第25話


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。



「第二十五話 大破!フランクフルトが萎える日!」




――――UNKOの根拠地
今日もここには首領松崎しげるの歌声が木霊していた

「美しい人生よぉ~♪限りない喜びよぉ~♪」

だがその明朗な歌声と裏腹に彼の苛立ちは頂点に達していた

(ヴァヴァヴァヴァ…しげらないよ…)

広間の巨大モニターに映し出されたUNKOの紋章越しに聞こえてくる声に
UNKO一の幹部である松崎しげらないが一歩前に踏み出し傅く
「はっ、お呼びでございますか!」

「我らの男児撲滅計画はここに来て大きな立ち遅れが生まれている。なぜだがわかっておるな。」
「はぁ…。」「この半年の間、我らの立てた計画は悉く!あの憎きナマケンジャーの連中に阻止されてきた。」
「申し訳ございません…我らの力が到らぬばかりに。」「まぁ、過ぎたことは仕方がないとしてだ。」
モニター越しに松崎は続ける。

「もはや奴らは振り払う火の粉の域を超えている。計画の最終的完成のためにはナマケンジャー一味の殲滅せねばなるまい。」
「はっ…実は私めもその事を考えておりました。実はナマケンジャー殲滅のための計画を推し進めております。」
「ほぉ、さすが我が第一の腹心よ…。申してみよ…。」
「はっ…それは…。」



―――しげらないの私室
巨大な鳥篭の中には13歳当時のままの平八郎…ここではこころと呼ばれる少年が
まるで異国の童話のお姫様のように着飾った姿で閉じ込められている。
膝をかかえてうずくまっている平八郎。しげらないが戻ってくる…。
「「お帰りなさいませ!!!」」スク水の上姿の地方公共団体たちが出迎える。
下がれ…。「「はっ!」」
「どうした、そのように蹲っていて…。」
「どこでなにしてようとお前にとやかく言われる筋合いはないね!どうせ閉じ込められてるんだし…。」
「いつでも出してやるさ…。身も心も私に委ねると誓うならばな…。」

籠の格子腰に平八郎の顎を撫でる…。

「―ッ!!!」
平八郎がしげらないの指を思い切り噛んだのだ。緑色の血液がしなやかなしげらないの親指から滴り落ちる。
「汚い手で触るなよ!」 口に入ったしげらないの血液をブッと地面に吐き捨てる平八郎。

「ふふふ…やはりお前はなんて魅力的な少年なんだ…。この指にお前の唾液が…。」
血の流れる自らの親指の先を軽く口に含みそれをちゅるちゅるとなめるしげらない。
「うぇ…きもちわり~…」それを見てぶるると身震いをする平八郎。

あらためて平八郎に向き直るしげらない…。
「だがその威勢のよさがもう長くは続かないと考えると少々残念だ…。」
「なにおっ!」

「なぜなら…クク…なぜならこころ、お前の愛しのナイト、ナマケスケルトン0号は近いうちに我々の手で死ぬのだからな…。」
「ほっちゃんが死ぬ!?そんなわけあるか!!!現にお前らは今まで一度もほっちゃんたちに勝てないじゃないか!」
「死ぬさ…。やつらは」
「そして…奴は私たちの作戦に絶対に抗うことはできないんだからね…絶対に…。」
しげらないは不安に駆られる平八郎にその勝ち誇ったというような屈託のない笑顔を見せた…。



「「「東京D区の遊園地にUNKOのショタ狩り部隊が出現しました!」」」
スクランブル信号音とともに
オペレーターの女性戦士、ナマケスケルトン1号の声がスピーカーから流れる。

そして司令官、仮面ライダーブイスリャー!!!こと風見志郎の声が流れる
「スケルトン0号と、D区の遊園地近くに待機している194号、326号、458号、722号の4人はすぐさま出動、現場に急行せよ!」

世間的にはその多くが自宅警備員であるナマケンジャーたちは無線機の連絡を受けると
PCのディスプレイの前から立ち上がり、忽ち強化スーツをまとって現場に急行するのだ

強化スーツを纏っているとはいえ、特に太めの体系である326号が多少遅れたものの
指令を受けた5人は1分と待たず現場に急行した。楽しいはずの遊園地は阿鼻叫喚の巷と化していた。
客に無差別に襲い掛かり、男児は殺害、女児は拘束していく地方公共団体たち。
そしてその指揮を執っていたのは巨大なゴキブリの姿をしたUNKO怪人 であった。
リーダースケルトン0号は声高に叫ぶ
「そこまでだ!ショタ狩部隊!!!」
「むっ!!!なにモーのデスか!!!」
少々おかしなアクセントで巨大ゴキブリが叫ぶ

「ナマケスケルトンズィロォ!!!」
「ナマケスケルトンワンナインフォー!!!」
「ナマケスケルトンスリーツーシックス!!!」
「ナマケスケルトンフォーファイブエイッ!!!」
「ナマケスケルトンセヴントゥートゥー!!!」
「我ら!寄生戦隊・ナマケンジャー!!!」

「働いたら!!!負けだぜ!!!」

「オーゥ!!!あーた達ガーうワさのぉーナマケ~ンジャーどぅぇーすネー。
 このショタ狩り部隊のフェルナンデスがいる限り邪魔はさセませんよー!!!やってオシマいナサーい!!!」

号令とともに多数の地方公共団体が一斉にナマケンジャーに襲い掛かり忽ち乱戦になる両者。
だが実力の差は歴然、5人の戦士の攻撃に忽ち地方強行団体たちは
その厚みを失って一枚の破れビニールと化し、その数を減らしていく。
あっという間に敵は数える程に減った。

「ガッデーム!!!こうなったらミーの本気をクラいなさーイ!!!」

ゴキブリ…いやフェルナンデすがその羽を盛んに羽ばたかせると
なんとどこからともなく大量のゴキブリが現れ
5人に纏わりついたのだ!!!

「うわあああああああなんじゃこりゃああ!!!」
「畜生!!!なんとかしろおおおおおおおおお!!!」

なんとかすべてのゴキブリを打ち払ったが敵は姿を消していた
どうやらその精神的ショックの割には目くらましに過ぎない攻撃だったらしい…。

「あんだ?やけにあっけねえな、リーダー」
「そうだな…でも、敵が早くに逃げていったのは幸いだ。みんなを基地に非難させよう。」
「「「「応ッ!!!」」」」





本日の教訓:
ゴキブリは潰したらタマゴを飛び散らせます。
まじ注意。




その後、救援に駆けつけた他の戦士たちとともに遊園地の客たちを
輸送機で基地である伊豆まで避難させ負傷者の手当て等を行った。
小さな子供連れの親には直接基地に有事に連絡できる簡易無線機を配布し帰宅させたが、。
多くの子供たちが親とはぐれてしまっていた…大部分は1週間以内に親元に帰されたが…
10日経っても連絡が家族とのつかない少年が四人基地に残された。

「というわけで、この子達は親御さんと連絡がつくまで我々が基地で面倒を見る事になった。みんなよろしく頼む。」
「特に0号、君はこの基地に住み込みだからな。彼らの兄として接してやるんだ。」
「あ、ハイ!頑張ります!みんなよろしくな!」
ご存知の通りショタコンでであるほるおは某RPGのモンスターのごとき円らな瞳を輝かせ少年たちの顔を見渡す。

「こちらこそよろしくお願いします!」…久保田鉄也と言ったか…
一際目鼻立ちのはっきりした可愛らしい顔立ちの少年が元気よく返事をする。
「…おねがいします…」、少しうつむき加減で返事をした色白で小柄な少年が朝戸流星…彼は両親が恋しいのかずっと元気がない。
「なんか変な事したら殴るからね!」、ボブカットに少々きつめだが女の子のようなような美少年
彼はまだ名前を明かしてくれていない、保護されたときの身なりはまさにアンティークドールのようで
相当いい所の子弟なのだろう、口調は4人で一番幼いがいちいち言動が生意気である。
もう一人は…あれ、いない?
視線を遠くにやると小さい背中が基地の奥の方に走っていく!

「こらぁ~っ!!!そっちはだめだぁ!!!」
「よっしゃー!!!ロボットみるぞー!!!」

短髪に健康的に日焼けした横山隆太少年は喜々とした笑顔で関係者以外立ち入り禁止のメカ格納庫の方角へ走っていく…。
少年と一緒にすごせるのは嬉しいが先が思いやられそうだ…。

夜中…隣の部屋から聞こえてくる静かな寝息を背にほるおは
尋常じゃない疲労感を癒すためディスプレイに向かっていた

「やっぱりショタ同居はアニメの中だけよかったかもしれないなぁ…」
ただいまRPG系ネトゲの真っ最中、現実で嫌と言うほど戦わされているし
現実の友人も増えた(なんてったって1000人だ、いまだ全員把握できない)ので
しばらく御無沙汰だったが、やはりあらためてやってみるとやはり癒される。

「むにゅ…あかるいよ…ねられないじゃないか!」

いきなり背中から罵声を浴びせられ驚くと例の生意気美少年

「んん…なに~~?」
「うるさいなぁ…なにやってんだよ」

久保田少年と横山少年も起きてきてしまった。

「お前、こんなよなかにやってるのさ!」
「ウワ、これネトゲってやつだぜ、きめぇ~!」
「かまさんのプレイヤーキャラはこれ?…あれ?女キャラだよ?」
「知ってるぜ!ネカマっていうんだぜこれ、ますますキメェ!」
「うるさい!さっさと寝ろ!」
「お前が何時までも起きて変態なことしてるからおきてきちゃったんだぞ!」
「へぇ~い、変態♪変態♪」
「さすがにこれはひくわ…」

盛んに囃し立てる声…
(やっぱり…ショタは二次元…いや…へーちゃんだけでいいや…。早くかえってきて…。)
益々ストレスがたまっていくほるおであった…。


ショタたちとの共同生活は5日も過ぎ…
「別にお前らなんかとお風呂入りたくないんだよ!水道代がきついっていうから入ってあげてるんだからね!」
「いうなぁ、この坊ちゃん!本当は怖いくせにさwww」
「うるさいよっ!」「おら、二人とも喧嘩はよせ!」
「あ、お先に失礼しま~す」
浴場から久保田少年、彼は毎日一番風呂だ。
もう一人の朝戸少年は最後に風呂に入っている…。
いつも誘うのだが絶対に嫌がるのだ。

「「緊急出動要請!!!緊急出動要請!!!横浜市街地にショタ狩部隊出現!」」

「おっとこうしちゃいられん!お前ら二人で入ってろ!!!」

タオルと洗面器を放り出し、すぐに強化服を纏って出動。
横浜在住の45号、310号、371号、728号とともに現場へ急行する。
中華街で大暴れしていたのは、件のフェルナンデスと地方公共団体の一段

「AHAHAHAHAHAHA!チャイニーズボーイズもゴートゥヘール♪」
中国人かどうかはさておき、逃げ遅れた少年の頭上に武器を振り上げる地方公共団体

「ナマケダーツ!!!」371号の投げナイフが地方公共団体の手の甲に突き立ち
悲鳴を上げてしぼんでいく地方公共団体。
すばやい身のこなしの45号が腕の下をくぐりを少年抱え上げる。

少年を逃がしお約束の名乗りを済ませる5人。
「ふふふ、ユーたちはベリフールですね!わざわざミーのテリトリーに誘き出されて来るなんて!」
フェルナンデスが以前と同じく羽を打ち鳴らすと、たちまち大量のゴキブリが!
何せ、日本有数の料理店街である。遊園地より何倍も多くのゴキブリがまとわりつく!!!!

「うわああああああああ!!!!」
「いくらはらってもきりがないわ!!!!いやぁッ!!!!」
「だめだ、身動きが取れない!!!」

「ハハハハ、さぁ、皆サん!やっチまイなー」

目も手足もふさがれ達磨状態の5人に地方公共団体のヤイバが襲い掛かる!!!
ダメージを受ける5人

「糞、このままじゃもたねえ!!!みんなやられちまう!」
「攻めてあの巨大ゴキブリがなんとか出来れば…!!!」
「そうだ…一か八か…。」

(へーちゃん!!!俺に力を!!!!)
0号の脳内に最愛の人のありとあらゆる妄想が駆け巡った!!!

辛うじて動く手先を何とか股間に持って行き社会の窓を開け…

ビュッ!!!

「おおおおおベリベリーダアアアアティ!!!アんた信じられマッせーん!!!クレイジーね!!!!」

飛び出した0号の白い液体に戸惑い途切れる羽音!!!

「いまだっ!!!!」
「おお!!!」

一瞬の間隙を突き、全パワーを爆発させゴキブリを地方公共団体ごと吹き飛ばす5人。
0号は急いで社会の窓を閉めるとそのままフェルナンデスに飛び掛った!
「だてにナニを武器にしちゃいねえんだよ!スーパーローリングピーニス!!!!」
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」

必殺技を受け吹き飛ぶフェルナンデス!!!!

「おのれ、こーなれば!!!!」

最後の手段とばかり巨大化するフェルナンデス!!!

「よし!フランクフルト出動だ!!!」

無線連絡を受け基地から発信した5つの目かは合体し巨大ロボフランクフルトになった。
小型転送マシンを使い搭乗する5人。

「ミ~~~~~~を本気にさせた事を後悔させテやるYO~ッ!!!」

フェルナンデスはすばやい動きで狭い中華街を異動して翻弄、フランクフルトを惑わす。
「隙アリー!!!!」

攻撃を受け倒れるフランクフルト!!!

「糞っ、だがこの程度の敵、今まで何度も倒してきたんだ!!!」

すぐ立ち上がり、再度同じ攻撃をしかけてきたフェルナンデスを掴みそのまま地面に頭から叩き付ける!!!

「OHHHHHHHHHHHH!!!」「クタバレ!!!!ゴキブリやろおおおおおお!!!」

フランクフルトの黄色いボディから腕が伸び、フェルナンデスの翅をもぎ取った

「HIGYAAAAAAAAAAAAAA!!!!もう少しの所で…もう少しで…。」

とその時、フェルナンデスの触覚が斜め45度にピンと立った…。

「さあ、観念しろ!!!」
「FUFUFUF…観念するのはそっちDEATHYO!!!」
「黙れ!止めだ!!!大根切り!!!」

空間転移装置により現れた東京タワーを振りかざし
今まで多くの敵を葬った必殺を放つフランクフルト!!!

「!?…なっ!!!なんだと」
「HHUHUHUHU…フランクフルト!YOUの負けDEATH!!!」

なんとフェルナンデスが東京タワーを受け止め、二つに圧し折ってしまったのだ!!!


「いかん!!!フランクフルト!撤退するんだ!」
「いえ長官!!!大根切りが駄目でも肉弾戦でとどめを指します!!!」

ところが、どうだ。さっきとは打って変わってフランフルトのすべての攻撃が見切られてしまう!
フェルナンデスガパワーアップしたのか!?いや、そのような気配はない!!!

「さっきはよクもミーのうぃンぐスを壊してくれマしたねー♪お返シDEATH!!!」

「うわあああああああああああああッ!!!」

両腕をもぎとられ火花を散らすフランクフルト、さらに続くフェルナンデスの攻撃に
ボディーはへこみ、ついにあちこちで小爆発を起こしながら倒れこんでしまう…。

UNKO本拠地


「ご覧ください!フランクフルトのナマケンジャーの最期です!!!」
「おおおおおお、待ちに待ったぞこの時を…。これで気分よく歌も歌えるわ!!!」

伊豆司令室

「ナマケンジャー!!!応答せよ!!!ナマケンジャー!!!」

風見長官必死の呼びかけに反応の無いナマケンジャー
止めを刺さんと迫るフェルナンデス
一体、これからどうなってしまうというのか!!!


     続く



ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。