1スレ422-2


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ピコン!

モンスターボールが、モンスターを捕獲完了した時の音がした。
『(´・ω・`)?』
思わず2人でこんな顔してしまった。
いやね?この世界、ドジっ子は数多いれどここまでは居ないと思う。
天然のさくらまで、あんな顔していたのだからきっとそのはず…―――


―――旅を始めてから2日目、私達はトキワの森での――旅先での始めての朝を迎えた。

主「あ、いけない。」
手が滑った拍子に整理してた荷物から予備のボールが茂みに転がってしまった。
――きっと、さくらの寝顔を見てあまりの可愛さに、徹夜で妄想小説書き上げたのがいけないわ…。
さ「私が取ってきます~」
取りに行こうとしたら、さくらがいってきてくれる様子、
主「転ばないでね、洗濯私だし。」
釘を刺しつつ、既に転んで半べそのさくらを傍目に、
――枕代わりにかばんはどうやら荷物が…。
と、反省しつつせっせと荷物の整理を続けた私であった。

そして、それからおよそ15分後…

さ「見つけました~」
気の抜ける声を上げながら、何故か2個に増えたボールを抱えさくらが帰ってきた。
主「おかえり。ボールが増えた理由と、ワンピがスカートとキャミに分裂した理由を聞かせて。」
埃だらけの顔を拭き着替えさせながら聞いてみると、
さ「通りがかりのトレーナーさんにもらったんですよ~、お洋服は気付いたら分かれてました~」
――その容姿を備え白く美しい肌を半ば露出させた無邪気な上目遣いは武器なのよ、さくら。
噴出しかかる欲求をさりげなくお尻を撫でるだけに留め、
主「それより、そのもってかえってきたボールはどこ?」
荷物を置いていた切り株の上にあったはずなのだけど…。
さ「あれですかね~?」
通りすがりのトレーナーに、恐らくゲットするために投げつけられ地面に落ちたのであろう、
‘貰った’モンスターボールをさくらが指差す先にいるのは…、
主「さくら!体当たりよ!」
思わず叫び、瞬時に支持を出す私。
さくらの指差す先にはボールを興味深げに指で突付くピカチュウがいたのだ。
さ「はへぇ?」
恐らく事態を飲み込めていないさくらを、取り合えず抱え上げ…
主「いいから体当たり!ピカチュウゲットよ!」
思わず振りかぶり、さくらをピカチュウに投げようとしたその時。

ピ「ピカっと。」

恐らく1箇所だけ飛び出していたボタンを、興味本位で押したのだろうとは思う。
子供の時代なら私も押した。

ピ「ぴかぁぁ~…!!」

ボールに吸い込まれるピカチュウを目にしつつ、
私達は呆然と、こんな(´・ω・`)?顔をして困惑していた。

息をするのも忘れるほどアホらしい事態を、あっけに取られて過ごしているうちに、
ボールは何度も揺れ、少しずつボタンの赤いランプも薄くなる。

さ「あ~、なんかランプ消えましたよ~?ご主人様~」

ボケたさくらの声を聞き流しつつ、何か重い荷物を両手にからおろし、さ「いた~い」
ピカチュウの入っているはずのボールを手にしていた。

これがピカチーとの出会い。

…私の萌えもんってなんかドジばっかり…。

その後、ピカチーと名前がつき、‘お姉さま’と妙な懐かれ方もしたけど、無事私のものとなった。


―――後日―――

主「えぇ?何だって?」
そのピカチーから信じられない事を聞いた。
ピ「あの、だから♂なんです。」
主「えぇ…♂だったの…でも、その服は何?」
百合趣味とか言わないで。こんな可愛い子が♂って信じられないだけなの。
ピ「実はお母様に着せられて…」
――顔を赤くしながら、目を潤ませて見つめてくる少女と見紛う男の子…危ないわ…。
またも噴出しかける欲望を、お尻を軽くさりげなく撫で落ち着かせ、
主「判ったわ。」
ピ「判ってくれて嬉しいです、お姉さま」
輝く笑顔を向けた後、着替えようとするピカチーをとめ、
主「何してるの?こっちよ♪」
ピ「そ、ちょっとお姉さま、待って、判ったって言ってくれましたよね?!ね?!」
必死で抵抗するピカチーを押さえつけ、
主「あなたのお母様の気持ちが判ったのよ♪」
ピ「い…いやああああ!」
悲鳴をあげ震えながら、私に可愛くデコレートされていくピカチー。
さすがにこの後数日は恥ずかしがってボールから出てくれなかったけれど。

今となってはピカチーも、諦めたのか気に入ってしまったのか嫌がらなくなり、
ピ「この服欲しいです、お姉さま」
などと女の子萌えもん向け雑誌を片手にねだってくる始末。
いつの間にか私の趣味も可愛い娘好きから可愛い子全般好きに変わっていたみたいです。

さ「ヤマとオチくらいつけましょうよ~」

天然の癖にぃ!

終わり。




続いて欲しいとかいう人がいれば続くかもしれない…。        CAPRI
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