5スレ>>84


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生徒会室・・・そこは普通の生徒ならば入る事はまったく無いであろう部屋。
その中に生徒会でもないのにいる男が一人、ランターンである。
サンダーさんを迎えに生徒会室にやってきたのだが・・・



「すー・・・すー・・・。」
「あれ?サンダー寝ちゃってるんだ・・・。
 PCもテレビもついたまんまで・・・。」



今日の生徒会は会長一人でほんのちょっとの小用があるだけなのでサンダーさん一人でいた。
そして小用が終わりテレビを見ながら待っていたがそのまま眠ってしまったのだ。
ランターンも職員室の用事が終わったので来たのだが、眠り姫を起こそうかどうか迷っている。



「すー・・・すー・・・。」
「腕組んで足組んで会長の立派なイスに・・・カッコいいなぁサンダー・・・。
 うーん・・・起こしたらまずいかなー・・・ん?」



そのときランターンの目に入ったのはテレビで偶然流れていた某アニメ。
サンダーさんが見ていたのだろうか、それとも時間がたってチャンネル放置か。
ランターンはそれをボーっと見、そして今度はサンダーさんをボーっと見始める。



「・・・。」
「すー・・・すー・・・ん~・・・。」

ピコーン



ランターンの頭のランタンが何かを思いついた豆電球のような輝きをした。
生き物には、何かを思いついたとき、後のことを考えずに興味や好奇心に負け。
それを即座に行動に移してしまう事がある、すべての生き物がそうだ。
ようするに自重しないのだ、ランターンは今やっているアニメで超ど級な思いつきをやろうとしている。



「えーっと紙とペン・・・紙を3センチ四方に切って・・・。」
「すー・・・すー・・・ん・・・?」
(ん~・・・ランターンか・・・?ちょっと寝たフリでもしてみるかな、あいつあたしに何かしようとしてる。)



タイミングが悪い時にサンダーさんは起きて、そして寝たフリをする。
そう、何かが起ころうとしてるときは悪条件だけどんどん積み重なって大変なひとつの旗になる。
要するに、死亡フラグというものである。



「えーっと・・・肉っと。」
「すー・・・すー・・・?」



この男は熱中、いや。何かにとらわれている。ゴースト萌えもんは近くにいない。
ならば自分の脳みその子悪魔が完全に脳みそを占領し、悪戯しているのだ。



ペタリ



「ふぅー!・・・ぷくくく・・・。」
「すー・・・すー・・・!」

ガバッ



この男の運命は決した。



「何、してんだ?」
「うぁあぁああ!!?お、おきてたの!?」



即座におでこにある違和感に手を伸ばす、紙をはがす。
読む・・・肉。そうかかれている、肉の1文字。
額に肉・・・レディーに、乙女に。



「ランターン・・・!!」
「ご、ご、ごめんなさ・・・ごめんなぁああああ!!」
「ブッ飛ばす!!!」
「うわぁああああ!!ごめんなさぁああ!!できごころごめんなさぁあああああい!!」
「うるさい!写真取られてないだけマシだったけどな!!このッ!」

むんず

「このッ!!このッ!!このォッ!!!」

ドズッ ズドッ ゴスッ グシャッ

「ぐうっ!!がはっ!!げほっ!!」



ランタンをつかまれ、首を前から片腕でつかまれ、壁に押さえ付けられ。
渾身の電撃を帯びたボディブローを連発で叩き込まれる。
顔を赤くして怒るサンダーさんのブローはおそらく今だけは誰のパンチをもしのぐかもしれない。
当然の報い?の強烈な暴行を相当な時間受けているランターンの運命は既にそこで終わったようなものだった。










「うわ・・・ピジョット先生に生徒会室前を掃除するよう言われたけど・・・。」
「凄く・・・散らかってます。」
「うん・・・一体何があったんだろうね?」



飛散した書類、破壊されたロッカー。砕け散ったガラス。
事後に先生により派遣されたシャワーズさんとエアームドさん。
惨状を見て顔をしかめる二人、人でも死んだのかというのは冗談には聞こえない。



「それが・・・会長が怒りながらランターンさんに暴行してたみたいです。」
「えぇ?あの生徒会長さんがランターンに?全然想像できないなぁ・・・。」



普段の二人の仲からは考えられないのだ、しかし紛れも無い事実である。
そして落ちにくい汚れや散らかったものを頑張って片付けるカップルがその場に咲いた。






































































「ったく・・・次やったらブッ殺すぞ?」
「うう・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・許してください・・・。」
「じゃあ今週分の食事は全部お前が作りな!ったく・・・。」
「は、はい・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・。」
「それと!今回の件での弁償は全部お前が払いな!」
「うぅう・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・。」
「わかったか!?」
「は、は、は、はぃいっ!!」
「分かったなら、反省したなら、もうおびえんなよ。許してやるよ。」



手を差し伸べるサンダーさん、しかし差し伸べようとした場所がちょうど首元だったので。



「ひ、ひぃいい!!」
「あっ・・・もう、悪かったって。」



後ずさりして涙を流しておびえながら壁際に逃げるランターン。恐怖のイメージ、トラウマである。
それにしてもあれだけの暴行を受けても意外と平気でうごけるランターンの耐久力はたいしたものだ。
しかしそのトラウマは3日もすれば治ってしまったのであった。
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