3スレ>>673(1)


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『焦焔』


 あなたが笑いかけてくれたあの日から、私はあなたに囚われた
 
 その日から私は、あなただけを求めている

 その笑顔を私だけにむけてちょうだい?

 ほかの誰も見ないで、私だけを見て?

 何度も、何度も、心の中で繰り返す

 でも、わかっているの

 あなたの夢は、私だけでは叶わない

 だから我慢するの

 笑顔を私だけにむけられないことも

 二人だけでいられないことも

 私が纏う焔は、あなたを想うほど、大きく燃える

 あなたを求めるほど、朱が深くなる

 今では、私とあなた以外をすべて燃やし尽くせるほどに、強く、赤く

 いずれは、私の身すら焦がすほどに、暗く燃え盛るだろう
 
 この狂おしいほどの想いを糧にして

 この焔を解き放てたら、どんなに……

 でも今はダメ

 あなたの夢を壊すのは、私も望まないから

 待ち遠しい、あなたの夢が叶うときが

 その日がきたら、今度は私の番

 我慢する必要もなく、あなたを求められる

 誰の邪魔もなく、二人だけの世界にいられる

 あなたをさらって二人だけ、いつまでも、いつまでも

 あなたの手伝いをして、我慢までしたんだもの

 私の願いも聞いてくれるでしょう?
 
 ねえ、マスター?
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