5スレ>>222


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テーブルの上に所狭しと並んだ、数々の料理。
この料理の為に俺の所持金が8割ほど使われてしまったのは正直悲しいが、今日は特別な日だ。
「さあ皆、料理はまだまだ沢山あるから、今日はいっぱい食べてね」
エプロン姿の母が、蔓延の笑みを浮かべた。
そりゃあ、久しぶりのわが子の帰還、それと久しぶりの来客だしな。
自分の料理の腕を奮えて、蔓延の笑みと同時に、満足げな表情が窺える。
「ねえ、はやく食べようよー」
目の前に出ている料理に目を輝かせ、今にも喰らいつかんとしてるエレブー。
食べることに関してはパーティ1の執着を持っている。
そしてパーティ1の食欲を誇る。
「分かった分かった、ちょっと待ってろ。
――ということで、まだ図鑑完成は残ってるけど、萌えもんリーグ制覇ということで、今日は盛大に祝おう!
それじゃ……いただきます!」


「いただきまーす!」


俺の声に続き、エレブーの声が、他の仲間達の声を掻き消す。
かくしてここに、萌えもんリーグ制覇記念パーティが開かれることとなった。



「エレブー、ちゃんと野菜も食べなきゃいけませんよ」
「はーい」
さっきまで鳥の唐揚げを恐ろしい勢いで食べていたエレブーだが、
リザードンの一言で今度はサラダの皿をつつき始める。
「こら、ちゃんと小皿に盛って食べないと」
そう言ってリザードンは小皿にサラダを盛ってエレブーの前へと差し出した。
礼も言わずにエレブーは小皿に盛られたサラダに喰らいつく。
あっというまに食べ終わると、再びエレブーはサラダを小皿には盛らず、つつき始めた。
それを見たリザードンはため息をついた。
「食事中のエレブーに何を言っても無駄だと思うけど……」
俺は既にごちそうさまである。
結構食べたと思うが、それでもテーブルの上にある料理はようやく半分が無くなった状態だ。
まあ、その大半はエレブーが食べているのだけれど。
食べ始めて30分は経ったというのに、エレブーの食欲はとどまる事を知らない。
一体こいつの胃袋はどんなメカニズムになっているのか……などと、幸せそうに料理を食べるエレブーを見ながら考える。
そんなエレブーの向かい側に座っているラプラスはエレブーとは対照的。
ごはんとスープを食し、それ以降は手を付けなくなった。
普段もこれくらい少食だから、特に気にはしていない。もちろん今日はパーティなのだから、と強要もしない。
それにさっきからエレブーの食べ方を注意してるリザードンは、完全にエレブーの保護者である。
当のエレブーは、リザードンの注意を見事に聞き流す。馬耳東風とはまさにこのことだ。

「だからエレブー、小皿に盛ってから食べなさいっ」

でもそんなエレブーに怒鳴らず、何度も優しく注意するのは、彼女の性格ゆえなのか。



で、さっきから俺の目の前に置かれたデザートに執拗な視線を送る人物が一人。
「……食べたいのか?」
俺はデザートに熱い視線を送っているガラガラに、自分のデザートを差し出した。
ガラガラは慌てて視線を逸らして頬を染める。
「べ、別に、食べたくなんか……」
「じゃあ何故俺のデザートに熱い視線を送ってた?」
「そ、それは、食べないのかなって、不思議に思っただけで。
だって、凄く美味しかったから……」
ガラガラの目の前にはデザートを乗せていた皿が3つほど。
イワークとラプラスのところにデザートが無いから、恐らく彼女たちの分まで食べてしまったのだと思われる。
「凄く美味しいのに、食べたくない? なんか話矛盾してないか?
もっと食べたいだろう? そんなに食べてるんだから、ほれほれ」
俺はガラガラの目の前にデザートをちらつかせた。
とうとう観念したのか、ガラガラは素早く俺の手からデザートを奪い取る。
「勘違いしないでよね! 単に美味しいだけで、甘いものが好きだとか、そういうのじゃないんだからねっ!」
とか何とか言いながらちょっと顔がほころんでますよガラガラ。
「なるほど、ガラガラは見かけによらず甘党、と……」
「余計なことをメモするな!」
ガラガラは怒鳴り散らすだけで、いつものホネこんぼうは飛んでこなかった。
ということで、俺はしばらくガラガラを観察することにした。
甘いものとガラガラの組み合わせなんて、予想もしていなかったし、
その夢のコラボレーションを是非とも目に焼き付けたいと思ったからだ。
「……」
無言で、ガラガラはスプーンでデザート――プリン――を突く。

ぷるぷるぷる。

「……ふふっ」
揺れるプリンを眺めて、笑うガラガラ。
その姿がなんとも微笑ましくて、俺も思わず笑ってしまった。
それに気付いたガラガラが俺を見る。
「……見てた?」
「いや、面白いことをやってる奴がいたから、つい」
「……」
ガラガラは頬を真っ赤にして俯き、プリンにようやく手をつけた。

「まだまだ子供……と」
俺の言葉にガラガラは突っ込みを入れず、終始顔を赤くしてプリンを食べた。




ずずっ……

ラプラスの隣に座っているイワークはお茶を飲みつつ、ちょっとずつ料理を小皿に盛りながら何も言わずに淡々と料理を食べている。
イワークもどちらかというと少食なほうだ。
それにしても、これで10杯近くは飲んだと思うぞ、イワーク。
「イワークちゃん、おかわりどうかしら?」
「あ、お願いします」
イワークは空になった湯飲みを遠慮がちに母さんに差し出す。
「そんなにお茶が好きか?」
俺はイワークに聞いてみることにした。
「はい、今日初めて飲んだのですが、こんなに美味しい飲み物があったなんて知りませんでした」
「あら、そんなこと言われるとお母さん嬉しいわ」
お茶を淹れながら、イワークの言葉に喜ぶ母さん。
程無くして、淹れたての熱いお茶がイワークの前に差し出された。
なみなみと揺れるお茶の表面に、一生懸命に息を吹きかけるイワーク。
「もしかしてイワークって、猫舌?」
「はい、恥かしいのですが、熱いのは苦手で、ちょっと冷ましてからでないと……」
そう言って、再びお茶を冷ます作業に戻る。
一旦息を吹きかけるのをやめて、恐る恐る湯飲みを口へと持って行くが、
「熱っ」
またお茶をテーブルの上に置いて、また息を吹きかけた。
「あはは……猫舌ってなかなか直らないものですね」
そう言ってイワークは照れ隠しに笑った。
「いや、いい。イワークは猫舌の方がいい」
「え、どうして……ですか?」
だってそっちのほうが可愛いから、という俺の本心などイワークが汲み取るわけが無く、
首を傾げた後、またイワークは息を吹きかけ始めた。



1時間が経過し、ようやく食事も3分の2が食べ終わった頃だった。
母さんは一体何を思ったか、俺たちに酒を差し出してきたのだ。
その母さんはは今日は疲れてしまったのか、酒をテーブルの中心へ置いた後、仮眠してくるね、と言い残して2階へと行ってしまった。
未成年の飲酒は法律で禁止されているというのに、何故買ってきたのだろうか。
が、生憎にも俺たちのパーティには1人だけ、酒を飲める人物がいた。

「あら、皆飲まないのなら私が頂こうかしら」

そう言ってテーブルの中心に鎮座する一升瓶に手をかけたのはラプラスだった。
当然ながら彼女は酒がどんなものだか分かっていない。
ちょっと味見、といいつつコップの中に少量の酒を注いで、一気に飲み干す。
飲み干した後、ラプラスは何も言わずに再び酒をコップへと注いだ。
それもコップ一杯に。
どうやら気に入ってしまったようだ。
たかがコップ一杯。しかしラプラスを酔わせるには十分な量だった。
俺の不安が見事的中し、数分としないうちにラプラスは顔を赤くして、隣に座っていたイワークに酒を勧めてきた。
絡み酒である。
「さあイワーク、今夜は宴よ、飲みなさい」
「え、あの……ラプラス?」
いつもと違うラプラスに圧倒されて、イワークは成すがまま。
おぼつかない手でラプラスはイワークのコップに酒を注ぐ。
ラプラスから注がれた透明な液体。飲むとどうなるかはラプラスの今の状態から見て分かっている。
止めろ、飲むな――――そう言わんばかりのオーラを含んだ目線を俺はイワークに送るが、思い届かず。


「だいたいわたしはみなさんのおにもつなんだ……」


酔いやがった。


泣きじゃくるイワークを、同じように酔ったラプラスが慰める。
「大丈夫よイワーク……現にマスターはあなたを愛してくれている。
お荷物だなんて卑屈になっちゃだめよ。もっと自分に自信をもって……」
ラプラスは酔ったとはいえ、呂律はしっかりと回っている。
ただちょっと口調が艶かしいというか、更に色っぽいというか。
「うぐぇ……らぷらすさぁん……」
一方のイワークはいつもの冷静さだとか、礼儀正しさなどはどこにも無い。
絡み酒になることを恐れて、イワークの隣に座っていたガラガラは既に席を立ち外へ逃げている。
「あの、マスター」
「ん?」
呼ばれて振り返ると、リザードンがエレブーを抱きかかえて立っていた。
「エレブー、眠っちゃったみたいなので、寝かしてきますね」
「ああ、分かった、2階に俺の部屋があるから……そこのベッドに寝かしてやってくれ」
「分かりました」

「んー……おなかいっぱい……」

リザードンはラプラスとイワークの方を一瞥し、軽く苦笑いを浮かべると、
2階の方へと足を運んでいった。
テーブルの上を見ると、いつの間にか料理は綺麗さっぱりに無くなっていた。
改めてエレブーの胃袋のメカニズムが知りたい、とテーブルの上を見ながら思う。
「ますたー」
「!?」
イワークが立ち上がって俺の方へ近寄る。
「わたし、ますたーのやくにたってますか?」
って、近い近い。
顔を真っ赤にして俺の顔を見つめるイワークを見ると、こっちまで顔が赤くなってしまう。
「ああ、役に立ってるよ」
決してお世辞なんかではない。
最初こそは格下の敵に苦戦こそしたが、今では他の仲間に引けを取らない十分な戦力となるまでに成長している。
第一、萌えもんリーグの登竜門とされるチャンピオンロードでは、じしんとすてみタックルで一騎当千の活躍だったし。
(その後のリーグ戦では氷、格闘、ゴースト、飛行などなど、イワークの弱点を突く奴らばっかりで、ほとんど空気になってしまったのは仕方の無いこと)
「そうですかー……よかった、えへへ」
俺の言葉を聞いて、にっこりと笑うイワーク。
その笑顔を見て、俺は自分の胸が高鳴ってるのを感じた。
だって可愛いんだもん、正直言って。
「それをきいてあんしんしましたー。ますたー、これからも、ずうーっと、いっしょですね!」
いや、だから、もうその笑顔で俺を見つめるのは止めてくれ。可愛すぎて死にそうになるから。
「それじゃあ、わたしはねむいのでねることにします。おやすみなさい、ますたー」
そう言って、イワークはふらふらと、何度も壁にぶつかりながら、2階のほうへと上がっていった。
一方の俺は放心状態、思考が止まる。
やばい、あの笑顔は反則だ。さっきから頭に付いて離れない。
うん、決して好きだとか、そういう感情は抱いていない……はずだ。
そもそも人間と萌えもんが結婚したとかそんなケースはどこにも……
あ、結婚は無理だけど、恋人同士ならオッケーか?
って、違うだろ、何話を変な方向に持っているんだ自分……
そんな夢心地の俺に、更に追い討ちをかける出来事が起きた。

「2人きり、だね」

夢心地だった気分が一気に引き戻される。
声のした方へ視線を向くと、ラプラスが俺の事をじっと見つめていた。
その、色っぽい表情で。
「いや、あの、俺もそろそろ寝ようかな」
危機感を感じた俺は立ち上がって、慌てて2階へと駆け上がろうとした。
が、ラプラスに右腕をつかまれて逃走失敗。
「駄目よ、私を一人にさせるつもり?」
「いや、決してそんなつもりじゃ……」
「私の目を見て言って、もしそれが本当だったら」
酔ってるしな、従わないとどうなるか知ったこっちゃない。
俺は恐る恐るラプラスの方を見た。
その瞬間――体が動かなくなってしまった。
「――――――っ!?」
「ふふ、捕まえたっ」
こいつ、まさか……くろいまなざしを使った!?
いや、俺はそんなわざをラプラスに覚えさせてない。
てことは、これは――眼力?
「え、おい、ラプラス」
口は動かせるが、腕も、足も、全く動かない。
ラプラスは俺を床へと寝せると、仰向けになった俺に馬乗りになった。
やばい、逃げろ、逃げるんだ俺。
この状態に危機感を感じた頭の中の俺が雄叫びを上げていたが、体が動かないため逃げることが不可能。
「ねえ、今日は……特別な日、なんでしょ?」
やや息を荒くして、ラプラスは俺にゆっくりと体を俺の方へと向けて、両手を床へと付ける。
酒の匂いが強い……こいつ、相当飲んだな。
「ああ、そ、そうだけど」
「その特別の日に折角2人きりになったんだから……楽しまない?」
「楽しむって、何ですか?」
そろそろ頭が回らなくなってきた。
ここまで色っぽい表情で見つめられちゃ、困る、凄く。
「それはね……」
ただでさえ近い、ラプラスとの距離が更に接近する。
あの、ちょっと、これは……
これから起こるであろう出来事を想像する。
「わーっ、ラプラス、目を覚ませ、ラプラス――――っ!」
叫んでみるが、全く耳に入っていない様子のラプラス。
ああ、神様。
俺を気絶させてください。
そうじゃなくても、俺をラプラスの眼力から解放させて下さい。
神に祈りが通じたのか、俺の意識は徐々に朦朧としてきた。
ああ、これで――――俺は今日起きた出来事を知らないってことになる。
そうだ、大切なものが奪われたって事を――――


「貴様らは何をやっとるかぁ――――!!」


薄れていく意識の中で、ガラガラの怒鳴り声と、快音が聞こえた気がした。




目を覚まして、最初に飛び込んできたのは、ガラガラの心配そうな表情だった。
「大丈夫?」
「あ……」
一気に鮮明になる風景。
「今……何時だ……」
「今ちょうど0時。気絶して大体4時間、ってところかしら」
長い時間気絶していた気がしたが、それ程時間は経過していないようだ。
「ラプラスは……?」
「寝させたわ、いや、私が気絶させたって言ったほうがいいのかしら」
そう言ってガラガラは2階へ続く階段を見る。
どうやらあの快音はガラガラのホネこんぼうがラプラスに直撃した音だったと理解する。
とりあえず窮地は脱出することができて、良かった……
「ありがとな。まさかあんなことになるとは予想外で」
「別に礼を言われるほどの事はしてないわよ……」
頬を赤くするガラガラ。
そりゃあ戻ってきたらあんな場面に出くわしたんだよな、無理はない。
「それより、ずっとここにいてくれたのか? 今気付いたんだけど、毛布かけられてるし」
「何よ、悪い?」
今回はやけに正直なガラガラに少し違和感を覚えた。
「いや、別に悪いってほどのものじゃないけど」
「そう、……ふぁ、マスターもどうやら無事だったみたいだし、私もそろそろ寝ようかしら」
大きな欠伸をして、眠たげに目を瞑るガラガラ。
俺の為に寝ずに俺を看てくれててたことが分かる。
案外健気なガラガラに、胸が暖かくなった。愛しい、という言葉で表現するのが妥当だろうか。
「なあ、折角だしさ、一緒に寝るか?」
気付けば俺はそんなことを言っていた。
「なっ!? いきなりマスターも何言い出すのよ! まさか酔って――」
「いや、なんとなく……俺を窮地から救ってくれたお礼、みたいな?」
「だからお礼を受けるほどのことはしてないと何度言えば――」
「じゃあ、イワークと一緒に寝てくるかな」
「ま、待ちなさい!」

起き上がり、そして立ち上がろうとした俺を慌ててガラガラが制止する。

「何?」
「……ても」
「聞こえない」
「マスターが、そう言うなら、一緒に寝てあげるわよ、それで……いいんでしょ?」
「寝てあげる? 寝たいの間違いじゃ」
「う、うるさい! 大体私は眠いんだから、寝るんだったらとっと寝なさいよ!」
さっきまで俺が入っていた毛布に強引に入り込むガラガラ。
俺は相変わらず素直じゃないガラガラの姿に微笑んで、毛布の中へと入り込んだ。

「狭い」

俺が毛布の中へ入るや否や、ガラガラはスペースの狭さに不満を漏らす。
「一緒に寝たいといって、不満を漏らすか」
「だから寝たいって一言も言ってないじゃない」
「分かった、じゃあこれなら大丈夫だろ?」
そう言って俺はガラガラを抱き寄せる。
「なっ、ちょ、何のつもりよ!」
「騒ぐな、俺は眠いんだ、お休み……」
「あっ、勝手に寝るな!」
正直眠くは無いのだが、寝たふりをする。
しかし瞼を閉じていれば自然と眠気が襲ってくる。
5分としないうちに、俺の意識は眠りへと落ちた。


なんだかんだ言いつつも俺の体へと身を寄せる、ガラガラの温もりと共に。




「あらあら、2人とも仲がよさそうね、まるで新婚さんみたい」
ニコニコと笑っている母さん。

「し、しんこんさん……」
頬を真っ赤に染めるリザードン。

「しんこん?」
首を傾げるエレブー。

「……頭が痛い」
右手で頭を抱えているイワーク。

「あら、イワークも? 私もなんだか頭が痛いのよね……」
とか言いつつ顔はケロリとしているラプラス。
皆の視線を浴びながら、俺は目を覚ました。

「ん……」
しばらくして、ガラガラも目を覚ます。
「おはよう、マスター……ッ!」
ガラガラが皆の視線に気付き、顔を強張らせた。

「え?あの、これは、そう、違うの!別に何か考えてたとか――」

必死に説明をしようとするガラガラだったが、皆は耳に入れてくれない。

「恥かしがらなくていいのよ、私は特に気にしていないから」
「新婚さんてことは……ガラガラは、マスターの嫁……」
「よめ?」
「うーん、頭が痛い……どうしちゃったんだろ」
「ガラガラ、昨日の夜はお楽しみだったみたいね……それにしても頭が」

「……この」

殺気のオーラを全身に纏い、俺の方を睨むガラガラ。
「ちょっと待て、誘ったのは俺だが、それを了承したのはガラガラだろ?」
その俺の一言が更に皆の誤解を招いた。

「あら、もうそんな仲にまで発展したの? じゃあお母さん、結婚式の為にスピーチ考えておこうかしら」
いや、ここは親として叱ってくださいよ、母さん。

「誘った、お楽しみ……ま、マスター、なんて破廉恥な!」
何を妄想したリザードン。

「はれんち?」
ああ、エレブー、お前はまだまだ早い話だよ。

「マスター、結婚するんですか……?」
しない、しないよ、イワーク。

「あら、マスター、結婚するの?」
いやだからしないってラプラス。

「いや、違う、お前ら何か勘違いを――」


「黙れこの変態マスターっ!」


ガラガラの鉄拳が、俺の頭へ直撃する。
不条理だ――――
そう嘆きながら、再び俺の意識は彼方へと飛んでいった。






――――――――――――――――――――――――――――――
ほのぼののつもりで書いてみた。
フローリングの上で寝るのは痛そうだ……
メイン、きっとガラガラ、だと思うんだけど、登場人物が多いと大変ですね……
ラプラス以外は未成年なんだ。勝手にお酒を飲ませてゴメンねイワーク。

寄せ壁脳内の年齢イメージ
ラプラス>リザードン>ガラガラ=イワーク>エレブー
6匹目どうしようかなと考えれている今日この頃。
ツールボックス

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