魔術体系『灰色四元術方』:吟雪

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&setpagename(『灰色四元術方(かいしょくしげんじゅつほう)』) *概要    四大元素(地水火風)を基本属性とし、その他の属性は何れかが形を変じた物と解釈する。    『解釈』こそが根幹であり、解釈によっては魔力は属する集団を十分に変え得る(「雷」は「風」であり「火」でもある)。    魔術を使用するには「生成」「使役」「形成」の三段階の手順を踏む。    すなわち、魔力を捻出する「生成」、自分だけが扱えるようにする「使役」、任意の形式で扱うための「形成」である。    魔力は術者本人や特殊なアイテム、または周囲の環境より捻出する。    三段階の内最も消費が激しいのが「生成」の段階であり、ここをアイテムや周囲の環境で賄えれば、魔力を相当量節約出来る。 長所:単純な概念を用いているため、理解すべき事柄が少ない。    完全な我流の体系の為、外部からの干渉に強い。    魔力の消費量が然程大きくない。 短所:複数属性を組み合わせて用いる事が難しい。    魔方陣、詠唱、術式を必要とする大魔術が、単純な概念と相反し、非常に効率が悪い。 ---- *使用する行程 生成:自分、魔道具、周囲の魔力を問わず、自分が操作しうる範囲に魔力を出現させ集める。    魔道具や周囲の魔力を使用する際は、一度自分の体に取り込むか、直接扱いやすい位置に集めて使うかの2パターンが有る。    この段階で、使用する魔術における魔力消費量の大半が決定する。 使役:作り出した魔力を、自分だけが扱えるようにする段階。    これを省略すれば、術式の制御を、容易く魔力ごと奪われる事も有り得る。    魔力の消費は然程無く時間も掛からない、省略する意味はほぼ無いだろう。    魔力を僅かに加工し、簡単にでも「鍵をかける」事で、外側からの干渉を拒否する。 形成:魔力に目的を与え、実際に使用する段階。    形を成すとは言うが、実際に形作る事には限らず、無形でも用途を決定すれば「形成」である。    生成した魔力に己の解釈を加えて属性を与え、それによって様々な術を作る。 ---- *四大元素 地:地上そのものと地上に根付く物を、纏めて「地」と認識する。   固くまた硬く、変化する事が少ない。非生物は「地」と見て良い。   形を大きく変える事は難しいが、それは他者から変えられる事もまた難しいという事である。   「水」を生み出し「水」に運ばれ、「火」を留め「風」を妨げる。 水:水そのものと地上にあって流動する物を、纏めて「水」と認識する。   この解釈に於いては、生物もまた「水」である。   流動する事こそが本質であり、最も自由に形を変え得る。これは、他者からの干渉に於いても成り立つ。   「地」より生まれて「地」を運び、「火」と打ち消し合い「風」には届かない。 火:火そのものと大気中にあって流動する物を、纏めて「火」と認識する。   生物は「水」であるが、鳥は「水」であって「火」でもある。また、化学変化も、大気中で起こると見れば「火」である。   全てを燃やす事が本質であり、何かと交わらせる事が非常に難しい。干渉しようと伸ばした手ですら焼きつくす。   「風」に運ばれ「風」を生み出し、「水」と打ち消し合い「地」に留まる。 風:風そのものと天の変動を、纏めて「風」と認識する。   夜空に浮かぶ星は、地上から見れば「風」であり、そこにたどり着ければ「地」である。   留まらない事が本質であり、これは水と良く似ている。だが、水は留め得る。   「火」によって生まれ「火」を運び、「水」と干渉せず「地」に妨げられる。   上記の説明の通り、五行思想のようなはっきりとした優劣関係は無い。   飽く迄根幹は『解釈』であり、術者の世界への認識が支えとなる。   術者が世界を認識しなければ地も風も存在せず、認識出来るのならミクロの世界すら四大元素に分けられる。 ----  
&setpagename(『灰色四元術方(かいしょくしげんじゅつほう)』) *概要    四大元素(地水火風)を基本属性とし、その他の属性は何れかが形を変じた物と解釈する。    『解釈』こそが根幹であり、解釈によっては魔力は属する集団を十分に変え得る(「雷」は「風」であり「火」でもある)。    魔術を使用するには「生成」「使役」「形成」の三段階の手順を踏む。    すなわち、魔力を捻出する「生成」、自分だけが扱えるようにする「使役」、任意の形式で扱うための「形成」である。    魔力は術者本人や特殊なアイテム、または周囲の環境より捻出する。    三段階の内最も消費が激しいのが「生成」の段階であり、ここをアイテムや周囲の環境で賄えれば、魔力を相当量節約出来る。 長所:単純な概念を用いているため、理解すべき事柄が少ない。    完全な我流の体系の為、外部からの干渉に強い。    魔力の消費量が然程大きくない。 短所:複数属性を組み合わせて用いる事が難しい。    魔方陣、詠唱、術式を必要とする大魔術が、単純な概念と相反し、非常に効率が悪い。 ---- *使用する行程 生成:自分、魔道具、周囲の魔力を問わず、自分が操作しうる範囲に魔力を出現させ集める。    魔道具や周囲の魔力を使用する際は、一度自分の体に取り込むか、直接扱いやすい位置に集めて使うかの2パターンが有る。    この段階で、使用する魔術における魔力消費量の大半が決定する。 使役:作り出した魔力を、自分だけが扱えるようにする段階。    これを省略すれば、術式の制御を、容易く魔力ごと奪われる事も有り得る。    魔力の消費は然程無く時間も掛からない、省略する意味はほぼ無いだろう。    魔力を僅かに加工し、簡単にでも「鍵をかける」事で、外側からの干渉を拒否する。 形成:魔力に目的を与え、実際に使用する段階。    形を成すとは言うが、実際に形作る事には限らず、無形でも用途を決定すれば「形成」である。    生成した魔力に己の解釈を加えて属性を与え、それによって様々な術を作る。 ---- *四大元素 地:地上そのものと地上に根付く物を、纏めて「地」と認識する。   固くまた硬く、変化する事が少ない。非生物は「地」と見て良い。   形を大きく変える事は難しいが、それは他者から変えられる事もまた難しいという事である。   「水」を生み出し「水」に運ばれ、「火」を留め「風」を妨げる。 水:水そのものと地上にあって流動する物を、纏めて「水」と認識する。   この解釈に於いては、生物もまた「水」である。   流動する事こそが本質であり、最も自由に形を変え得る。これは、他者からの干渉に於いても成り立つ。   「地」より生まれて「地」を運び、「火」と打ち消し合い「風」には届かない。 火:火そのものと大気中にあって流動する物を、纏めて「火」と認識する。   生物は「水」であるが、鳥は「水」であって「火」でもある。また、化学変化も、大気中で起こると見れば「火」である。   全てを燃やす事が本質であり、何かと交わらせる事が非常に難しい。干渉しようと伸ばした手ですら焼きつくす。   「風」に運ばれ「風」を生み出し、「水」と打ち消し合い「地」に留まる。 風:風そのものと天の変動を、纏めて「風」と認識する。   夜空に浮かぶ星は、地上から見れば「風」であり、そこにたどり着ければ「地」である。   留まらない事が本質であり、これは水と良く似ている。だが、水は留め得る。   「火」によって生まれ「火」を運び、「水」と干渉せず「地」に妨げられる。   上記の説明の通り、五行思想のようなはっきりとした優劣関係は無い。   飽く迄根幹は『解釈』であり、術者の世界への認識が支えとなる。   術者が世界を認識しなければ地も風も存在せず、認識出来るのならミクロの世界すら四大元素に分けられる。 ----  

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