「リジード」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら

「リジード」(2010/08/28 (土) 22:21:06) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*「答えろ。貴様の持つ“正義”とはなんだ？」

*【人物】

全てを白銀の鎧で包み隠す謎の人物
その中身は狂気的な思考に犯された18歳の女性である
あくまで鎧姿時が“リジード”なのであって、中身の名前は不明

[[ある人物>識槻 朔夜]]及び[[組織>Justice]]を一方的に付け狙っている
…が、戦績はとても好ましいものとは言えない

ちなみに三日間で二回、全力で顔面を蹴り上げられた経験がある

*【容姿】

髪はウェーブのかかった淡い金色、所謂ワカメヘアー
瞳は赤く、深い隈やら充血した毛細血管だのが病的な印象を与える
大体いつも眦が裂けんばかりに目を見開いているので余計に怖い

また顔の左側には縦に削ぎ落とした様な傷があり、それによって左目は潰れ、唇は歪んでいる
このため誰かと向かい合うときは顔が見えていようがいまいが右目を前に出す立ち方をする

ちなみに服装は茶色の襤褸切れを鎖で体に押し付けただけというもの
首から下は手以外全てこのような具合で隠されている

*【装備】

分厚い金属の鎧と、同一素材で作られているらしい小盾
そして特別目を引くのは背に負った《鉄槌・オルメギ》

鎧は爆発を受けても煤が付かず、どんな一撃にも耐え切る硬度を持つ
例え十円玉を使おうが傷の一つも付けられない
例え電車に引き摺られようが1mmも凹むことは無い
詳しくは中身同様謎であるが、恐らく非常に希少な素材が用いられていると考えられる

《オルメギ》はただ高密度に圧縮されただけの鉄の塊である
が、その重量は凄まじく100kgを越している可能性もある
長さは1m少々と刀よりいくらか長い程度
形は槌と言ってもハンマーではなく、三角錐と言った方が近い
先端には錘がついていてリジードはこの部分を肩に乗せて構える事が多い
因みに中身の女性曰く、「オルメギだけはいつでも歩み寄ってくれる」そうだ


*【戦闘】

途轍もない膂力の持ち主で、人一人程度は片手で持ち上げる事ができる
人の頭部を潰すのもお得意で、恐らく悪党連中でスイカ割りをやらせれば良い成績が取れるだろう

実戦ではその力と鎧の硬さを生かしたパワフルな行動を展開する
ただ殴るという一撃でさえ常人であれば吹き飛ぶほどに重く
また鉄槌を使わせれば片腕で振り回すのだから何とも手を付け辛い
耐久力も異常なほどに高く、あの[[李・龍]]の“一撃”を（最後は気絶したが）二度までも耐えたほど
そもそもの鎧という装備の防御力、またこの攻撃力は要塞のようでもある

…が、こういった攻撃力の裏には回避や速度といったものが犠牲になっていて
高い防御力は確実に攻撃を受け凌ぎ、無双の剛力は当たり辛くも入れば一撃、と
全体的に行動が大振りで自身は動かない為隙が大きくなりがちである

その為スピードやテクニックを重視する戦いでは本領の発揮が非常に難しいという面がある
ただし上記の内容は鎧姿の時の話であり、その中身がどう戦うのかは明らかになっていない

*【思想】

簡単に言えば考え方は正義一色なのだが、この正義というのが困り者

リジードにとっての正義とは己の行動理念であり、個々人の掲げるべき思想であるという
それ故、どの様な形でも確固たる意思を持って行動するものに対しては賞賛を送るのだが
逆に世間で言う正義や悪という概念で行動する者はゴミクズのような扱いをする

これは自らの意思を持たない事に対してのリジード独自の怒りであり
正義だ悪だと言って物事を判断する民衆（曰く、愚衆）には凄まじい反感を持っている
世間一般の正義という概念を『腐りきった汚泥』と表現したりと考え方は徹底しており
その最たる物である「神」及び「教会」は大嫌いであるとかなんとか

ちなみに悪魔信仰者らしく、その点でも教会とは相容れぬ存在であろう

*【狂気、そして...】

彼女が精神的に動揺したとき、例えば思わぬ重傷を負った際にそれは姿を現す

堅固な盾となる鎧は霞のように消え去って、其処には病的な表情の“中身”がぽつり
口元に湛えた笑みは傷によって否が応にも歪んで見えるが、それは傷のせいでは無い

口調は外見そのままの“リジード”とは違い俺口調
使う言葉は圧倒的に汚くなり、また非常に狡猾、鬼気迫る行動を取るようになる
自らの舌をわざと切って血を啜り、ウソを吐くのは当然のこと
背後からの奇襲、罵声暴言、ありとあらゆる面に於いて彼女は“リジード”ではなくなるのである


またその事とは別件として心臓に[[“卵”>哲学者の卵【道具】]]が撃ち込まれており、時折発生する発作に苦しんでいる
自身から望んで受け入れた訳ではなく、一度侵食されかけた際には助けを求めてすらいる

現在は卵によってどんな変化があったのか不明だが、鎧及びオルメギが黒く変色していた事があげられる

Not found