4スレ>>162


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

書いてたら前半だけ日記風後半違う形になったよ・・・
自分でもやたら長いし読みづらいorz


 二日目 ─イーブイを預けた次の日─
勤務が朝からだったので、昼休みに様子を見に行った。
既に意識は戻ってきており、エリカさんの話では食事も取るし
話すことも出来るということだった。
・・・ロケット団はほとんど男ばっかりだったんだろうか?イーブイ
は女性であるエリカさんやジムトレーナーは平気でも自分は近寄る
ことすら出来なかった。エリカさんたちや彼女らの萌えもんたちの
説得も効果なし。・・・ここまで怖がられるとさすがにへこむ。仕事柄
泣かすことは割りと多いけど(治療が嫌いな子を、であり変なことを
してるわけではない、ここ重要)。
まぁ人間全体が嫌いって訳ではないことがわかっただけでもよしと
するか。



 五日目 
勤務時間がシフトしたので、昼間は時間が出来た。
特に予定もないので、イーブイの様子を見に行く。
五日続けて顔を出していたら、さすがに慣れてきたのか顔を見るなり
逃げ出すということは無くなった。が、まだ会話というか彼女の
声を聞くことは出来ていない。
ただイーブイと種族名で呼んでいるのも親しくなり難い一因かと思い、
ニックネームを考えることにした。が、気に入ってくれなかったらどう
しようか。
毎日顔出すだけってのもアレなので、行くときはジムの萌えもんたちの
健康診断や薬の補充も一緒に行っている。
リーダーを始め、女の子ばかりのジムの中で挑戦者でもない男がうろうろ
作業しているのはやはり気になるようで、挑戦するらしいトレーナーの
注目をよく集める。なんか落ち着かない。



 七日目
今日は非番なので、午前中から尋ねてみた。
と言っても昼近い時間だったせいで、お昼をご馳走になってしまった。
イーブイと取る食事は何気にこれが初めてで、一生懸命食べている姿は
愛らしいなんてもんじゃなかった。・・・が、周りは10人近い女性に男
一人が混ざって食べるという状況が落ち着かなくて仕方が無い。
イーブイへのニックネームも考えてきた。
植物と草萌えもんだらけのタマムシジムで暮らしているし、あまりひねり
過ぎるのも・・・ということで植物→葉っぱ→リーフ、の連想で
リーフィアとつけた。
いい名前をもらったねー、と皆に撫で回されても本人はきょとんとして
いる。よくわかってないんだろうか。



 十日目
とうとうリーフィアの声を聞いた。というか、話ができた。
夜勤になって昼間はほぼ休みになったので、いつものようにタマムシジム
に押しかけて。
ジムの萌えもんたちの様子を見ていると。
「ます、たー・・・」
なんか聞こえた。いや呼ばれた。
こちらが硬直しているともう一度繰りかえされた。
「ますたー・・・?」
慌てて振り向くと、今まで誰か(主にエリカさん)の影に隠れてばかり
だったリーフィアが自分からこちらに寄ってきていた。
ともかく返事をしないと、とテンパる自分に喝をいれ、できるだけ
笑顔で返す。
「どうした、リーフィア?」
すると。
とてとてとてとて、ぎゅ。
しがみついてきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・がはッ
・・・・・・・これはッ・・・・!
イーブイ種の背は大体平均で30センチ。
萌えもんの診察をしていたためしゃがんでいた俺の首にも届くかどうか
の身長。そのちっこいリーフィアがきゅっとしがみついてきている。
これはいやもう

  グ  ッ  と  き  た  !!! 

小さい手を精一杯伸ばして抱きついてきている。その感触がもう
た ま ら ん ね こ れ は 
周りのジムトレーナー達はかわいーと半ば絶叫、普段どおりなのはエリカさん
位だ。挑戦者がたまたま途切れていたからいいものの・・・
肩の方に手を回していないから立ってしまえばぶら下がってはいられない
だろう。半分以上無意識に診察を済ませ、それでも動けない。
しばらくして、手を離したリーフィアの話をずっと聞いていた。
皆から助けてくれた人だとか君のマスターなんだよとか萌えもんを治す
仕事をしているいい人と聞かされていたけど、やっぱり怖くてなかなか
話しかけられなかったとか。
笑顔でエリカさんやトレーナーや萌えもんたちと会話しているのが羨ましく
て、ずっとお話したかったのだとか。
何より、治してくれてありがとうと伝えたかったんだそうだ。
その日は仕事そっちのけでリーフィアと一緒だった。
時間を忘れてかまってたせいでセンターから呼び出し食ってジョーイさんに
大目玉食らったのは言うまでもない。


 十二日目
今日も今日とてジムに預けているリーフィアに会いに行く。
あの日以来いったら出迎えてくれるようになったのが嬉しい。
仕事もこなしつつ(結局ジム周りの仕事を自主的にこなしているからと
言うことで一昨日は許してもらった)リーフィアといろいろなお喋り。
トレーナーの気持ちがわかる気がした。これだけかわいい仲間と夢を叶える
ための旅はさぞかし楽しいことだろう。ただ、萌えもんを治療する側である
俺としては野生の萌えもんを倒すことなしには進めない道であるのが残念
というかなんというか。
最近、毎日タマムシジムの裏口に通っているのが不審なのか、ロケット団の
姿が目立つようになってきた。どうもこちらの様子を伺っている。
ばれつつあるのか?だとしたら不味いな。近いうちに打開策を練らないと・・・

                              
リーフィアに会いにタマムシジムに通う、俺の結構幸福な毎日は唐突にひび割れた。
昼勤務に戻ったため、昼休みに食事を取ってから行こうかなどと考えつつつれて
こられた萌えもんの治療を済ませていると。
「ヒ、ヒロキさんっ!!」
尋常ではない勢いで飛び込んできたのはタマムシジムのジムトレーナーの一人。
たしか、いつでもミニスカなユミちゃんだったか。
挑戦者にやられたのとは違うだろう、たとえ瀕死でもセンターの治療装置なら
まず間違いなく全快する。
なら、何があった?
ともかく、丁度治療の済んだ萌えもんをトレーナーのところへ連れて行きつつ
返事を返す。
「名指しで指名とは恐れ入りm・・・じゃなくて、どうした?」
「あぁヒロキさんッ、リ、リーフィアちゃんの様子が・・・!」
リーフィアの様子が。
その言葉が耳に入った瞬間に俺は思考も含めて一瞬停止し───
───次の瞬間には駆け出していた。

途中何人かとぶつかりかけたが謝ってる余裕が無い。
黒尽くめの例の方々も跳ね飛ばしたようだが気にしない。
「失礼しますっ!」
慌ててるせいでドアを蹴破る勢いでも反射的に挨拶はする。
「リーフィアに何があったんで・・・!!」
みなまで言うことも出来ずに絶句する。
なぜかといえば。
うずくまって、眩い光を放つリーフィアを見たから。
「これは・・・!」
説明されなくても、何があっても言いようにと萌えもんセンターで石による進化を
行うトレーナーは珍しくなく、つまり俺は萌えもんが進化するシーンを何度も見た
ことがある。
特にイーブイは都合五種類に進化する上、そのどれもが石進化であるというので
有名だ。イーブイ自身、そして進化系達の愛らしい姿も相まってトレーナー達からの
人気は高く、それがもともと希少なイーブイ種の価値をさらに引き上げている。
だが。
ここはタマムシジムである。それも昼食の関係から挑戦者の途切れる昼前だ。
いるのはジムリーダーのエリカさんとジムトレーナー、そして草萌えもんばかり。
草萌えもんの進化は主にLv進化か石進化になるが、草萌えもんの進化に使う石と
言えばリーフの石。進化の誘発が確認された6種の石の中で唯一イーブイが反応
しない石である。太陽の石で進化する草萌えもんも存在はするが、そういう種を
このタマムシジムでつれているトレーナーはいない。
つまり、イーブイが進化しうる条件を今のタマムシジムは
全く満たしていないのだ。
起こりえないはずの進化。今目の前で起こっている現象は、つまりはそういうこと。
「一体、何故・・・」
唐突に始まったらしい進化は、収束に向かいつつある。
渦巻く光が静まって・・・
先のとがった長めの耳、根元から先端に向けて茶色から白へと色が抜けていた尾は
青々とした、まるで夏の木の葉のような形状と緑に。
髪も幾房か、同じような変化を示して。
首周りの白いふわふわな毛が姿を消し、服は濃い茶色のワンピースから薄茶の服へ。
スカートにはヒダもある。
そして、なにより、イーブイ時に比べて数倍に大きくなっていたのだ。
30cm位のイーブイのころに比べて背は優に3倍はあるだろう。
この全く予期せぬ、そしてイーブイから見知らぬ萌えもんへの変貌に、
言葉を放つ余裕のあるものはその場に一人としていなかった。
「うぅぅ・・・ふぅ、収まった。あれ?マスター?」
───大変貌を遂げた当人以外には。
「あれ?て、お前・・・その姿は・・・」
指摘されて初めて気付いたのか、自分の姿を見下ろして?を飛ばすリーフィア。
「わぁ。おっきくなってますね」
「そうじゃねぇって!一体何があって進化したんだよ!?」
天然ボケなのかはたまたこの進化が当人には全く不測の事態でも何でもなかったのか、
一向に慌てる気配は無い。
まだ就職して日が浅いとはいえ数々の萌えもんを治療した俺にも、草萌えもんの扱い
において知らぬもののないエリカさんにもまるで見覚えの無い萌えもんになったのだ。
ジムトレーナー達はまだ呆然としている。
「何があってと言われても・・・」
当人の話では、ジムトレーナーのフシギダネとじゃれあっていたら体が急に熱くなり、
そのままうずくまっている間に・・・とのこと。
石進化でもない、どちらかと言えばLv進化といえる現象に改めて誰もが呆然と・・・
している余裕は無かった。
「いきなり突き飛ばしやがるから目に物見せてやろうと思ってつけて見れば・・・」
第三者の、この場で聞くはずの無い俺以外の男の声に全員が振り返る。
「未だ発見されてない新種の萌えもんとはな。馬鹿みたいに高く売れるだろうぜ」
しまった裏口開けっ放しだったか、そういや途中で突き飛ばした一人が
黒かったな、とか考えてる場合ではなく。
入ってきたのは言うまでもなくロケット団。それも、お仲間付きで計4人か。
「・・・裏口からの入場は関係者以外はお断りさせていただいております。お帰り
 くださいませ」
誰より早く復帰したエリカさんがリーダーらしく毅然と言い放つも、
「ぁあ?うるせえよ。痛い目見たくなけりゃさっさとその萌えもんをよこしな」
ロケット団に聞く気は(当然だろうが)ない。
「・・ぁ・・・・ぁ・・・」
微かな声に目を向ければ、リーフィアは震えて後ずさりしている。
ロケット団の服に、態度に、恐怖の過去が蘇っているのか。
その姿を見て、俺は、
「さあわかったらそこをど・・・っ!」
エリカさんの横をすり抜け、だらだら口を利いていたロケット団員の鳩尾めがけ
拳を叩き込んでいた。
「が・・はっ・・」
そのまま屑折れる団員。とっさの、それも萌えもんジムでありながら人間に攻撃
されるという事態に他の三人も反応しきれない。
それをいいことに、
「がぁっ!」
隣の別の奴に襲い掛かりダウンさせる。
ようやく反応し、
「こ、この野郎!なめた真似し」
口上述べつつ腰のボールに手を伸ばしていたそいつの腹に蹴りを叩きこんで黙らせ、
最後の一人を倒そうとした矢先、
「いつっ・・・!」
腕に何かが突き刺さる痛みが。
刺さっていたのは針。
目前には、
「よくも好き放題やってくれたなテメェ・・・」
アーボを出した最後の団員。
「せいぜい苦しみのたうって死にやがれ!おらアーボ、続けて毒針だ!」
その指示は果たされなかった。
「ウツボット、ヘドロ爆弾!」
とうに立ち直っていたエリカさんの指示が飛び、
「ラフレシア、のしかかり!」
二人がかりで攻撃を仕掛けたからだ。
いくら毒タイプだと言ってもジムリーダーの萌えもんの攻撃である。
立て続けにくらって耐えられるはずもなくアーボは戦闘不能になる。
「なっ!ち、畜生邪魔しやがっ」
て、まで口にする時間など与えない。
改めて蹴り飛ばして壁にたたきつける。
団員はぐったりとして動かなくなった。が・・・
「よりによって毒針すか・・・・・」
生まれつきの異常の類でもない限り、肉体的に萌えもんは人間の遥か上を行く種族
ばかり。その萌えもんたちが時には瀕死にまで追い込まれるのが毒萌えもんの毒で
ある。全く平気なのは相性面で無力化する鋼タイプか同じ毒タイプ位のもので、
そのどちらか以前に萌えもんでもない俺がそんな物くらってただで済むはずが無い。
「目、が・・かすんできたか・・・」
ロケット団員に毒萌えもん使いが多いのは、その毒が巡査さん達の追撃を断念させ
やすい面もある。萌えもんが毒になれば毒消しで治るが、毒消しの聞かない人間が
毒になれば治療を優先せざるをえないためだ。
そのままその場に倒れ付す俺にリーフィア他皆が駆け寄ってくる。
「マ・・・マスター?マスター!?」
「ヒロキさん、しっかりなさって!」
「早く病院へ・・・・・・で!」
「・・・・・!・・・・・」
周りの慌てふためく声、涙交じりのリーフィアの呼ぶ声、まとめて遠ざかってゆく。
残るのは腕から拡がりつつある激痛と熱の感覚のみ・・・。
意識はそこで途切れた。
                             次へ(多分・・・)

追記
うだうだ長くなったorz
一番書きたかったのは後半。リーフィアってDPからの追加だし
全国図鑑になっても図館ないんだから思いっきり新種ってことに
して出したかったんですw
というか萌えもんのssのはずがここまでは別に萌えもんでなくても
いい気がしてk(ry
あと萌えもんバトルより先にマスター(ヒロキ)のほうが先に戦うって
ドウイウコトダ・・・
彼があんな無茶できた理由は一応前作に載せとります、読んでなけれ
ばぜひ・・・(宣伝すか)
一応鹿さんVer基準。他のVerやったこと無いんです。でも鹿Verだと
エリカさんモンジャラ持ってない・・・
確認不足。そのかわりウツボットとラフレシアの技はちゃんと調べま
した。
裏設定的なものも考えてはあるけど、知りたい人が多ければ書くかも
しらんかな・・・
なんか追記までgdgd長い(泣)けど、読んでくださってありがとう!
続きもちゃんと(今のところ筆者の脳内に)あるよ!
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。