急所に関する用語

「急所に関する用語」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

急所に関する用語」(2010/11/20 (土) 23:09:35) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

【正中線】 人間の正面に真っ直ぐ引いた縦線の事。 正中線には鼻、人中(鼻の下の窪み)、咽喉、心臓、水月(鳩尾)、金的(股間)と、 人体の急所がずらりと並んでいるため、不用意に正中線を晒すのは危険な行為とされる。 【鳩尾】 殴打されると呼吸困難を引き起こす。 また、突き刺されると大量出血を起こす。 格闘技などでは「水月」と呼ぶ事もある。 【人中】 鼻の下の窪みの事を指す。 殴打されると激痛を伴い、前歯が折れる恐れがある。 肉体的なダメージを受ける事は少ないが、心理的なダメージを大きく受ける。 【額】 ボクシングの影響からか打撃に強いと思われがちだが、歴とした急所。 殴打されると脳震盪、脳障害の危険性があるため、額で攻撃を受けるのは推奨出来ない。 毛細血管が集まっているため出血量も多く、垂れた血が目に入る恐れもある。 【こめかみ】 殴打されると脳震盪を起こし、平衡感覚を失って倒れる恐れがある。 こめかみの下にある動脈を傷つけられると、脳梗塞により昏睡状態もしくは死に至る危険性も。 格闘技などでは「テンプル」と呼ぶ事もある。 【顔面】 額と同様、切られると大量出血を引き起こす。 肉体的ダメージを受ける事は少ないが、心理的なダメージを大きく受ける。 【眼】 切られたり突かれると失明する恐れがある。 実は意外に硬く、強く殴打されると眼球の裏側にある眼底骨という膜状の骨が砕け、脳に達する事も。 先端の鋭い凶器で突かれると、脳にまで貫通し即死する恐れがある。 【鼓膜】 非常に薄い膜で、破れると耳が聞こえなくなる。 圧力に弱く、お椀形にした手で打たれるだけで破れる事も。 破れると三半規管へのダメージから平衡感覚が狂う恐れがあり、 両方の鼓膜を一度に破られた場合、気絶する事もある。 【乳様突起】 耳の後ろにある、出っ張った骨の事を指す。 運動神経が走っていて、殴打されると麻痺して動けなくなる恐れがある。 この部分が損傷すると後遺症や昏睡の危険性があり、最悪の場合は死亡する危険もある。 ボクシングなどでは「アンダー・ジ・イヤー」と呼ぶ事もある。 【顎】 横から殴打されると、頭蓋骨と脳は反対方向に回転する。 その際、脳幹の毛細血管が切断される恐れがあり、先端を殴打されれば脳震盪を起こす恐れがある。 最悪の場合は意識不明に陥り、死に繋がる事もある。 【首】 首の近くには、同じく急所の乳様突起(少し上)や乳様突筋(前方首側面)もあり、 頸動脈を切られたり突かれたりすると約10数秒で死に至る、非常に危険な部位。 首の両側面を殴打されると、意識不明に陥る事もある。 また、頸動脈・頸静脈・首・胸・腹部の内臓の運動や分泌機能を司る迷走神経があり、 切られたり突かれたりした場合は、こちらもやはり死に至る。 【喉】 切られると大量出血を起こし、呼吸が困難になる。 また、殴打されると気絶したり、死に至る事もある。 喉仏の奥には舌骨があり、損傷すると激痛と呼吸困難を起こす。 【肩】 殴打されると腕の機能が一時的に麻痺する。 肩の付け根(脇下)には、腕に伸びる神経や動静脈があり、神経を切断されると手を動かせなくなる。 また、動静脈から大量出血をも招き、失血によって死に至る事もある。 【上腕二頭筋と上腕三頭筋の間】 指や腕を動かす神経の束があり、突かれたり深く切られたりすると腕が動かせなくなる。 また、深さにもよっては大量出血により、約15秒ほどで意識を失う。 その際、約2分後には死に至る。 【前腕部内側】 血管が集結しているため、切られると大量出血を起こす。 腱や筋が切断されると指を動かす事が出来なくなり、橈骨動脈を切断されると約2分程で死に至る。 表面を付近を掠めただけの場合、動脈出血ではなく静脈出血の場合がある。 この時はそれ程心配はなく、深さや出血具合にもよるが約10分後に止血処置を施しても十分に助かる。 それでも非常に危険な部位である事に変わりはなく、用心が必要。 【手首】 すぐ下に尺骨動脈があり、切られると大量出血を起こす。 首吊りと並んで、自殺の方法としてはこれを切断するのが最もメジャー。 【肋骨】 一定方向から殴打されると簡単に折れる構造になっている。 また、折れた肋骨が肺に穴を開ける危険性があり、非常に危険。 【肺】 切られたり突かれたりすると大量出血を起こす。 心臓に次ぐ出血量で、呼吸器官でもある事から非常に危険。 肺が両方とも損傷した場合、約1分後に死に至る。 【横隔膜】 呼吸をするのに必要な器官であり、刺されると呼吸機能が著しく低下する。 酸素を体内に取り込む事も、二酸化炭素を排出する事も困難になり、呼吸困難を引き起こす。 また、身体の力が入らなくなってしまうため、戦闘する事も逃げる事も困難となってしまう。 殴打された際は横隔膜が収縮する事で、こちらもやはり呼吸困難に陥る。 【心臓】 深く突き刺された場合、即死に至る。 損傷すると1分間に約4000mlもの出血を起こす、脳に次ぐ人体最大の急所。 なお、一般的には血液量の30%(平均的な一般男性で1.5lほど)が致死量とされる。 【脳】 人体最大の急所である。 損傷すると昏睡や脳障害の恐れがあり、深く突き刺された場合は即死に至る。 頑丈で丸みを帯びた頭蓋骨に守られているものの、頭部を強く殴打された際は脳震盪を引き起こす事も。 【脾臓】 腹腔の左上部、横隔膜に接している。 殴打されると激痛を伴い、最悪の場合破裂する。 大量の血液を含む為、刺されると出血多量を起こし死に至る事も。 【肝臓】 殴打されると激痛を伴い、最悪の場合破裂する。 脾臓と同じく大量の血液を含むため、刺されると出血多量を起こす。 【腎臓】 動静脈と神経の束があり、過度に敏感な部位である。 殴打されると凄まじい激痛を伴い、刺されれば大量出血を起こす。 ここを刺された場合、痛みで声も出せずに死に至る事もある。 【膀胱】 神経の束が走っているため、殴打されると激痛が走る。 男性は金的がすぐ下にあるため、心理的ダメージも大きい。 【金的】 男性の持つ代表的な急所。 非常に無防備であるため、最も攻撃に弱い箇所と言える。 殴打されると激痛を伴い、最悪の場合破裂する。 攻撃された際の心理的ダメージも極めて大きい。 余談だが、睾丸が一度に両方とも潰れる事は極めて稀であり、 仮に睾丸が3つあった場合、3つが一度に潰れる確率よりも低いという。 【大腿部の付け根】 外腸骨動静脈が位置しているため、深く刺されると止血が難しくなる。 大量に出血するのは当然ながら、神経を切断されれば足が動かず立てなくなる。 もちろん、適切な処置を施せなければ出血死を招く。 【膝】 関節の周囲を攻撃されると、靭帯や筋を切断される恐れがある。 その場合は、当然ながら立つ事が難しくなる。 【脛】 皮膚の真下に神経繊維の束がある事から、攻撃されると激痛が生じる。 日本では「弁慶の泣き所」とも呼ばれる、非常に有名な急所の一つ。 【頸椎】 首の後ろに位置する。 脳へと繋がる運動神経の束があり、切断されると即死に至る。 殴打された場合も激痛を伴い、体が麻痺したり気絶する事も。 【大腿部】 殴打されると一時的に機能が麻痺する。 切られると座骨神経にまでその影響が及び、立つ事が困難になる。 【膝の裏側】 腱や靭帯を切断されると関節が動かなくなり、立つ事が困難になる。 うつ伏せの状態でここを殴打されると、地面と挟み込まれる事で膝が破壊される事も。 【アキレス腱】 切断されると体重を支えられなくなり、歩く事はもちろん、立つ事すら出来なくなる。 語源はギリシア神話に登場する英雄、アキレウスから取られており、彼はここを貫かれ命を落とした。 もちろん、アキレス腱を貫かれた程度で死亡に至るケースは、極めて稀である。
【正中線】 人間の正面に真っ直ぐ引いた縦線の事。 正中線には鼻、人中(鼻の下の窪み)、咽喉、心臓、水月(鳩尾)、金的(股間)と、 人体の急所がずらりと並んでいるため、不用意に正中線を晒すのは危険な行為とされる。 【鳩尾】 殴打されると呼吸困難を引き起こす。 また、突き刺されると大量出血を起こす。 格闘技などでは「水月」と呼ぶ事もある。 【人中】 鼻の下の窪みの事を指す。 殴打されると激痛を伴い、前歯が折れる恐れがある。 肉体的なダメージを受ける事は少ないが、心理的なダメージを大きく受ける。 【額】 ボクシングの影響からか打撃に強いと思われがちだが、歴とした急所。 殴打されると脳震盪、脳障害の危険性があるため、額で攻撃を受けるのは推奨出来ない。 毛細血管が集まっているため出血量も多く、垂れた血が目に入る恐れもある。 【こめかみ】 殴打されると脳震盪を起こし、平衡感覚を失って倒れる恐れがある。 こめかみの下にある動脈を傷つけられると、脳梗塞により昏睡状態もしくは死に至る危険性も。 格闘技などでは「テンプル」と呼ぶ事もある。 【顔面】 額と同様、切られると大量出血を引き起こす。 肉体的ダメージを受ける事は少ないが、心理的なダメージを大きく受ける。 【眼】 切られたり突かれると失明する恐れがある。 実は意外に硬く、強く殴打されると眼球の裏側にある眼底骨という膜状の骨が砕け、脳に達する事も。 先端の鋭い凶器で突かれると、脳にまで貫通し即死する恐れがある。 【鼓膜】 非常に薄い膜で、破れると耳が聞こえなくなる。 圧力に弱く、お椀形にした手で打たれるだけで破れる事も。 破れると三半規管へのダメージから平衡感覚が狂う恐れがあり、 両方の鼓膜を一度に破られた場合、気絶する事もある。 【乳様突起】 耳の後ろにある、出っ張った骨の事を指す。 運動神経が走っていて、殴打されると麻痺して動けなくなる恐れがある。 この部分が損傷すると後遺症や昏睡の危険性があり、最悪の場合は死亡する危険もある。 ボクシングなどでは「アンダー・ジ・イヤー」と呼ぶ事もある。 【顎】 横から殴打されると、頭蓋骨と脳は反対方向に回転する。 その際、脳幹の毛細血管が切断される恐れがあり、先端を殴打されれば脳震盪を起こす恐れがある。 最悪の場合は意識不明に陥り、死に繋がる事もある。 【首】 首の近くには、同じく急所の乳様突起(少し上)や乳様突筋(前方首側面)もあり、 頸動脈を切られたり突かれたりすると約10数秒で死に至る、非常に危険な部位。 首の両側面を殴打されると、意識不明に陥る事もある。 また、頸動脈・頸静脈・首・胸・腹部の内臓の運動や分泌機能を司る迷走神経があり、 切られたり突かれたりした場合は、こちらもやはり死に至る。 【喉】 切られると大量出血を起こし、呼吸が困難になる。 また、殴打されると気絶したり、死に至る事もある。 喉仏の奥には舌骨があり、損傷すると激痛と呼吸困難を起こす。 【肩】 殴打されると腕の機能が一時的に麻痺する。 肩の付け根(脇下)には、腕に伸びる神経や動静脈があり、神経を切断されると手を動かせなくなる。 また、動静脈から大量出血をも招き、失血によって死に至る事もある。 【上腕二頭筋と上腕三頭筋の間】 指や腕を動かす神経の束があり、突かれたり深く切られたりすると腕が動かせなくなる。 また、深さにもよっては大量出血により、約15秒ほどで意識を失う。 その際、約2分後には死に至る。 【前腕部内側】 血管が集結しているため、切られると大量出血を起こす。 腱や筋が切断されると指を動かす事が出来なくなり、橈骨動脈を切断されると約2分程で死に至る。 表面を付近を掠めただけの場合、動脈出血ではなく静脈出血の場合がある。 この時はそれ程心配はなく、深さや出血具合にもよるが約10分後に止血処置を施しても十分に助かる。 それでも非常に危険な部位である事に変わりはなく、用心が必要。 【手首】 すぐ下に尺骨動脈があり、切られると大量出血を起こす。 首吊りと並んで、自殺の方法としてはこれを切断するのが最もメジャー。 【肋骨】 一定方向から殴打されると簡単に折れる構造になっている。 また、折れた肋骨が肺に穴を開ける危険性があり、非常に危険。 【肺】 切られたり突かれたりすると大量出血を起こす。 心臓に次ぐ出血量で、呼吸器官でもある事から非常に危険。 肺が両方とも損傷した場合、約1分後に死に至る。 【横隔膜】 呼吸をするために必要な器官であり、刺されると呼吸機能が著しく低下する。 酸素を体内に取り込む事も、二酸化炭素を排出する事も困難になり、呼吸困難を引き起こす。 また、身体の力が入らなくなってしまうため、戦闘する事も逃げる事も困難となってしまう。 殴打された際は横隔膜が収縮する事で、こちらもやはり呼吸困難に陥る。 【心臓】 深く突き刺された場合、即死に至る。 損傷すると1分間に約4000mlもの出血を起こす、脳に次ぐ人体最大の急所。 なお、一般的には血液量の30%(平均的な一般男性で1.5lほど)が致死量とされる。 【脳】 人体最大の急所である。 損傷すると昏睡や脳障害の恐れがあり、深く突き刺された場合は即死に至る。 頑丈で丸みを帯びた頭蓋骨に守られているものの、頭部を強く殴打された際は脳震盪を引き起こす事も。 【脾臓】 腹腔の左上部、横隔膜に接している。 殴打されると激痛を伴い、最悪の場合破裂する。 大量の血液を含む為、刺されると出血多量を起こし死に至る事も。 【肝臓】 殴打されると激痛を伴い、最悪の場合破裂する。 脾臓と同じく大量の血液を含むため、刺されると出血多量を起こす。 【腎臓】 動静脈と神経の束があり、過度に敏感な部位である。 殴打されると凄まじい激痛を伴い、刺されれば大量出血を起こす。 ここを刺された場合、痛みで声も出せずに死に至る事もある。 【膀胱】 神経の束が走っているため、殴打されると激痛が走る。 男性は金的がすぐ下にあるため、心理的ダメージも大きい。 【金的】 男性の持つ代表的な急所。 非常に無防備であるため、最も攻撃に弱い箇所と言える。 殴打されると激痛を伴い、最悪の場合破裂する。 攻撃された際の心理的ダメージも極めて大きい。 余談だが、睾丸が一度に両方とも潰れる事は極めて稀であり、 仮に睾丸が3つあった場合、3つが一度に潰れる確率よりも低いという。 【大腿部の付け根】 外腸骨動静脈が位置しているため、深く刺されると止血が難しくなる。 大量に出血するのは当然ながら、神経を切断されれば足が動かず立てなくなる。 もちろん、適切な処置を施せなければ出血死を招く。 【膝】 関節の周囲を攻撃されると、靭帯や筋を切断される恐れがある。 その場合は、当然ながら立つ事が難しくなる。 【脛】 皮膚の真下に神経繊維の束がある事から、攻撃されると激痛が生じる。 日本では「弁慶の泣き所」とも呼ばれる、非常に有名な急所の一つ。 【頸椎】 首の後ろに位置する。 脳へと繋がる運動神経の束があり、切断されると即死に至る。 殴打された場合も激痛を伴い、体が麻痺したり気絶する事も。 【大腿部】 殴打されると一時的に機能が麻痺する。 切られると座骨神経にまでその影響が及び、立つ事が困難になる。 【膝の裏側】 腱や靭帯を切断されると関節が動かなくなり、立つ事が困難になる。 うつ伏せの状態でここを殴打されると、地面と挟み込まれる事で膝が破壊される事も。 【アキレス腱】 切断されると体重を支えられなくなり、歩く事はもちろん、立つ事すら出来なくなる。 語源はギリシア神話に登場する英雄、アキレウスから取られており、彼はここを貫かれ命を落とした。 もちろん、アキレス腱を貫かれた程度で死亡に至るケースは、極めて稀である。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: