5スレ>>35


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今日は新入生達が入ってくる入学式、今は生徒会長であるコイルが教壇で挨拶をしているわけなのだが…。

「と言うわけで皆さんには今日からこの学校で…」

「くすくす。」
「あれ、絶対なんかあるよね。」

くすくすと人の笑い声がする。

まぁ気持ちはわかる気がする、あのコイルが体育館の教壇に立っているのだ。
実際横から現れたときは教壇の高さの身長ぐらいのコイルが教壇から話しているのだ。
もう、お立ち台があの下にあることは誰の目から見ても明らかなのだ…。
だけどフツーはこーゆーときは静かにしてるのが筋ってモンだろ…。

「カ、カモネギちゃん、ネギ、長ネギ折れてるって…。」

なにやら怯えたような声で隣にいるズバットが教えてくれる。

いけない、イライラするとつい手が…。


幸いなことに、コイル会長の挨拶以降は特に何も問題なく入学式は終了した。





入学式が終わり、生徒会役員で生徒会室に戻る途中のことだ。

「あっれぇ~?そこにいるちっちゃい子はさっき挨拶してたコイルちゃんではありませんかー?」
なにやらカイリキーが人を小ばかにする様な口調でからかう。
ゲラゲラゲラと傍にいるゴーリキーも笑っている。

見たことの無い奴らだったからおそらく新入生なんだろう。
皆、この手の扱いはわかっているらしく、無視して先に進もうとした…。

その瞬間、コイルが転んだ…。
私はすっとカイリキーが足を出すのを見逃さなかった。

「わりぃなぁ~。小さすぎて気がつかなったぜぇ。」

ヒャハハハハと大声を立てて奴らが笑う。

プツン…。
と私の中で何かが切れたような音がした。

「おい、おめーら。」

ずいっと転んだコイルを庇うように前に出る。

「なんだてめぇ?やんのか?」

カイリキーが睨みをきかせて私に近づいてくる。

が、瞬間、私のネギ居合い切りによってゴーリキーともども吹き飛んだ。

「てめぇ!」

吹き飛んだカイリキーが突っ込んでくるが再び私のネギによって吹き飛ばされる。
壁に吹き飛んだ二人にネギを突きつけ

「いいか!この学園で生徒会を馬鹿にするんだったらこのあたしが容赦しないよ!」

「べ、別に生徒会を馬鹿にしたわけじゃねぇかよ…。」
びびった様な声でカイリキーが呟く。
「あ、兄貴、あの女、あれっすよ。生徒副会長と風紀委員長を務めるって言う噂の…。」

なにやら小声でごにょごにょ言っている。まったく男らしくない

「わかったのかい!」

私が一喝すると

「「ハイ、わかりました!」」

ぴしっと直立するとあっさりと逃げていってしまった。

「まったく、あーゆー輩はどこにでもいるもんだね。」








生徒会室で今日の入学式の資料整理をしているときだった。

「はぁ、やっぱり私の代わりにカモネギさんが生徒会長をやったほうがよかったんじゃないでしょうか?」

いきなりそんなことをコイルが言ってきた。

「なんでそんなことをいきなり聞くんだい?」

「だってカモネギさんのほうが強いし、色んな方々から慕われてるじゃないですか。
 それに比べたら私は…。」

慕われてるって言っても主に剣道部とか柔道部とか体育会系の連中ばっかりだけどな…。

「そんなこと無いって、コイルはサンダーさんに言われただろ?
 あんたは人をしっかり見て、その人のいいところを見つけられるって。
 それは強いって言うだけしかないあたしなんかよりよっぽどすごいことなんだから。」

そう言って泣きそうになっているコイルを抱きしめる。
うん、やっぱりコイルが一番抱き心地がいいな。

そんな感じで今日の入学式というイベントは終わったのだった。













「アニキ、何してるんですかい?」
双眼鏡を持って生徒会室を覗いているカイリキーにゴーリキーが声をかける。

「馬鹿者、喋ると見つかってしまうであろう。
 私にはあのコイルたんを影から見守るという崇高な使命があるのだ。」

「もしかしてアニキ、ロリコンだったんですかい?」

「何を言う。あのボディで年上。素晴らしいではないか。
 それにな、よく言うだろ?好きな子ほど苛めたいって。」

はぁ、とため息をつくゴーリキー。正直今までこんなのについていたのかと思うと頭痛がする。

「そう言う、お前はどうなのだ?」

「うーん、俺っすか…。
 そうっすね、あのカモネギの姉御とかいいですね。
 あのネギで叩かれたときの感触がまたなんとも・・・。」

なにやら怪しげな表情を浮かべるゴーリキー。

「お前、マゾだったのか…。」

舎弟の新たなる一面を知ってちょとがっかりするカイリキー。

「まぁ、そう言うわけで俺はコイルたんを見守るから。」
双眼鏡を構え、生徒会を覗く

「ちょ、俺にも貸してくださいよ。俺だってカモネギの姉御見たいんですから。」

ぎゃあぎゃあ言ってる彼らの姿が生徒指導の先生に見つかり、そのままお説教を食らったのは当然のことである…。

END
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