5スレ>>291


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 ザアッと風が心地好い涼しさを運び、草がさわさわと揺れる。頭上に広がる蒼穹からは陽光が降り注ぎ、辺りをまぶしく照らす。
「ねぇ、いいの?」
 傍らに立っていたピジョンが尋ねる。
「いいのって、何がだ?あいつらならサイホーンまとめておいてくれてるだろ」
「そーじゃなくて、ほら、その……旅をほっぽらかして私なんかと一緒にいて」
 少し頬が赤い気がする。ほんとは嬉しいんだろうに、恥ずかしがり屋が。
「アホ、いーんだよ別に」
 そう言ってポン、とピジョンの頭に手を乗せる。
「旅をしてポケモンリーグに挑戦するのもお前と二人でこうしてるのもどっちも大事なことなんだから」
 言ってやるとピジョンは顔を真っ赤にして乗せていた手を振り払った。
「べっ、別に、そんなわけじゃっ」
「はいはい。別にかまわね―よ、そういうことで」
 そう言って草の上に座り込む。少し間をおいてピジョンも隣に座り、俺たちは並んで座るような格好になった。
「……」
 沈黙が周囲を支配する。聞こえるのは風に揺れ擦れる草木の音のみで、それが今はやけにはっきりと認識できる。
「……ねぇ」
 沈黙を破ったのはピジョンだった。俺は「ん?」と彼女の方に顔を向ける。
「その……ありがと」
 俺は顔を真っ赤にして俯き加減になった彼女の頭をそっと撫でてやった。


 その後俺たちは帰ったわけだが何も言わずに他の皆のまとめ役をさせられたサイホーンに思いっきり頭突きをくらったのは言うまでも無い話である。


 あとがき

 短っ!
 どうも暗影です。
 とりあえずノーマル祭り参加作品と言うことでツンデレピジョンのお話。あー、書きにくいねツンデレ。
 ちなみにピジョンは本編未登場のゲストキャラだったりする。もしかしたら6人目のメンバーになるかもしれないし、ならないかもしれない。
 そしてネタが全然無いですな、もしネタを楽しみにしてる人がいたらその辺は本編で期待してください。
 今更ですが、この話は本編の外伝であり主人公は本編と同一人物ですよ。
 ではノシ
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