金の国

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かつて周囲を取り囲む宝石が採れる鉱山の影響で莫大な財力を誇り、 王家の統率の元で絶大な栄華を誇った、活気に満ちていた国。 だが、12年前に、王家関係者によるクーデター(武力による政権奪取を目的とした暴動)が発生。 王家・騎士・国民問わず多くの被害者を出し、王家は衰退、かつての栄光は見る影も無く、落ちぶれた。 更に宝石の鉱山も、あまりに大量に宝石を採り過ぎたために、もう殆ど残っていないという。 今や一部の民衆からは皮肉を込めて『鉛の国』とまで呼ばれている小国。 王家直属騎士団『ヴァン・ド・ターブル』がある。 しかし、12年前のクーデターで殆どの団員が死亡、今やかつての力は失われている。 [[≪ネル・ナハト≫]]が襲撃し、[[キルベルク>キルベルク・シルバーソード]]が演説を行う。この影響により 『12年前の再来』『王家政府打倒の正義の闘争』として、一部の国民が過激な状態に在る。 近隣には様々な建造物や場所が有る。 ・剣(つるぎ)の丘 クーデターなどで死亡した騎士団員たちの墓地。 丘一面に墓標代わりである剣が突き刺さっており、国の中心部全体を見回せる位置にある。 ・プレシール通り 今から遡ること27年ほど前、金の国がまだ繁栄の絶頂期であった頃、 現国王の長男プレシール・エンノーグ・D・ゴールドウィン王子の出生を記念して作られた大通り。 実質金の国のメイン・ストリートであり、国内最大規模の大きさを誇る。 全長約2キロメートル、幅はとにかく広い。広場や商店などが建ち並んでいる。 その終点部には金の国の王城が存在する。 通りの地面は全て石畳で舗装されている。高低差は無く、比較的平坦である。 ただし、通りの先にある王城はほんの少しだけ高い丘のようなところに建築されているため、 この通りも後半部だけ若干角度がついた坂道になっている。 なお、プレシール王子は12年前のクーデターにおいて、齢15でこの世を去っている。 ・ビクマール砦 ビクマール防衛線、ビクマール・ラインとも呼ばれる、金の国国境付近に作られた防衛要塞。 自然の地形を利用した砦であり、山岳地帯から国への進行ルートを阻む形で設置されている。 随分前に建築された砦であり、 一般的な砦に見られる狙撃のための穴や大砲などが備え付けられていない。 これは金の国の王家直属騎士団≪ヴァン・ド・ターブル≫、 初代騎士団長であるルーヴェント・ビクマールの提案であり、 『得体の知れぬ能力者相手に対し銃撃など無策に等しく、  正面切って一騎討ちの形を整えられれば我々が負けることはない』 という極めて騎士的な思想コンセプトを元に設計されているからである。 ゆえに砦の名前には彼の名が冠されている。 地形的有利な状況を保持しつつ、どこまでも敵の侵略ルートを狭め、各個撃破するに適した構造である。 基本的に砦内外全ての通路が一般より少しだけ狭く、各所に少し開けた広間が設けられている。 砦内部の灯りは基本的に松明であるため、その炎は何らかのかたちで利用できるかもしれない。 作りは全て石造りであり、砦内部は平坦ではあるが、 砦外部のルート(砦の屋根など)は山岳に合わせ傾斜がやや強く、短い階段が多い。 この傾斜は各所で金の国側の方が高い方になるように設計されており、 槍などのやや中距離武器による上方向からの攻撃で戦闘を有利に進めるためであると思われる。 ・エルポタの森 金の国国境地帯に存在する森。 ビクマール砦と合わせて、金の国に進行するための大きなラインのひとつである。 木々や地形、河などが自然の要塞を成しており、「森」単体でも十分に『砦』としての機能を発揮する。 森内部は木々が密集し、見通しはやや悪い。 しっかりと踏み固められ、舗装された道も幾つかはある。 金の国側へ向かうためには大きめの河を必ず挟む必要がある。 この河は水深が浅く徒歩でも渡ることができる。 しかし河には何本か石造りの橋がかけられているため、それを利用しても良いだろう。 他にも自然が織り成した岩の洞穴や重なった枯葉など、戦闘に利用できそうな地形は多い。 ただし、夜になると視界は完全に閉ざされ、戦闘は限りなく困難になる。 ちなみにこの森に原生する樹になる「エルポタの実」は、 そのまま食べると渋味が強く食べられたものではないが、 皮を剥いてしっかり灰汁抜きするとごっつい美味しくなる。 ・ニューエネルギー研究所跡 金の国郊外にある研究所跡。 宝石鉱山から採れる鉱石をエネルギーに変換できないものかとして研究が進められていたらしい。 現在は国の荒廃と共に計画は破棄されてしまい、研究所跡だけが残ったようだ。 かつて[[≪ネル・ナハト≫]]が拠点のひとつとして使用していたが此方も後に破棄し、 現在は[[ラインヴァイス]]が本拠地として使用している。
かつて周囲を取り囲む宝石が採れる鉱山の影響で莫大な財力を誇り、 王家の統率の元で絶大な栄華を誇った、活気に満ちていた国。 だが、12年前に、王家関係者によるクーデター(武力による政権奪取を目的とした暴動)が発生。 王家・騎士・国民問わず多くの被害者を出し、王家は衰退、かつての栄光は見る影も無く、落ちぶれた。 更に宝石の鉱山も、あまりに大量に宝石を採り過ぎたために、もう殆ど残っていないという。 今や一部の民衆からは皮肉を込めて『鉛の国』とまで呼ばれている小国。 王家直属騎士団『ヴァン・ド・ターブル』がある。 しかし、12年前のクーデターで殆どの団員が死亡、今やかつての力は失われている。 かつて[[≪ネル・ナハト≫]]と幾度と無く激戦を繰り広げた。 その爪痕は、目に見える各所と、目に見えぬ人々の心に深く刻み込まれている。 現在、騎士団等を中心に復興活動中である。 近隣には様々な建造物や場所が有る。 ・剣(つるぎ)の丘 クーデターなどで死亡した騎士団員たちの墓地。 丘一面に墓標代わりである剣が突き刺さっており、国の中心部全体を見回せる位置にある。 ・プレシール通り 今から遡ること27年ほど前、金の国がまだ繁栄の絶頂期であった頃、 現国王の長男プレシール・エンノーグ・D・ゴールドウィン王子の出生を記念して作られた大通り。 実質金の国のメイン・ストリートであり、国内最大規模の大きさを誇る。 全長約2キロメートル、幅はとにかく広い。広場や商店などが建ち並んでいる。 その終点部には金の国の王城が存在する。 通りの地面は全て石畳で舗装されている。高低差は無く、比較的平坦である。 ただし、通りの先にある王城はほんの少しだけ高い丘のようなところに建築されているため、 この通りも後半部だけ若干角度がついた坂道になっている。 なお、プレシール王子は12年前のクーデターにおいて、齢15でこの世を去っている。 ・王城 プレシール通りの終わりの丘に存在する、金の国の王城。 周囲を掘りと城壁に囲まれており、内部には噴水庭園や戦神の女神像などがある。 内部は基本的に大理石で造られており、豪華絢爛たるかつての金の国を象徴するに相応しい。 ≪ネル・ナハト≫との最終決戦の舞台となり、玉座の間を初めとして大きな被害を受けた。 なお、近くには高い塀で囲まれた死刑執行場がある。 ・聖なる河 王城近隣の死刑執行場の裏手に在る河。 処刑後、罪人の血で穢れた剣を清めるために使われていた。 水深はそれほど深くなく、足が付く。 [[キルベルク・シルバーソード]]と能力者たちの、最終決戦の地でもある。 ・ビクマール砦 ビクマール防衛線、ビクマール・ラインとも呼ばれる、金の国国境付近に作られた防衛要塞。 自然の地形を利用した砦であり、山岳地帯から国への進行ルートを阻む形で設置されている。 随分前に建築された砦であり、 一般的な砦に見られる狙撃のための穴や大砲などが備え付けられていない。 これは金の国の王家直属騎士団≪ヴァン・ド・ターブル≫、 初代騎士団長であるルーヴェント・ビクマールの提案であり、 『得体の知れぬ能力者相手に対し銃撃など無策に等しく、  正面切って一騎討ちの形を整えられれば我々が負けることはない』 という極めて騎士的な思想コンセプトを元に設計されているからである。 ゆえに砦の名前には彼の名が冠されている。 地形的有利な状況を保持しつつ、どこまでも敵の侵略ルートを狭め、各個撃破するに適した構造である。 基本的に砦内外全ての通路が一般より少しだけ狭く、各所に少し開けた広間が設けられている。 砦内部の灯りは基本的に松明であるため、その炎は何らかのかたちで利用できるかもしれない。 作りは全て石造りであり、砦内部は平坦ではあるが、 砦外部のルート(砦の屋根など)は山岳に合わせ傾斜がやや強く、短い階段が多い。 この傾斜は各所で金の国側の方が高い方になるように設計されており、 槍などのやや中距離武器による上方向からの攻撃で戦闘を有利に進めるためであると思われる。 ・エルポタの森 金の国国境地帯に存在する森。 ビクマール砦と合わせて、金の国に進行するための大きなラインのひとつである。 木々や地形、河などが自然の要塞を成しており、「森」単体でも十分に『砦』としての機能を発揮する。 森内部は木々が密集し、見通しはやや悪い。 しっかりと踏み固められ、舗装された道も幾つかはある。 金の国側へ向かうためには大きめの河を必ず挟む必要がある。 この河は水深が浅く徒歩でも渡ることができる。 しかし河には何本か石造りの橋がかけられているため、それを利用しても良いだろう。 他にも自然が織り成した岩の洞穴や重なった枯葉など、戦闘に利用できそうな地形は多い。 ただし、夜になると視界は完全に閉ざされ、戦闘は限りなく困難になる。 ちなみにこの森に原生する樹になる「エルポタの実」は、 そのまま食べると渋味が強く食べられたものではないが、 皮を剥いてしっかり灰汁抜きするとごっつい美味しくなる。 ・ニューエネルギー研究所跡 金の国郊外にある研究所跡。 宝石鉱山から採れる鉱石をエネルギーに変換できないものかとして研究が進められていたらしい。 現在は国の荒廃と共に計画は破棄されてしまい、研究所跡だけが残ったようだ。 かつて[[≪ネル・ナハト≫]]が拠点のひとつとして使用していたが此方も後に破棄し、 現在は[[ラインヴァイス]]が本拠地として使用している。

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