No.134 シャワーズ あわはきもえもん
たかさ ???
おもさ ???
はずかしがりやの シャワーズは
みつめられると すぐに とけて
みえなくなってしまう。
「と、言うわけで。シャワーズがどれだけ恥ずかしがるととけるのか調査してみよう」
「マスター、君も結構外道というか、時々バカだね」
- Case 1 -
「シャワーズ!」
「はい、何でしょうマスター…って、ててててて、マスター?」
「なーに?」
「あ、あの…そんな、いきなりなんて…」
「嫌かな?俺はいつでも、シャワーズとこうしたいと思ってるんだけど…?」
「は、はわわわわわ…」
「シャワーズ?」
「は、はい…」
「愛してる(ハート」
「…きゅう」
「あれ、シャワーズ、シャワーズー?…気絶しちゃったか」
「…というわけで、一番『抱きしめて耳元で囁く』は失敗だった」
「それにしても、すごい幸せそうに寝てるねぇ…よっぽど嬉しかったんだね」
「よし、第二弾行ってみるか…ライチュウ、頼んだ」
「はーい!」
- Case 2 -
「着替えないと…あれ…あ、あれ?下着だけ無くなってる…おかしいなぁ…泥棒ってわけじゃないみたい…」
「シャワーズ、おやつ作るの手伝ってー!」
「ラ、ライチュウ!?え、えっと、今は、その…」
「ほら、早く早くー!」
「やぁ、シャワーズ」
「フ、フーディン…どうしたの?」(どうしよう…念写や思考判読されたら…)
「…珍しい事をしてるね。マスターにでも命令されたのかな?(ニヤリ」
「うぅ、ううううぅぅ…」(とけたい、とけたいけど、今とけたら…)
「シャワーズ、早くー」
「あ、はい、ごめんなさいね…」
「…ふむ」
「というわけで、『ぱんつはいてない』は失敗だったね。…後でいろいろ仕掛けてみたけど、結局は溶けなかったね」
「ちょっと待てコラ」
「さ、次行こう次。…次どうする?」
- Case 3 -
「ん…おはようございます、マスター…」
「おはよ…そういや昨日一緒に寝たんだっけか…」
「は、はい…」
「…昨日は一段と可愛かったね?」
「う、うぅう…」
「寝顔もまた可愛かったし…」
「うぁぅぁぅぁ…」
「…今からもう一戦いっていい?答えは聞かないけど!」
「え、ええ~~!?」
「…………」
「…………」
「マスター、何か言う事は」
「あまりの可愛さに暴走した。今は反省している」
「…『昨日は可愛かった』も駄目だね。…次行こうか」
- Case 4 -
「シャワーズ、ちょっとそこ座ってみて」
「はい?」
「…………(じーっ」
「あの、マスター?」
「…………(じーっ」
「あ、え…ぅ?」
「…………(じーっ」
「うぅ、…っ!」
「あ、とけた」
「という訳で『ずっと見つめてみる』で成功でした」
「…あきらかに手前三つの方が恥ずかしいと思うんだがどうよ?」
「そう言うものなんだろうね。…強い視線を感じると身を隠す本能でもあるんじゃない?」
「なるほど、そうかもな」
結論。
シャワーズは見つめられると恥ずかしがってとける。
「さて、これでレポート完了、と」
「お疲れ様、マスター」
「実は他にも色々やったんだけど、流石に健全レベルじゃ書けないよな…」
「まぁ、ねぇ…正直マスターの鬼畜っぷりが明らかになっただけな気もするけれど」
「…これ、どこに提出するんだろうな」
「私に聞かないでくれ」
最終更新:2008年01月30日 20:39