輪島市の避難住民からノロウイルス検出

4月4日20時41分配信 読売新聞


 石川県輪島市の避難所で下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴える住民が相次いでいる問題で、同県健康推進課は4日、患者の検体から感染性胃腸炎を発症するノロウイルスが検出された、と発表した。

 ウイルスが検出されたのは同市門前町地区の市立門前西小学校に避難している住民2人の検体。同小では2日昼以降、これまでに31人が下痢や嘔吐などの診察を受け、17人が点滴を受けた。また、同地区のほかの避難所3か所でも11人が同様の症状を訴えている。いずれも軽症だという。

 県は各避難所で消毒作業を実施、住民に手洗いやうがいの励行を求めている。

 国立感染症研究所の松野重夫・主任研究官(58)は「避難所生活が続き、高齢者の体力が落ちている。仮設トイレの衛生状態は十分ではなく、人口密度が高いなど感染しやすい条件がそろっていて、危険な状態だ」と話している。



  • これじゃいみねー -- (名無しさん) 2007-04-05 13:55:52
  • タミフル反対!! -- (ヨシ次郎) 2007-04-05 13:57:39
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最終更新:2007年04月04日 22:25