3スレ>>530


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…………
まぁ7年間無敗のチャンピオンだもんな、今まで自分の手持ちの戦闘不能のアナウンスなんざ聞いたことないか。
焦りが先にきてるね、まだ視野が狭い。


こちらのブラッキーがすでにサンドパンと交代してるのに気づいてないのなら……
こちらの思惑を悟られてないのなら、勝負はすでに決まった!


「御苦労さん、キングドラ」

「一つ完遂と……マスター、へまをするなよ?あのキュウコン思った以上に―」

「大丈夫、まだ予想の範疇だ。対応できるよ」

「ならかまわん」
キングドラを戻す。そんでお次は―

「ブラッキー、もう一回頼むわ」

「えぇ」

「んじゃサンドパン……俺のために散ってくれ」

「……てくれる?」

「ん?」

「これが終わったら……抱きしめてくれるかい?」

「終わったらな、今のところいい感じだ。この調子で崩してくぞ!」

―――――


キュウコンの手刀が空……、いや気配を切る。
今まで暴れてたキングドラの残滓を切りはらう。
たった一動作をもって。

(王者の貫録ってやつですか……嫌な汗がでるね)
「サンドパン!砂嵐!」

できる限りの大声で叫ぶ、少しでもサンドパン"だけ"に注意が向くように。

(ブラッキー、A-8)
(了解)
小声でブラッキーに別の指示をだす。

ブラッキーは視界の悪い砂塵の中走って行った。
これでトレーナーは互いに視覚は奪われたが、サンドパンにとって砂嵐は独壇場。
キュウコンの熱風じゃ雨はかき消せても砂はどうにもならない。

ならばキュウコンはまたサンドパン"だけ"を標的とする……
強者には群れる弱者の考えは理解できまい。
群れることで可能にする狩猟の恐ろしさはここからだよチャンピオン……


ドォォォォォン……


鈍い衝撃音が走ると同時に地面が揺れる。
(っと……派手にやってくれるのはいいがブラッキーの足を止めるなよ?気づかれちま―)

余計なことを考えてたその瞬間砂塵が粉塵に巻き込まれ吹き飛んでゆく。
キュウコンの一撃がサンドパンに直撃したらしい。

視界が晴れ目に映る情景は地に伏せるサンドパンとそれを背に向けこちらを見据えるキュウコン

「っち……戻れサンドパン!ウインディいってこい!」

「炎で勝負かけてくるなんて随分強気ね」

「こっちにも考えがある」

炎同士の前哨戦。辺りを熱気が覆う。

炎同士の戦い?馬鹿いっちゃいけない。これはダブルバトル。
サンドパンはやられるべくしてやられてくれたんだ。派手に動いてね。
1vs1と捉えてる時点ですでにそっちに勝ち目はないんだよ……!

「こっちからいかせてもらうわっ!」
焔を纏いウインディへ距離を詰めようとする。


「いい加減にこっちに気づいてくれてもよかったんじゃない?」
ブラッキーの右腕がキュウコンの足を捕まえる。

「……いつの間に!?」


いつの間に……?ゆっくりそちらに迫ってたさ、チャンプの後ろを通ってね。
間近を通りながらチャンプもキュウコンも気がつかなかったんだ。
ダブルバトルはコンビネーションが武器なんだよ……もらった!

「ブラッキー!」

指示と同時にキュウコンを投げつける、それに合わせてウインディがキュウコンに詰める。

「なっ……なんでそこに」

「これがダブルバトルだよ?悪いけどこのまま潰れてもらうから―

キュウコンとウインディが風の音と共に消える。

ウインディの持つ最速の攻撃―神速―

フィールドの一角にある岩山めがけてキュウコンをたたきつける。

「終わりだよ!」

キュウコンが立ち直るより早く送り火を繰り出す。
岩山を火が走り燃え盛りキュウコンを襲った

「……ブラッキー、準備は?」
「上々、もう少しで完了する」


――――――

いろいろとCAPRI氏と食い違う場面があって申し訳ないorz
後編で終わるらしい……ですよ?   SD
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