5スレ>>473


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学園七不思議それはどの学校でも有るもの
ここ人と萌えもんが共に学ぶ事が出来る不思議学校でも、こういった七不思議はある物だ。

「七不思議?」

学園の仲良し3人組の中でお姉さん的な位置に居るチルタリスが、今自分が聞いた言葉を復唱していた。

「そうそう、七不思議」

やたらと張り切って七不思議と言っているのは、3人組の中心で大体何かしら問題を起こしているのか
いないのか分からないはつこが、今度は何をするつもりなのか少し不安を感じるチルタリス

「何でいきなり七不思議なの?」

チルタリスの質問に、はつこは嬉しそうな顔をして説明を始める

「え~とね、今日図書館からこんなの見つけたの」

はつこが取り出したのは学園七不思議調査書と書かれた紙の束だった。

「また、よくこんなのを見つけてくるわね。」
「えへへ、それでね今日の夜ここに書いてある七不思議を本当にあるか調べてみようって」
「ええええ」

今まで2人の会話を聞いてた、3人組の最後の1人であるジュゴンが声を上げる

「私がお化けとか幽霊が嫌いなの知っててはつこちゃんは、そんなことするの~」
「あ~いや、そういうつもりじゃないんだけど」
「あ~、かわいそうなジュゴン、なんて意地悪なお姉さんなんでしょ」
「私だけ悪者扱いされてる。ひどいやもういいもん、1人で調べるからいいもん」


その日の夜、学校の校門前に人影が一つ立っていた、はつこである。

「夜の学校って意外と静かなんだ」

校門から見える学校は昼間と違い、真っ暗で異様な雰囲気を出している、

「え~っと、確かこっちの方に中に入ることが出来る抜け穴が……。」

しかし、その異様な雰囲気を前にしていながら普通に行動を起こすはつこ、
普通の人ならば雰囲気に飲まれて動揺が出てくるものだがはつこには動揺すら起きてない
大物になれるかもしれない

「よいっしょっと、ふぅ、こちらスネーク。学校に潜入を成功した。」
「誰に言っているのよ」
「うひゃぉう」

1人しか居ないから、ちょっとしたお茶目をしたはずが突っ込みが返ってきて奇妙な声を張り上げる
はつこは、声のした方に顔を向けるとそこに居たのは仲良しのチルタリスとその後ろでちょっと隠れ気味の
ジュゴンだった。

「あれ、2人とも来たの?」
「このままにして、もし貴女が学校に問題起こしたら私たちまでとばちりが来るのだから、
問題が起きないように私たちもついていくことにしたのよ」
「ううう、本当は怖いけど皆が居ればあんまり怖くない気がするし……」
「そうと決まれば行く前に、どうせ潜入するんだから本名じゃなくてコードネームを決めよう」
「いきなり唐突ね」
「あうう、早く回って終わろうよ」
「まずは私は、そうねスネークね。でチルタリスちゃんはエーリンで、ジュゴンちゃんはメイリン、決定。」
「はいはい、そろそろ回りましょ。ジュゴンが恐怖のあまり見境がなくなる前に終わらせましょ」

なんだかんだいって3人仲良く七不思議を調べに学校に入っていくのだった。


学校七不思議 その1 トイレの花子さん

「最初はトイレの花子さん」
「定番ね、学校ごとに内容が違うようだけど。この学校出はどんな内容?」
「え~っとね、この紙によるとね誰も居ないトイレからうめき声のような声が聞こえるって書いてある」
「それだけなの、階とか具体的な場所とか書いてないの?」
「なんか、ランダムで出てくるからこれ書いた人も見た事も無いって。だから不思議なんだと思う」
「しらみつぶしにトイレを見て回る。これは骨が折れるわね」
「ううう、もう帰りたいょぅ」

仲良し3人組は、トイレを一つずつ調べていく事にしたようだ。いくつか見たところで

「こちらスネーク、とくに問題は無いそちらはどうだ」
「後ろに居るんだから、普通に喋りなさいよ」
「それじゃぁ、雰囲気が出ないじゃないせっかく学校に潜入したのに」
「はいはい、大丈夫ジュゴン?」
「あ~う~、ダメかも」
「ジュゴンがそろそろ限界が近いみたいだから次に行きましょうかはつこ……はつこ?」

なにやら、不満顔のはつこが立っている。

「せっかく、コードネーム付けたのにこれじゃいみないよ~」
「不貞腐れないでいくわよ」

3人組は次の七不思議の所に向かう。誰も居なくなった時、彼女たちが調べようとしたトイレの中から
女性のうめき声が聞こえてきた。


七不思議 その2 目が動く昔の音楽の偉い人の肖像画 その3 勝手になりだすピアノ 

「こんどはこの音楽室です。」
「ここにはなにがあるの?」
「ここは目が動く音楽の偉い人の肖像画と勝手に鳴り出すピアノの2つががあるみたい。」
「同じ場所に2つあるんだ~」
「ジュゴンちゃん、他の七不思議も一つの場所で全部あったらいいなとか思ってない?」
「おおおもってななないよ~~」
「とりあえず中に入りましょ」
「チルタリスちゃん以外とのりのり~」
「違うわ、早くこんな事終わらせて家に帰りたいだけよ。」

音楽室に入る3人組、薄暗い音楽室。廊下側の窓の上に色々人の肖像画が立ち並び、
黒板と席の間にピアノが置いてあり外から月の明かりが部屋を照らし幻想的な景色を見せていた。

「あれが問題のピアノね」
「う、うん、音なってないひやぁ」

少し安堵するジュゴンの肩を叩かれて驚き、チルタリスの背中に回りこんだ

「ちょ、ちょっとどうしたのよジュゴン」
「だだだだだれかがわたわたしの肩を」
「誰かってここにはジュゴンと私とはつこが」
「ばぁ」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「え、あ、ちょっと待ってまって~チルタリスちゃん~~~~~」

ジュゴンの居た場所に視線を向けたチルタリスの目の前に肖像画の一つがそこにあり、
チルタリスはそこから聞こえる声を無視して殴っていた。
ふと我に返り聞こえてた声に聞き覚えがあり殴った肖像画の後ろを見ると、肖像画で防御を
しているはつこが視界に入った。

「一体、これは何の悪ふざけなのかしら……」
「い、いや~、こんなに驚くとは思わなくって。」
「突然目の前にこれがあったら誰だって驚くわよ」
「めんごめんご、それでねこの肖像画が目が動く肖像画なんだ。ほら。」

突然肖像画の目が左右に動き始める

「目が~目がぁぁぁ~~」
「これ、仕掛けがあってそれで動くみたい、そんでもってタイマーがあってそれで時間が来たら
動くようにしてたみたい。」
「なるほどね、それを見た誰かが七不思議のひとつにしたって事ね。誰がこんないたずらを」
「「…………」」
「わ、私はこんな手の込んだいたずらしないよぅ?」
「そんな事は置いといて、勝手に鳴り出すピアノも同じ仕掛けかしら」

ピアノに触れて仕掛けが無いか調べるが怪しい所は何一つ見つかる事は無かった。

「同じようなのあると思ったのに無いわね。」
「ね~ね~どうせなら、何か弾いてみてよ。」
「あ、私も聞きたい」
「突然何を言うのよ二人とも」
「え~、いいじゃん弾いたって」
「「ね~」」

はつことジュゴンのお願いに何とか諦めてもらおうと説得するチルタリスだったが、
意外にこの2人のお願い事は引く気は無く、最終的にチルタリスが諦めるしかなかった。

「一曲だけだからねそれ聴いたら次行くわよ」
「「は~い」」

月明かりに照らされてチルタリスの演奏会が静かに始まる。
ピアノの音がチルタリスの手で夜の学校に鳴り響いていく、しばしその曲を静かに聴く2人。
数分して曲は終わったのかまた、学校に静けさが戻る。

「ん~、相変わらずピアノうまいよね~チルタリスちゃんは。」
「そうですね~、今の曲は何って曲なんですか?」
「えっと~、この前ネットにある動画サイトで見つけて気に入っちゃって名前はたしかYOUかな。」
「そーなのかー」
「さてと、演奏会も終わったし。次に行こうか。」

聞き入ってた2人はその後も感想を言いながら音楽室を後にするのだった。


七不思議 その4 理科室に浮かぶ人影

「次はこの理科室」
「真っ暗なのに人影が見えるってことは其処に明かりがあるってことだよね?」
「………それって、誰かが居るってこと?」
「人影だけにヒトカゲが居る~なんて………」
「「……………」」
「な、なによう、なごませようとしたのに」

はつこのギャグに沈黙する2人、3人組の目の前には理科室に薄明かりに照らされて人の形をした影がある。
その影は右に移動したり、左に移動していた。しかし影は一つではなく複数見える事から誰かが先に
ここにきていることになる。

「明らかに幽霊でもお化けでもないですね。」
「先、こされちゃったから次行こう次」

影に気付かれないようにその場に立ち去る3人組だった。


七不思議 その5 魔の13階段

「11・12・13!」
「ん、13?」
「うん、13」
「私は12有ったわよ」
「え~、でもそれそっちが間違ってるんじゃないの?」
「いや、貴女が間違ってるんでしょ」
「じゃあ、ジュゴンちゃんは何段あったのよ」
「え、わ、私」
「そう」「ええ」
「え、え~と、私15ぐらい有ったんだけど」

その場で脱力するはつことチルタリス、そんな様子を少し戸惑うジュゴン
現在3人組は屋上に続く階段の最上段にいた。

「こうなったらもう一回かずえるよ。今度はゆっくり降りながらかずえるわよ」
「「「1・2・3・4」」」

もう一度数えるために階段を降りながら数をかずえ始める3人。8段降りた所で

「あの今何時なんですか?」
「えっと午後10時前って所かしら」
「そっか~もうそんな時間か~」
「「「11・12・13・14」」」
「「「…………」」」

一番下まで降りた3人……

「え、え~っと」
「14段あったね」
「そうね、これじゃあ魔の13階段じゃなくて14階段ね」
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁん」
「ああ、突然ジュゴンちゃんが泣きながら走り出しちゃった。」
「彼女も恐怖の限界が近いかもしれないわ」
「後2個有るけど次で最後にして終わらせよっか」
「このまま終わるのも手よ、その前に追いかけましょ」
「お~」

ジュゴンを追いかけてはつことチルタリスはその場を後にした。


七不思議 その6 プールの怪奇

「あ、あの~ジュゴンちゃん?」
「もういいんですよ私なんて………」
「どうしよう?」
「とりあえずこれで終わるからしっかりしなさい」

いじけているジュゴンに、それをなだめているはつこの後ろで
プールの方を見ているチルタリスの3人はプールサイドに居た。

「怪奇って言ってもどんなことがおきるのよ」
「え~と、この紙に書いてあるのはプールの真ん中に光る何かが見えるってことらしいけど」
「それってあれの事?」
「「え?」」

チルタリスが指差す方向には、青白く光っている何かが浮かんでいた。

「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「あ、やば」
「はつこ、ここから離れるわよ」
「らじゃ~」

チルタリスがはつこを抱えて飛び上がった直後、その背後から轟音とも呼べる音が鳴り響いた。

「間一髪~」
「結局こうなるのね。」

2人の下には、全体が凍ってしまったプールだった。ジュゴンはなにかの限界が突破した時、
周りに何かがあろうと絶対零度を起こしすべてを凍らせてしまう癖があった。
その為なのか、上空に逃げた2人は慣れてしまっていた。


校門前

「結局不思議らしい不思議もなかったな~」
「それじゃ、帰りましょうか」

ジュゴンは絶対零度を起こした所為なのか、既に眠っていた。

「それじゃ、また学校で」
「またね~」
「ジュゴンの家までちゃんと送るのよ」
「わかってるよ~」

チルタリスと分かれてはつこは眠っているジュゴンを連れて彼女の家に向うのだった。


その翌日、学校では一晩で氷漬けになったプールの話題があがっていた。

「あのプール。噂になってる~」
「そうね、七不思議の一つって話になっているね」
「そうなの?」
「そのことなんだけどね、この七不思議なんだけど最後の方読んだらこんな事かかれてたの」
「どんなことよ?」

はつこは七不思議調査書の最後のページである紙を2人に見せた。

「……なにこれ」

紙に書かれていたのは、
はっはっは、この書類を見たそこの君、私は6個の不思議を書いたのだがもうネタがきれてしまったのだ。
そこでこれを呼んでいる君に最後の7個目の不思議を君に託したいと思っている、さぁ最後の不思議を
書いてこの調査書を完成させるのだ。
PS・実はこれ以外に、七不思議の話は複数有りその数はどうやらこれも含めて29個あるらしい
  ぶっちゃけ、これだけあったことを知ってしまってめんどくさくなったんだゆるせ

「あれって全部うそなの?」
「そうなるわね」
「でもそれじゃあ、私たちが見たプールに浮かんでた光はなんだったの?」
「「…………………」」

こうして3人組の七不思議調査は終わるのだった。
もちろん、夜に学校に入った事は教師にばれてしまい説教を受けたのは言うまでも無い。

























  あとがき
ここまで読んでくれてありがとう
前にあげたSSに似たような名前があると思うが
これは、その話と一切関係有りません用はパラレルワールドです。
便利だわ~パラレルワールドって言葉。とりあえずこれにて話は終わりです。
最後に本当に呼んでくれてありがとう。さいならさいなら。
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