5スレ>>87


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「うんしょ・・・うんしょ・・・」
俺はフシギバナにおんぶしてもらってる・・・この過剰反応の半乙女ちゃんのせいで・・・
「悪いな・・・もう少しだから頑張ってくれ」
「まったく・・・しょうがないなぁ・・・」
まったく?しょうがない?誰の粉でこうなったか分かってらっしゃ・・・いや、何でも。
しびれ粉を至近距離で直撃したんだ。自分の一言のせいでしたすみません。
おかげでまったく体が動かない。感覚もない。

だけど、結構いいものかもしれない。
背中は暖かくて・・・意外と広くて・・・
なんか眠くなって・・・
「ちょっ・・・!どこ触ってんのよっ・・・!」
「ん?どうした?」
悪気は無かった。感覚も無かった。仕方無かった。
力が入らず俺の手はフシギバナの胸に・・・
「こんのっ・・・変態マスターがぁぁぁぁ!!!」
その刹那、我が身体宙を舞いて・・・地に伏した。
「仕方・・・無いだろ・・・動かないんだ・・・体・・・」
俺は首すら動かせず、全視界に大地を写しながらもっともな意見を口にする。
「はぁ・・・はぁ・・・バカ・・・」
「お詫びはちゃんとするから・・・萌えセンまで頼む・・・」
「・・・分かったわよ。・・・あっ!」
何かに気づいたフシギバナは俺を置いて走っていった。置いてかないで・・・お願いだから・・・
「見て見て!いいもの見っけた!」
すまん、見れない。耳に入ってくるのはガラガラと転がる音・・・

「・・・俺は荷物ですか?」
「楽チン楽チン♪」
悲しきかな・・・どうやら荷物を運ぶ台車に載せられて萌えセンまで運ばれた。
すれ違う人の視線の痛いこと痛いこと・・・目で言い訳をしたが伝わらなかったようだ・・・。

「こんにち・・・」
センターの人までもが・・・ニッコリと微笑んだまま言葉を失っていた。
「この人麻痺しちゃって♪治してあげてくださいっ♪」
「は、はぁ・・・」
「すみません・・・お願いします・・・」
なんかもう・・・死にたい。

それから薬を処方してもらい、若干痺れは残るもののなんとか歩けるまで回復した。
「ふぅん・・・これか・・・」
トレーナーさんに教えてもらったポスター。本当に最小限の文しか書いていなかった。
「治った~?」
「あぁ。おかげさまでな。」
「ん?これがあの挑戦状?」
「みたいだな。場所が孤島というのがまた・・・」
「行こう行こう!」
「バカ。時間が今日の夜だから。早過ぎだ。」
「じゃぁ買い物行こう!」
「そうだな・・・薬とかいろいろ必要だし。麻痺治しとか。」
「早く早く!置いてくよ!」
とりあえず分かった。暇だから外に行こう!という事らしい。

買い物も済み、散歩しながら町をうろついているとどうやら普通の町と違う事に気づいた。
「なぁフシギバナ。」
「うん?」
フシギバナは肥料入りアイスクリームを食べながら振り向いた。
「この町、バトルしてる人多いような気がしないか?」
「さぁ~?気のせいじゃない?」
分かった。どうでもいいんだな。アイス食べてる時に話しかけるなって事だな。
耳をこらすと色々な所から戦ってる音が聞こえる。

「なぁキミ。バトルしないか?」
そう考えてるうちに俺も戦闘を申し込まれた。
夜からは彼女曰く挑戦状の件もあるし・・・体は動かしておいたほうがいいな。
「いいですよ。」
「よっし!早速だけど行くよっ!」
ポワンとぼーるから出てきた。・・・リザードン。
「たまには苦手タイプと戦ってこい!フシギバナ!」
「ん?」
凍った。空気が凍った。
口元にアイスをつけて座っているフシギバナ。
「・・・バトルなんですが」
「無理。嫌だ。拒否。却下。」
「えっと・・・大丈夫かな?」
相手トレーナーにまで心配される始末。
「すみませんが・・・ちょっと待ってもらってもいいですかね?」
その場でまったりお話タイムが始まった。

「そういえば・・・この町ってやけに町中でのバトル多いですよね」
俺は黙っているのもアレなので話を振ってみる。
「あぁ~。今日が萌えセンにある張り紙の日だからかな。みんな張り切ってるんじゃない?」
「よく分からない張り紙なのに参加者結構いるんですね~」
「噂によるとその島で大会みたいなものをやって、優勝すると伝説のポケモンが・・・とか」
「へぇ~。そんな噂があれば行きたくなるのも分かりますね」
納得しながらフシギバナの方を見る。
まだ食べてた。
ちょっと気になったのは相手のリザードン。フシギバナに何かいろいろ話しかけてるみたいだ。
・・・もっとちゃんと躾けておけばよかったかな。
「ね、ねぇ。キ、キミも張り紙のアレ・・・行くの?」
「当然じゃない。あたしへの挑戦状よ?」
「えっ?!そうなの?!」
「当たり前じゃない。んっ・・・強い萌えもんって言ったらあたしでしょ」
「すご~い!」
俺とトレーナーさん。二人でそのやりとりを見て笑っていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そろそろ僕は行くよ」
トレーナーさんはそう言って立ち上がった。
「あっ、すみません。バトル出来なくて・・・」
「いや、いいよ。リザードンも楽しかったみたいだし」
「うんっ!楽しかった!」
「そういう事だからね。じゃっ、お互い頑張ろう!」
「はい!」
リザードンに乗って飛んでいくトレーナーさんを見送った。
さて、問題はコイツだ。
「おい。」
「・・・はい?」
「あれ、一応バトルの申し込みだったんだぞ?」
「だってぇ・・・あの子可愛くって・・・戦うなんて無理っ!」
「はぁ・・・変な奴だな・・・まぁお似合いっちゃお似合いだったが。」
「でしょ!でしょ!妹が出来たみたいで~♪また会えるといいな~♪」
「最初はあんなに素っ気無かったのにな」
ニヤッと笑いながら茶化してみる。フシギバナの顔が赤くなったような。
「う、うっさいな!いいじゃん・・・。」
「はいはい。じゃぁ時間まで萌えセンで休憩してよっか。」
「うん・・・」

それから俺は萌えセンに戻って仮眠をとった。
フシギバナが聞いた話によるとセンターの人から俺が「痺れトレーナー」と呼ばれ、
ちょっとした人気(?)が出てるらしい。
嬉しくもないが。






はい、2話でした。
一応ミュウツーの逆襲のストーリーだけ使って、萌えもんやトレーナーは全く別物って感じなんですが・・・。
長いですね・・・終わりが見えない。
そして映画を見たのがまだ俺が小学生の時・・・
いろいろ抜けてたりするかもしれませんがそこらへんは寛容な目でひとつ・・・。
感想や、こうするといい等のアドバイスもお待ちしています。お暇でしたら宜しくお願いします。
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