5スレ>>436


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トキワジム―
かつてはロケット団リーダー・サカキがジムリーダーを勤めていたジム
R団解散後、現在は他のジムリーダーが居るらしい。

「皆、準備はいい?」
「ボクはいつでもオッケーだよ!」
「私も大丈夫ですよ~」
「ウチもいけるで」

3人とも準備は万全なようだ。
…では、いざジムに挑戦だ!





「…で、何でボクたちはジム内の応接室でお茶なんて飲んでるのかな?」

…私の名前はユカ、萌えもんトレーナー
私は前述のとおり、トキワジムへ挑戦に来たのだが…

「まさかジムリーダーが留守とはね…」
「まさかの事態ですよね…これじゃあ挑戦も出来ません~…あぁ、トキワのグリーンバッジ…」
「すみません…義兄さ…ジムリーダーも忙しくて…」
「いやいや…それでこうしてお茶もろうとるだけでも感謝しとります…」

現在ジムには一人しか人が居ないらしい。
それが現在私たちにお茶を出しつつ話し相手になってくれているミツキ君だ。
…最初にワンピース姿で現れたために一瞬女の子と勘違いしたのだが―

「何や、顔は女やけど体は完全に男やんけ」
「うひゃ!?」

いつのまにか後ろに回っていたマニューラのセクハラボディタッチにより男であることが判明した。

「だけど、ジムに来て何もしないってのもなぁ…」
「そやねぇ…」

すると、ミツキ君が―

「…でしたら、ジムリーダー…とはいきませんが僕がお相手しましょうか?」
「え?」
「これでも一応ここのジムの訓練設備を使っていますから…一応ジムトレーナーと言えなくもない、かもしれません」

…そういえばそうだ。
ジムの留守番にトレーナー以外の人間を置いたりはしないか…

「それじゃあ、お願いできる?」
「そうだね、ここでのんびりしてるよりは良いかも」
「バッジが貰えないのは少し残念ですが…その分おねーさまにい~っぱい褒めてもらいますから~」
「暇つぶしには丁度ええかな…」
「コラ、失礼でしょマニューラ」





―トキワジム・バトルスペース―

私たちとミツキ君は此処に移動し、バトルをすることとなった。

「使用する萌えもんは三人、一回ごとの総入れ替えで二勝した方の勝利…これでいいですね」
「えぇ、構わない」

どっちにしろ私の手持ちは三人ではあるのだが…まぁ、これは儀礼みたいなもんだ。
…まずは一戦目、ミツキ君はボールから萌えもんを出し、私は指示を出す。


「ドンファン、お願い!」
「エアームド、行って!」


「…では、尋常に勝負!」
「まかせてくださいおねーさま!」



「ファン『ころがる』!」

指示に従い、高速回転を始め、そのまま突っ込んでくるドンファン。
エアームドはかなりの速度をそれをギリギリの位置でかわした。

「もう一回、今度は連続で!」

その通りに連続で体当たりをする…が、当たらない。
エアームドは一歩、二歩と最小限の動きだけで攻撃をよけ続ける。

(…ん?)

ドンファンは、さっきから避けながらエアームドが何かブツブツと言っている事に気づく。

「…う~ん、三回転半…いや、宙返り…ムーンサルトも捨てがたい…」

何を言っているのか謎である。
そのまま何回かの交差の後に―

「よし、三回転半ムーンサルトで行きましょう…」

そう言うと、おもむろに獲物を構えた。
剣を垂直に、まっすぐ上に―


―おねーさま、何やってるんです?―
―ん?剣術の鍛錬。こういうのは一日でも怠るとダメになっちゃうから―
―棒振り回すのが鍛錬なんですか~?―
―あのね…まぁ確かに萌えもんから見たら人間の剣術なんて振り回してるだけに見えるかもしれないけどね…―
―…ねぇおねーさま、それってどうやるんですか?―
―ん?興味があるの?―
―はい、おねーさまと同じように私も剣を振ってみたいです~―
―そう…それじゃあ軽くだけど…―


「剣をまっすぐ上に…深呼吸…その後に大きく息を吸い込んで…」

構えるエアームド
正面からは突っ込んでくるドンファン
二人の距離が近づき―

「射程に入ったら一気に全力で振り下ろす!!」

全力で振るわれた一撃は突っ込んでくるドンファンに直撃し―

「なっ!?」

高速回転状態で受けた衝撃により錐揉み状態で吹っ飛んだ。
そのまま地面に土煙を上げて落下し…それが晴れた後には気絶したドンファンが居た。

「ファン!」
「私の勝ちね!」


戦闘後、エアームドは剣をしまうと―

「おねーさまー~勝ちました~♪」
「うわっぷ!」

私に飛びついた…三回転半ムーンサルトで。

「おねーさま~私がんばりましたよ~♪」
「はいはい、よくがんばったね(なでなで」
「うふふふ~♪」


「よく頑張ったよ…ゆっくり休んでて」
「主…申し訳ありません…」
「いいから」

そう言ってドンファンをボールにしまうミツキ君。


「一戦目は負けましたけど…次は負けません」
「私だって負ける気なんて無いよ」

二戦目…次は―

「はいはーい!次はボクが行くよー!」

勢いよく手を上げるラスピアス

「大丈夫?」
「平気だよ。次も勝って2タテで勝利!だよ」
「わかった…それじゃあ行って、ラスピアス!」

一方のミツキ君もボールから二人目を出す。

「お願い、ミカルゲ!」


「ふっふーん、準備はいいかな?ボクはいつでもいいよ」
「みみゃー!」


「先手必勝!」

開始と同時に何時ものように槍を構えてミカルゲに突撃する。
連続で突きを浴びせるが―

「にゃー(ひらり」

小さくてすばしっこく動くミカルゲに上手く当てられないようだ。

「ふっ、はっ、やっ…もう、ちょこまか動くなぁー!」


「あ、アカン」

ふいに、私の脇で観戦していたマニューラが呟いた。

「どうしたの?」
「相手のミカルゲ、ゴーストタイプやわ…
 そういえばアイツ、ゴーストタイプとやり合った事無かったはずや」
「それがどうした…ってまさか」
「あぁ…恐らくなんも知らんはずや…」


素早く動いての刺突を始めて数刻。

(確かにすばしっこいけど…やっと目が慣れてきた…よし)

数回の突きの後、狙いを定め―

「そこだぁ!!」

ミカルゲに一撃を浴びせた。

―が。

―ぽふん―

「みみゃー」
「なぁーーーっ!?」

槍がミカルゲの身体を平然とすり抜けていた。

「ゴーストには物理攻撃は当たらない…当たり前のことだと思ってたんだけど…」
「やっぱ知らんかったか…しかも驚いて足が止まっとる…」

その隙をミツキ君は逃すはずも無い。

「ミカ、『あくのはどう』!」
「ふしゃー!」

「うわっ!?」

ラスピアスはその一撃を避けきれずに食らい―

「追撃で『シャドーボール』!」
「しゃーー!」

「ふがっ!?」

追撃の一撃で沈んだ。


「まぁ、当然っちゃあ当然の結果やね…」
「後で対ゴースト用の戦い方、教えといてね…
 それからエアームド、目が覚めるまでラスピアスの介抱をお願い」
「わかりました~」


「ありがとうミカ(なでなで」
「みゃー♪」


「此処まで一勝一敗…次が最後です」
「これで最後…負ける気なんてないわ!」
「それは僕もです!」


三戦目…恐らく相手もエースを出してくるだろう…
まぁ、どっちにしろ私たちにはもう一人しか残ってないわけだが。

「まぁ、最近あいつ等の相手だけやったからなぁ…」
「頑張ってきてね」
「…ふっ…誰に向かって言っとるんや」

そして、幕が上がる。


「行くよ、クロバット!」
「お願い、マニューラ!」


「さて…行きますわよ」
「ふぅ…少しは楽しませてな」


「クロ『エアカッター』!」

先制をかけてきたのはミツキ君のクロバット
空気の刃を放ち、そしてそれがマニューラの居た場所に迫ったときには―

「消えた!?」

その場にマニューラの姿は無く―

「遅い」
「!?」

クロバットの背後に居た。

「クロ!飛んで!」

空中に逃れるクロバット
マニューラはそれを止めようともしない。


「…遊んでるわね」
「マニューラさん、性格悪いです~」


クロバットが気づかないほどの速度で動いたマニューラだが、流石に空中となればその速度は出せない。
そう判断しての飛行であるのだが―

(向こうから一切仕掛けようとしてこない…誘っている?)

空に居るクロバットを攻撃するには飛び上がらなければならない。
なのだが、先ほどから突如視界から消えることはあっても何故か攻撃を受けていないのだ。
もしやこちらが剛を煮やして降りてくるのを待っているのか…そう勘ぐらせるほどに。

「…また消えましたわ…」

―ドン!―

そして、先程からマニューラが消えるたびに響く謎の音。
一体何の音なのだろうか…そう思っていると。

「よし…大体こんなもんか…待たせたね」

マニューラが口を開いた。

「ウチの攻撃は空を飛べば当てにくい…そこの『お嬢ちゃん』の考えは正しい」

『お嬢ちゃん』の部分でミツキ君を指しながら続ける。

「せやけど、それは平地での場合や…ここはジムの内…室内や」

何が言いたいのだろうか…そう思っていると―

「つまりは―」

再び視界から消えると―

―ドン!ドン!―

謎の音が今度は二回響き―

「こうすればええんやっ!」
「なっ…キャァァァッ!?」

突如クロバットの上から飛び掛り、そのまま地面に向かって蹴り落とした。

「な…何ですの…」
「簡単な話や、室内の壁と天井蹴って上から攻撃しただけや」

そういって壁を指差す。
そこには、距離を図った際に出来たと思われる蹴り跡が残っていた。

「覚えとき、室内戦なら壁の距離にも目を配っといた方がええで」
「くっ…参りましたわ…」

降りてきたマニューラがクロバットに爪を突きつけ、クロバットは降参した。


「いや~久しぶりに全力で動いたわ…」
「お疲れ様」
「どうや、勝ったで」
「うん、ありがと」


「みぃ…ごめんなさい」
「いいよ…僕こそごめんね」
「いいえ…相手が非常識だっただけですわ…」



「ありがとうございました…」
「こちらこそありがとう」
「今回は負けましたけど…次勝負したときには勝ちたいと思います!」
「ふふ…その意気やで『お譲ちゃん』」

再びマニューラのセクハラタッチ
…気に入ったんか?ミツキ君。

「うひゃぁぁぁぁ!?」
「マニューラ…いい加減にしといてあげなよ…」
「あぁ…勿体ないわぁ…これで女やったらよかったのに…」

気に入ったのか、気に入ったんだなマニューラ
…ちなみに言っておくが、マニューラは決して同姓趣味とかではない。
ただ可愛い女の子にイタズラ(セクハラ的な意味で)をするのが好きなだけだ…これも問題はあるが。





その後、ジムリーダーが帰ってきたら連絡する、と約束してくれたミツキ君の見送りを受けて、私たちは次の町へ旅立った。

「う~~~!く~や~し~い~!」

道すがら、一人だけ負けたラスピアスがブーたれていた。

「マニューラ、酷いよー!あんなの知らなかったもん!」
「まぁそう言うなって…ゴーストに普通の物理攻撃は当てられんことぐらい常識やったんやで…」
「う~…そうだ! ねぇユカ、ユカんちって神社だったよね?」
「うん、そうだけど?」
「よし!ボク、ユカに弟子入りする!
 そんでもって神社パワーで今度はアイツをやっつけるんだ!」
「…多分無理だと思うけど…」
「ダメです~!大体ラスピにはマニューラさんがいるじゃないですか~!」

というか、陰陽師じゃなんだから…




そんなこんなの後、次の街、マサラタウンに到着した。

「ここにはジムは無し…行くとするなら」
「海向こうのグレンタウンしか無いわけやな」
「そういうことだね。 という訳でエアームド、お願いね」
「は~い」

そう言って翼を広げるエアームド
私はエアームドにおぶさる。
流石に三人は無理なので、ラスピアスとマニューラにはボールに入ってもらった。

「よーし…それじゃあレッツゴー!目標は海の向こう、グレン島よ!」
「行きますよ~!」

そう言って私たちは進む。
次の街へと翼を広げて。






あとがき(・ω・)
ユカルートです。以上(ぇ

…冗談です。

これを作成する際において、ストーム7氏のSSのキャラ『みぃ』ことミツキ君に登場願いました。
最初はゴーグル氏に登場願う予定でしたが、ユカ側の人数不足と錬度不足で断念…
ちなみに、設定上ミツキ君は現在ストーム7氏製作中のSS後の設定となっています。
つまり増えたメンバーがいるんですが…現状メンバーでいかせていただきました。

次は…どっちかな?
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