久部 勲夫

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*「まさか、知る前に死ぬわけにはいかない」 久部勲夫(くべ いさお)。20代の青年。 首が隠れる長さの黒髪。瞳も黒。 黒と灰色の横ボーダーのセーターと、ジーンズを着ている。 ジュラルミンケースを二つ所持。 一方には11個のルービックキューブが、もう一方には無数のサイコロが敷き詰められている。 なぜ自分に能力が発現したのかを知るために旅をしており、新世界にたどりついた。 異世界からやってきた来訪者である。 物腰穏やかで、丁寧な口調だが、わりとおっちょこちょいな面もある。 好奇心が非常に強く、興味が惹かれたら、即、首を突っ込んでしまう。 ただし、後先考えないで行動するため、ひどい目にあうこともしばしば。 ***【能力】   キューブ・コントロール  立方体の支配者――立方体を操る能力 1.立方体を意のままに操る。弾丸のように飛ばす。浮遊させる。敷き詰めて壁を作る、等。  2.立方体を作り出す。土や砂や水などを、触ることで、立方体の形に整える。   ただし、空気や炎など、質量の無いものを立方体化することはできない。 3.立方体の硬度を変化させる。鉄のように固くすることも、ゴムのように柔らかくすることもできる。   発動条件は、立方体に自分の体液を付着させること。 ***【近況】 第七大会に出場するも見事に三戦三敗し、予選敗退。 しかし、大会がきっかけで[[知り合い>スペクタクラー・ミズナシ・比叡山延暦寺・シズク]]が増え、律儀に観戦にも赴いた。 街中にて、機関No.100 [[颯 音羽]]と交戦。 [[フィレス・アルハイド]]とともに撃退を図るが、 その時、[[『哲学者の卵』>哲学者の卵【道具】]]を装填した銃弾を腹部にくらう……。 街中のオープンカフェにて、[[シェン・ロンド≪No.77≫]]から“卵”の情報を聞き、 連絡先の書かれた名刺をもらいうける。 水の国の鉱山地帯で[[ 機関No.25 >シャロン=ルノアール ≪No.25≫]]と交戦。 そこへ、機関所属部隊リーダー――アベル・アベレームも加わる。 圧倒的不利を感じ、その時、“卵”がうずきはじめる。 戦闘中、No.25の挑発により、卵は孵化。 新たな能力と[[人格 >純黒]]が目覚めた。 しばらくの期間、久部勲夫は、肉体の主導権のすべてを純黒に譲っていた。 そして自身は、極度の劣等感と自己嫌悪を抱え、心の奥深くで世界を拒絶していた。 しかし、路地裏でゲーティアと純黒が戦闘していた時、勲夫の意識は、再び浮上する。 純黒とともに闘い、ゲーティアの撃退に成功。 が、累積したダメージにより、路地裏に倒れ伏す。 ゲーティアが捕えていた子供が、帰る姿を見届け、純黒としばし談笑。 そして――、 *「僕は、貴方に会うために、ここに来たのかもしれない」 最期の言葉を 『純黒』 に告げて、                        眼を閉じ、                                永眠した。 .
*「まさか、知る前に死ぬわけにはいかない」 久部勲夫(くべ いさお)。20代の青年。 首が隠れる長さの黒髪。瞳も黒。 黒と灰色の横ボーダーのセーターと、ジーンズを着ている。 ジュラルミンケースを二つ所持。 一方には11個のルービックキューブが、もう一方には無数のサイコロが敷き詰められている。 なぜ自分に能力が発現したのかを知るために旅をしており、新世界にたどりついた。 異世界からやってきた来訪者である。 物腰穏やかで、丁寧な口調だが、わりとおっちょこちょいな面もある。 好奇心が非常に強く、興味が惹かれたら、即、首を突っ込んでしまう。 ただし、後先考えないで行動するため、ひどい目にあうこともしばしば。 ***【能力】   キューブ・コントロール  立方体の支配者――立方体を操る能力 1.立方体を意のままに操る。弾丸のように飛ばす。浮遊させる。敷き詰めて壁を作る、等。  2.立方体を作り出す。土や砂や水などを、触ることで、立方体の形に整える。   ただし、空気や炎など、質量の無いものを立方体化することはできない。 3.立方体の硬度を変化させる。鉄のように固くすることも、ゴムのように柔らかくすることもできる。   発動条件は、立方体に自分の体液を付着させること。 ***【近況】 第七大会に出場するも見事に三戦三敗し、予選敗退。 しかし、大会がきっかけで[[知り合い>スペクタクラー・ミズナシ・比叡山延暦寺・シズク]]が増え、律儀に観戦にも赴いた。 街中にて、機関No.100 [[颯 音羽]]と交戦。 [[フィレス・アルハイド]]とともに撃退を図るが、 その時、[[『哲学者の卵』>哲学者の卵【道具】]]を装填した銃弾を腹部にくらう……。 街中のオープンカフェにて、[[シェン・ロンド]]から“卵”の情報を聞き、 連絡先の書かれた名刺をもらいうける。 水の国の鉱山地帯で[[ 機関No.25 >シャロン=ルノアール ≪No.25≫]]と交戦。 そこへ、機関所属部隊リーダー――アベル・アベレームも加わる。 圧倒的不利を感じ、その時、“卵”がうずきはじめる。 戦闘中、No.25の挑発により、卵は孵化。 新たな能力と[[人格 >純黒]]が目覚めた。 しばらくの期間、久部勲夫は、肉体の主導権のすべてを純黒に譲っていた。 そして自身は、極度の劣等感と自己嫌悪を抱え、心の奥深くで世界を拒絶していた。 しかし、路地裏でゲーティアと純黒が戦闘していた時、勲夫の意識は、再び浮上する。 純黒とともに闘い、ゲーティアの撃退に成功。 が、累積したダメージにより、路地裏に倒れ伏す。 ゲーティアが捕えていた子供が、帰る姿を見届け、純黒としばし談笑。 そして――、 *「僕は、貴方に会うために、ここに来たのかもしれない」 最期の言葉を 『純黒』 に告げて、                        眼を閉じ、                                永眠した。 .

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