3スレ>>782


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「じゃあばーちゃんいってくるから」
「ああ、いってらっしゃい」

いつものように、ばーちゃんに挨拶してから自分の家を飛び出してゆく。
ばーちゃんといっても、自分の祖母ではなくタマムシマンションの管理人のことだ。
わけあって一人暮らしをしている自分にとってはとても頼りになるので親しみを込めてそう呼んでいる。
で、何処に向かっているかとゆうと、シオンタウンのフジ老人のところだ。
そこには、たくさんの子どもや、萌えもんがいるので保育士(のようなもの)をしているわけだ。

「こんちはー」
「あー、にーちゃんだー」「はやくあそぼー」
萌えもんたちにせがまれ、少し遅れたことを後悔する。
そして、今日はいつもと様子が違うことに気づく。
「そういえば、じーちゃんどこにいった?」
そばにいたコダックに聞いてみる。
「じーちゃんねー、ぽけもんたわーにいくっていってたよー」
「そっかーありがとねー」
「えへへ、どういたしましてー」
しばらくしたら帰ってくるだろ、と思い萌えもんたちと遊ぶことにする。

夜になっても帰ってこない。
さすがに遅すぎるだろ。なにしてんだあのじーさん。
萌えもんたちもさすがに不安そうな顔をしている。
「しょうがないか…」
家にいる萌えもんたちのことを、隣の家の人に頼み、ポケモンタワーに行くことにした。

4階まできたけどじーさんの姿は一向に見当たらない。
(そういえば、俺自分の萌えもんもってないんだよな。野生の萌えもんとかに襲われたらやばいよな)
などと思っていたら、何かにつまづき思いっきり転んだ。
「いって~、何だこれ骨?」
その骨を手に取っていたら、なんだか背中が痛い。
後ろを向いたら、見慣れない萌えもんに背中をポカポカ叩かれていた。
(あれ、俺もしかして襲われてる?)
大して痛くないが、無言で叩き続けるためどうしていいかわからない。
(この萌えもんどっかで見たことあるような気が…)
…思い出した。確かじーさんの昔の写真に写っていた萌えもんが骨をもってた気がする。
「これ、おまえのなのか?」
とりあえず聞いてみる。するとその萌えもんはこくこくとうなずいてこっちのほうをみている。
「今度は落とすなよ」
そういって骨をわたす。無言のままだが、すごく安心しきった顔をしている。
「助けられたらお礼ぐらい言うもんだぞ」
萌えもんはよくわからないと言った顔をしている。
俺はため息をつきながら、
「『どうもありがとう』っていうんだぞ?」
そのとき、周りからすれば口を動かしているようにしか見えないけど、本当に、本当に小さな声で、
「……どうもありがとう」
そう言われた。実際には言われた気がした。けど俺は、
「どういたしまして。今度はもっと大きな声で言おうな」
と言いかえした。

その萌えもんの元を去って最上階に向かう。
途中で黒ずくめの男たちとすれ違ったけど無視しておいた。
最上階につくと一人のトレーナーとじーさんがなにやら話し合っていた。
「おいじーさん。こんな時間まで何やってたんだよ」
「おお、君も来たのか。じつはガラガラのお墓参りにきたらロケット団とか言う連中に襲われてな、この人に助けられたところじゃったんじゃよ。」
「勘弁してくれよほんと…、そっちの人も悪かったな。じーさん助けてくれてサンキューな」
「いや、べつにたいしたことじゃ…」
「そんなことはないぞ。今日はもう遅いからわしの家泊まっていきなさい。君もついでに泊まっていきなさい」
「俺はついでかよ…」

じーさんを連れて帰った後、じーさんにたずねられる。
「ところで、そのお前さんの後ろにいるカラカラはどうしたんじゃ?」
へ~、この娘カラカラっていうのか、ってええ!?
「おま、いつからいた!?」
「いや、タワーのときからずっとついてきていたぞ」
トレーナーにツッコまれる。きづいてたなら言えよ。
「すごくなついてたみたいだから、てっきり君の萌えもんかと思ってね」
そういうことじゃなくてだな、ああもうほんとどうしようか…
などと悩んでいたら、
「だったら手持ちにすればいいじゃないか」
「でもボール何か持ってないぞ?」
なんていったら差し出してきやがったこのやろう。じーさんも見てないで助けてくれよ。
「いい機会じゃないか。お前さんよりも年下のものが旅に出て萌えもんを手持ちにしているというのになにをためらうことがあるのかの」
……言い返すことができなかったね。
「あとで返すからな。それまで貸しにしとくからな」

この後、カラカラをボールに入れようとするもののボールを10個ほどつかい、しかもトレーナーの萌えもんにまで手伝ってもらった。
貸しは高くつきそうだな、こりゃ。
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