから。
でも、もう終わりにしましょう――』

『――!お、終わり…だと…』

『そう。もう終わり。だから…』

「おい、ニンゲン!」

「! ケ、ケンタロス!?」

「ねぇ、その子の親を探してほしいの!ガルーラの子供は親の袋の中にいないと死んでしまうの!」

「え、ミルタンク…まで?」

「大変です!大変なのです!」

「こ、今度はラッキー!?」

「どうしたんだ、らきさん。」

「この先の森でガルーラさんが倒木の下敷きになっているのです!きっとその子の親は……!」

「そんな…!」

「…行きましょう!」

「ニンゲン!?」


『これからは、守って!私とアナタの愛を守って!!もう攻める愛は必要ないのよ!お願い!』

『――俺とお前の愛を…守る…』


「ケンタロスは、カイロスとヘラクロス、あとストライクを呼んでくるのよ!この近くにいるのでしょう!
私は先にガルーラの元に急ぐわ!」

「ニンゲンさん……」

「…承知した。」


『さぁ、盾を持って!私と一緒に、守って生きましょう!!』

『………ニーナ!!』







「おら来たぜ!切り裂かれたい迷惑な倒木ってのはどこのどいつだ?」

「あんたが散らばした木片を片すのはあたしとカイロスの仕事なんだ、丁寧にやりな。」

「ガルーラの姉御!大丈夫か?今助けてやるからな!」

「俺も手伝おう。ミルタンク、ラッキーは救護の準備はできているな?」

「OKですよ。」

「いつでも大丈夫よ。」

「がんばってね…もう少しでお母さんの袋の中に戻れるからね。」

「う、ぐ…お、おまえたち……それに…ニンゲンか?」

「もう少しの辛抱よ、子供は無事!」

「ああ、無事か…そうか、よかった。すまないな、ニンゲンよ。礼を言う。」

「行くぜ、アタイが木を32本に分割する!その後の処理は頼んだ!せーのでいくぞ!」

「応!!」

「「「「せーーーーーーーーーーーーーーの!!!」」」」



 ・
 ・
 ・


「…さて、本日はサファリをリポートしてまいりました!みなさん、いかがだったでしょうか?
萌えもんたちの生態系は、今回ご紹介したものはそれのほんの一部にしかすぎません。
…しかし、それでも皆さんが萌えもんに対しての新たな知識を得られたのであれば幸いです。
萌えもんたちは人形なんかではありません。喜び、悲しみ、怒り、楽しみ、悪意と欲望、
そして愛――すべてを知っているし表現もします。人間と変わりありません。
私が皆さんに知ってもらいたかったことは、まさにそこにあります。
萌えもんとのよりよい関係を築き、共存していくことこそが、私たちの願いでもあり、幸せでもあるのです――」


「はーいカットー!!」
「お疲れ様でしたー!!」
「あー腹減ったな、シースー食い行く?」
「用語がいちいち古いっすよ……いまどき流行りませんって…」

……。
………。

「おい、俺らってこんなに近くで"きゃめら"なるものを見るのって初めてじゃないか?」
「うふふ、そうね。私たちももっとニンゲンのこと、よく知らなくちゃね!」
「……あのー、お二人はいつの間に仲直りされたのですか?」
「…あ?何言ってんだ、俺らはずっと"愛を超越した関係"だぜ?」
「んもぅ、調子に乗らないの!でもニンゲンさん、あなたのおかげよ。」
「へ? …??なんで、私?」
「ふっ、すまなかったな、ニンゲン。俺はニンゲンのことを少し見直したぜ。
こんなに素晴らしい愛を営めることには正直驚いた。感謝している。」
「そうそう、素直なのが大事よ♪」
「おかげで、こいつを一生守っていく覚悟ができた。」
「もう、人前で恥ずかしい事言うのやめてよ。」
「愛してるぜ。」
「もう調子付いちゃって…。…私も愛してる。」
(最後の最後までうぜぇカップルだな…)
「愛……か。ふぅ。」



……。
………。





ブルブルブルブル…ブルブルブルブル…
(あ、メール…?げ、あいつからだ……)




件名:
本文:今すぐ話したい。




………。



「もしもし?…うん、うん――うん。ううん、私も悪かった。――謝らないでよ。
……うん、私のほうこそごめんなさい。…うん。うん、わかった。
じゃぁ、今夜行くね。うん、…うん。―――」





特集!サファリゾーン fin


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あとがき
ズバリ!テーマは「愛」です。
様々な愛について投げかけてみましたが、これが黒歴史にならないことを祈ります。
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