3スレ>>955(1)


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※どうも、零です。
この物語は主人公のもえもんマスターまでの道のりを描く(つもりの)ものです。過度な期待はしな(ry
ちなみに、原作のストーリーや設定、ルールなどに従ったりガン無視したりしますが、そのあたりは気にしないでください。フィクションですもん。
それから、なにぶん未熟者なので、誤字脱字があったり、表現の使い方間違ったり、文章がおかしかったりしても、ぜひぜひ暖かい目で見守ってくださいm(__)m
お暇があればぜひどうぞ。



登場人物
・ハル この物語の主人公、春に生まれたからハル。単純っすね。この物語は基本、ハルの一人称形式で進んでいったり進んでいかなかったり、まぁ進んでいく(はず)。
・マフユ ハルの、もうひとりの幼馴染であり、ライバル。もちろん冬に生まれ(ry。ハル、ナツキより一つ年上。
・タケシ ニビのジムリーダー
性格はそのうち変わっていくなんて異常事態もあり得るのであえて省略。
作中のセリフ部分は、人物名、もえもん名の頭二文字or三文字のみ表記します。


適当にあらすじ
ライバル達との死闘を越え、修行に励むのであった!!


ハル冒険記
第4話『死闘の先に。――いやぁ、今回タイトルつけんのむつかしいのなんのでしたよ・・・』 by零



  ハル)「ここがトキワの・・・」
  ミニ)「・・・森ですね」

ライバル達との敗戦(ナツキには勝っているが、自分のなかでは負けたに等しい結果だった)から二週間の時を経て、ようやく辿り着いた場所。
辿り着いた、というのは、トキワシティから二週間掛けて歩いてきた、ということではなく、先へ進んでも大丈夫だろう、というくらいには成長した、という意味である。

辿り着いた場所はトキワの森。
カントー最大の森林地帯。
地名にもなっている程だ、流石に壮観である。
  ハル)「・・・でかいな」
しかし、工夫のない、ありきたりな感想を漏らしてしまう。
 ミニ)「・・・でかいです」
ミニリュウも同じなようだ。
思わず微笑んでしまう。
 ハル)「・・・」
だが、微笑んで、黙り込む。
感嘆――とは別の意味で。
 ミニ)「?」
ミニリュウは、心配そうな顔で僕を見上げる。
  ミニ)「・・・ど、どうしました?」

ちなみにこの二週間、ミニリュウも少しずつ話してくれるようになり、今では――躊躇いがちではあるが――普通に話してくれるようになっている。
まだ名前を呼ばれたことがないのが唯一心残りだが・・・。

と、今はそんなことより、目の前に一つの不安が待ち構えているのだ。
しっかりしなければ。
  ハル)「いや、大丈夫、なんでもないよ」
自分に言い聞かせるように言い、トキワの森へと足を踏み入れる。

――入ってすぐ、ミニリュウは歩みを止めてしまった。
 ハル)「ん?どうしたの?」
  ミニ)「・・・中、結構暗いですね」
辺りを見回してみる。
確かに、真っ昼間とは思えないほどの薄暗さ。
日の光が大きく射す場所もなさそうだ。
  ハル)「日の光が遮られちゃってるからね、大丈夫だよ、おいで」
 ミニ)「・・・はい」
駆け寄ってくる、駆け寄ってきて、僕のズボンを掴む。
  ハル)「・・・暗い所は苦手?」
――そういえば、
 ハル)(確か初めて会った夜も・・・)
あの時も部屋の隅で震えていた。
  ミニ)「・・・は、はい・・・ごめんなさい・・・」
あれ以来、夜は一緒に寝ている。
それが当たり前であるかのように一緒だったので、忘れていた。
  ハル)「ううん、ゴメンね」
しゃがみ込んで、抱き上げてあげる。
  ミニ)「あ・・・ありがとうございます・・・」
安心したように微笑んでくれた。
抱き上げると、ミニリュウはいつも嬉しそうに笑ってくれる。
そんなミニリュウの笑顔が、好きになっていた。

――ふと、なにかが頭を過ぎった。

  ハル)「ミニリュウは抱いてもらうのが好きだったもん――」
ね、と言いかけて、自分が考えたこと、発した言葉に疑問を抱く。
  ハル)(…?何言ってんだ僕――)
なにが過ぎったのかはもう思い出せない。
ミニリュウを見ると、彼女は僕を見つめていた。
その顔は、いつもにはない表情――期待と不安が混ざりあったような――見たことない表情――そんな気がした。
  ハル)「・・・ミニリュウ」
不意に、感情が涌き上がる。
  ミニ)「・・・・・・はい」
今まで抑えてきた、疑念――ミニリュウを知りたいと思う感情。
  ハル)「なんで・・・なんで暗い所が苦手なの・・・?」
もう、止められなかった。
  ハル)「なんで海で倒れてたの・・・?」
  ミニ)「・・・」
  ハル)「昔に・・・なにか嫌なこと、あったの?」

・・・なぜこんなことまで聞いているのだろう?
出会ったときから、確信はあった。
過去になんかあったのだろうという確信。
あった、が、ミニリュウを傷つけたくないが故に、抑えてきたはずなのに。

  ミニ)「っ――・・・」
ミニリュウは、何かを言い掛けて、しかし黙る。
そして、震えだす。
  ハル)「――!」
その震えを感じて、僕は我に返った。
  ハル)「あ・・・ご、ごめん・・・無理には・・・聞かないから・・・」
ミニリュウの震えは止まらない。
  ミニ)「・・・ごめん・・・なさい・・・」
 ハル)「いや・・・」
 ミニ)「・・・」
沈黙が流れる。
 ハル)(・・・)
 ミニ)(・・・)
沈黙の中、歩き続けた。

 ミニ)「――あの・・・」
重い沈黙に耐えられなくなったのか、ミニリュウが口を開く。
 ハル)「ん?」
 ミニ)「・・・えっと・・・あの・・・」
いや、耐えられなくなったというより、重要なことを聞こうとしているような顔
なようだが。
決心したように、言葉を紡ぐ。
  ミニ)「・・・ここ、どこですか・・・?」
  ハル)「へ!?」


トキワの森入口。
  ハル)「ごめんなミニリュウ・・・」
  ミニ)「いえ・・・でも、どうしたんですか?」
  ハル)「・・・」
  ミニ)「・・・?」
 ハル)(あんまみないでくれ・・・)
ミニリュウは怪訝な顔で僕を見つめている。
  ハル)「実は・・・僕・・・相当な方向音痴なんだよね・・・」
  ミニ)「あ・・・」

あのあと、なんとか入口まで戻ってこれた。
もう日も沈みかけている時間。
不安は的中したというわけだ。

  ハル)(それに・・・あんな雰囲気だったし・・・いや、そうじゃなくても迷ったんだろうけど・・・)
自分の方向感覚のなさに、ため息を吐く。
  ミニ)「つ、次頑張りましょう!次は大丈夫ですよっ!」
ミニリュウは必死に励ましてくれている。
そんな姿もまた可愛い。
  ハル)「うん、ありがとうミニリュウ」
思わず抱き締める。
  ミニ)「ふわっ!?き、急にどうしたんですか!?」
  ハル)「いや、可愛いくて」
  ミニ)「なっ・・・!!」
ミニリュウの頬が、すごいスピードで赤く染まっていく。
  ミニ)「・・・あ、ありがとうございます・・・」
  ハル)「うん、また明日頑張ろう」
ミニリュウは、赤い頬のままで答える。
  ミニ)「はいっ!」


翌日、僕らはなんとかニビシティに辿り着くことができた。
ニビシティのセンター内で疲れを癒す。
  ハル)「さっすがミニリュウだなぁ」
  ミニ)「・・・いえ、そんなことは・・・」
ニビシティに辿り着けたのは、ほとんどミニリュウのおかげだった。
というのも、彼女が地図とにらめっこしつつ、道を教えてくれたからである。
  ミニ)「・・・というか、地図、貰えたんですね」
  ハル)「うん、まさかそんな手があるとはね・・・」
二人とも、思わず苦笑を浮かべる。
ちなみに地図は、トキワシティセンターのジョーイさんから貰った。
  ハル)「――まっ!とりあえずニビに着けたんだ、これからどうするかだな」
  ミニ)「・・・ジムには挑戦しないのですか?」
  ハル)「ん~、もちろんするけど・・・その前に街を散策してこない?一緒にさ」
ミニリュウは、パアッと顔を輝かせた。
  ミニ)「い、いいんですか!?」
  ハル)「うん」
抱きついてくる。
よほど嬉しかったのだろう。
  ハル)「はは、ニビには博物館があるんだって、そこ行ってみようか」
  ミニ)「はい!」


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