4スレ>>316


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わりと早朝、時間にして5:40という普通の人はまだ眠っている時間
今、電気の音と共にシャワーを浴びている黄色と黒の髪と尾羽の女性。
彼女はサンダーさん。とある私立学園に通う伝説の萌えもんである。
レディは朝起きてシャワーを浴びる人が多い、彼女もその内の一人だ。

キュッ
「ふぅー。」

一方そのころ相当近所のとある家の風呂場では。


サー・・・キュッキュッ・・・。

「恋な~んて、もう~二度と~し~ない~とかね。うっそ~♪」

鼻歌通り越して歌を歌い、シャワーを喰らいながら頭のランタンを磨いている巨漢。
頭の明かりのおかげでまだ薄暗い時間帯でも電気を付けなくても良い。
レディでなくとも綺麗好きは毎朝シャワーを浴びるものなのだ。
しかしこのランターンという男はやけに長い。5:20に風呂に入って今は6:00だ。

「きっみのかわっりはどっこにっもいっなっい~♪きっみのかわっりっじゃぼっくはいらっなっい~♪」

何曲目なのだろうか、風呂が歌を歌う場所になりつつある。
そしてヒゲ剃って体を拭いてようやくこの男の朝シャンというものは終わる。
風呂上りにあらかじめおいてあったスポーツドリンクをグイッと飲み干す。
着替えてから制服の上にエプロンという酷いアンバランスな格好で料理をする。
いわゆるブレックファーストというものだ。2人分作っているようだ。



そして、羽服を着てその上から制服を着るサンダーさん。
袖とかの問題は案外平気のようだ、下も尻羽穴とかがしっかりある。
髪を結んで骨を鳴らし、あくびとともに放電するサンダーさん。近くにいれるのはごく少数。

「さて、あいつん家いくか。」

毎朝決まって向かう子の家、今日も欠かさず行く。朝食もとらずに。



「さて、そろそろかな?」

ガチャ

「おはようランターン。」
「おはようサンダー、ご飯できてるよ。」
「ああ、いつもありがとな。」
「うん、一緒に食べよっか、いただきまーす。」
「ああ、いただきます。」

ほぼ毎朝こうやって朝食をとっている。
出ている物は十六穀米のご飯にカブの味噌汁、そしてシャケと沢庵。まさに和食だ。
穀米を使うあたり健康志向なのだろうか?二人でハシを進めていく。

「お前部活は?」
「ううん、今日は無いんだ。」
「そっか、あたしは6:00まで生徒会だな。」
「うん、また終わるまで待ってるよ、クッキーでも作って。」
「ありがとな、フフフ。」

このランターン、見かけに寄らずに料理部部長であり、包丁が苦手だが料理自体は得意なのだ。
この男は子供の頃から情けない性格だったせいでいじめられっ子だったのだ。
そして家に篭りがちな状態でやることがないからと家事を教わりここまで昇華させたのだ。
サンダーさんはこの男をとても気に入っている。ほぼ正反対の性格の二人だがそれが引き合うようだ。
生徒会長を務めるサンダーさんは学校に遅くまで残る事が多いのだ。
時間がちょうどよくなったので学校へ向かう二人。

「サンダー先輩、おはようございます!」
「あ、サンダー会長、おはようございます。」
「おはようございますサンダー先輩!」
「ああ、おはよう。こいつにも挨拶してやれよ。」
「ええ、ぼ、僕にはいいよ・・・。」
「アハハハハ、そうだろうな。」

さっそく情けなさが滲み出ているランターン。
しかも隣にいるのがサンダーさんだ。勝っているのなんか身長しかないのだ。
学校に着いた二人はクラスへ、サンダーさんとランターンのクラスは3-Bだ。

ガラッ

「おはよう」
「おはよう、今日もランターンときたのね?」
「ああ、家が近いからな。」
「それだけかなー?」

ハハハハハ

「な、なんだよ!」
「サ、サンダー、怒っちゃだめだよ~。」
「ったく・・・わかったよ。」

教室入って早速このザマである。身の危険を危惧しないのなら最高のからかい相手となる。
調子に乗りすぎると伝説級破壊力の放電が待っているのだ。

「はい、HRを始めます、席について。」

ガタガタ・・ざわ・・・

担任のピジョット先生が来て、ホームルームを始める。
そしてサンダーさんからすればつまらない6時間授業が始まる。
サンダーとランターンは席がとても遠いのでちょくちょく放電してもあんまり面白くないのだ。
それでも暇な時は放電する、ランターンは一応くらっているようだが逐電できるのだ。
ランターンは放電を受けるたびにちゃんと授業うけようよと合図する。
するとヒジを立てつつ授業を受ける、生徒会長あるまじき態度なので注意されるようだ。

そして、5時限目が終わり、部活に行く者や家に帰る者が出始める。
サンダーも隣のクラスへ行き生徒会のメンバーを集めてから生徒会室へ行くところだ。

「チッ、今日は二人だけか・・・じゃあランターン、終わったらすぐ行くからな。」
「うん、でも家庭科室今日は使えないみたいだからクッキーはまた今度でいいかな。」
「そっか、ありがとな。んじゃ行ってくるな。」
「うん、がんばってねサンダー。それじゃあ。」

そして、教室でなんとなく残って本を読み始める。
本のタイトルは『主婦として主夫』意味がわから無い本だ。
その本も読み終わったので生徒会室の前で待つことにした。
廊下の一番奥、中からはまだ作業をしていると思われる音。
座って待っていると鋼鉄の隣のクラスの友人が向こうから来た。
暗くなると電灯よりも強烈な灯りを放つので目立つのだ。

「やっぱり・・・ランターンじゃん。どうしたの?」
「エ、エアームド?あ・・・えっと、その・・・。」
「ごめん、聞いた僕が悪かったね、いつも通り会長さん待ちだよね。」

隣のクラスの子にまでこういわれる始末。かなりの人数が知っている。
それもそのはず3年では有名、そして生徒会でもないのに生徒総会だのに引っ張り出される時もある。
いわば校内公認のアンバランスお似合いカップルと見られているのだ、本人らに自覚はない。

「ホントにさ、ランターンは会長さんが好きだよね。」
「えぇっ?いや・・・僕はそういうつもりじゃ・・・。」

過敏に好きという単語に反応するのは多少意識してしまっている証拠でもある。

「いいから、誰にもいわないし騒いだりもしないから、今のところはね。」
「い、今のところ・・・?何か怖いよ?」
「いや、別にそういうつもりじゃあなくて・・・例えばランターンが僕にケンカ売ってきたりしない限りはね。」
「そ、そんなことしないよ!僕はそんなことできないよ。」

普段からだが1対1でいじられることはあまりないランターンなので戸惑い涙目になる。
究極に情けない男とはランターンにこそある言葉か。

ざわ・・・・ざわ・・・・。

「なんか外がうるさいな、誰だよ騒いでんのは・・・ったく。」

部屋の前で会話をしていたせいか中で作業していたサンダーさん達のお耳にも入った様子。
注意せんとドアを力強くあけて強く言い放つ。

バァーン

「うるせえぞあんたら!ここをどこだと思ってんだよ!」
「サ・・・サンダー・・・。」

壁に張り付いて微妙に涙目のランターン、その目の前にはエアームドしかいない。
場が少し硬直する、エアームドは冷や汗をたらしている。
身の危険を感じたのだ、それもそのはずサンダーさんはすごくご立腹だ。

「・・・おい、エアームド。」
「なんでしょうか生徒会長」
「てめえ!ランターンに何したんだ、コラァー!」
「ちょっとまってそれは誤か、ギャーーーーーーーッ!?」
「だ、駄目だよサンダー!うわぁああああッ!」

バヂバヂヂッ ドガァアアアン

怒りの放電、もはや雷クラスの放電をした。
サンダーさんは弱者を守る(武力介入だが)時がある、そして被害者(?)はランターン。
彼女の一番のお気に入りなのでそれはそれは激怒。
とっさに飛び出たランターンが電撃を受け止めたがエアームドにも被弾。
飛行タイプにはひとたまりもない一撃だ。
ドアの裏では放電を浴びまいと隠れているシャワーズがいた。

「サンダー!違うんだって!エアームドはただ僕と話してただけで・・・その・・・ゴニョゴニョ。」
「え?なんだって!?そうは見えなかったんだけどな・・・とりあえずこいつどうしよう。」
「と、とにかく白目むいてるしソファーに横にしとかないと駄目だよ。」
「あ、ああ。お願い。」

ランターンがいなければ殺もん事件がおこるところだった。
とっさの放電防御やかばうには定評があるランターンがいないといろいろ危ないのだ。
そして数分がたってエアームドも起きた。

「…ホント、ランターンが庇ってくれなかったら死んでた…ありがと、ランターン」
「ううん、僕はサンダーの電撃、浴び慣れてるから。でも今日のはかなり強力だったなぁ・・・。」
「勢いとはいえ、あたしもちょっとだけ本気出しちまったしな、悪かったよエアームド。」
「気にしないで。疑われるような事をした僕も僕だ」

エアームドはどうやらシャワーズを迎えにきたようだ。
最初は2人と言っていたが人員不足のためハクリューに手伝ってもらってたようだ。

「会長、こっちの仕事終わりましたよ」
「お疲れハクリュー。悪いな、結局最後まで手伝わせて。
 今日はあたしとシャワーズしかいなくてさ、助かったよ」
「剣道部も今日はお休みでしたから・・・それじゃあ、私はこれで失礼しますね。」
「ああ、お疲れ。またよろしくな。」
「お疲れ様です、ハクリュー。さて、あたしらも帰ろうか。」
「うん。」

やっと仕事が終わったようだ、すでに真っ暗である。
エアームドもよくなったようですでに立っていた。
カギをかけてから学校を出る、真っ暗で街灯のあかりも乏しい。
そんなときに便利なのがこの男である。

「日が落ちるのが早いですよね。」
「そうだね。でも、ランターンのおかげで夜道も明るいから安心だねぇ!」
「うん。僕なんて、こういう時はこれくらいしかとりえないから・・・。」
「いやいやいやいや、そんな事ないから、そんなダークにならなくても。」

自分を卑下するのも度が過ぎると鬱陶しいという言葉をこのランターンという男は知らないのだろうか?
そしてランターンにサンダーさんが菓子を要求する、普段とほぼ変化の無い下校。

「あーそうだ、お前またあたしにお菓子作ってよ。」
「う、うん。分かった、何がいい?」
「そうだなぁ・・・アレだな。この前作ってくれた白とかピンクのヤツ。名前がわかんないや、アハハ」

それはおそらくマカロンと呼ばれるスイーツ(笑)である。
ランターンは実は一番得意なのは家庭料理や海外料理ではなくお菓子やケーキが得意なのだ。
そのせいかサンダーさんがランターンにあげるバレンタインチョコをランターンが作るという異例極まりない事態も発生した。

「サンダーって甘いもの好きだよね。」
「んー、まあな。お前が作るからうまいんだけどな。」
「そうかな?僕が作ったのそんなに美味しい?腕によりをかけてるけどまだまだだと思うなぁ。」
「アハハハハ、あんだけ美味いの作れりゃお前は開業もできるだろ。」
「お菓子屋さんかー、平和そうでいいかもね、のんびりしてて・・・。
 待てよ・・・石油だのの問題で砂糖の値段まで上がってるから・・・ブツブツ・・・。」
「本気にすんなよ、常連客があたししかいないって事態を考えな!」
「あはは、それもそうだね。」

他愛ない会話をしてエアームド達と別れ、帰路につく。
サンダーさんはランターンの腕をひっぱって歩いていた。
逆転カップルとはこんな感じだろう、性別が明らかに逆だ。

今日もサンダーさんは。普段通りで、ダルい授業で大変な生徒会。そしてランターンといる。
ランターンも朝起きて朝ごはん作って、ついでに弁当も作る、そしてサンダーさんといる。

この平凡な日々こそが彼らには良く似合うのであった。









































































































「えーっと・・・白とピンク・・・断片情報だなあ・・・。
 ケーキだって白とピンクのあるしチョコだってそうだし、クッキーだってそういうのを作った。
 計り知れない数サンダーにご馳走してるから僕も正直把握できないや。」

「さて、やることないしスカ○プでランターンと話してるかな。
 白とピンクで伝わったかどうか正直不安なんだよな。」
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