無銘・ナオミ


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「私は刀だ」

―――無銘・ナオミ


【人物像】

地面に引き摺るほどに伸びた紅蓮の髪に真っ白な狩衣を着た五歳ほどの矮躯。
猫に似た金の瞳をした幼い少女の姿をしている、ある人物が持つ刀の付喪神である。
実際には「主人」の幼い頃の姿を真似ているので容貌は彼女のものではないが、
ころころと転がるように変わる表情はまだ幼い彼女だけの個性ともいえるだろう。

性格は無邪気。
そして天真爛漫で、好きな人の事を誰かに話す時は酷く嬉しそうな表情を見せる。
身体は幼児特有の暖かな体温を持って柔らかいが、何故だか匂いが何ひとつしない。

因みに名付け親はこの人だったりする。


【能力】

詳細不明。
ただし地面に描いた円から「自身」である非装飾な細身の長刀を抜いてみせるなど、
自分を刀だと言い刀の付喪神でもある少女にはピッタリの能力なのかもしれない。


【近況】

主人の育て親に、呪符に込められた魔力によって身体を与えられる。
主人に「さようなら」を告げれ、自身はもしかしたら捨てられたのかもしれないという不安を数人に零すも、
慰められ励まされて、今は元気に主人捜索に頑張っているようだ。

そんなある日のこと、彼女は路地裏で一人の青年、ディートヘルム・リンクスに出会う。
ナイフを友達と言う彼に酷く好意を感じたのか、少女は様々なことを青年に話した。
その後に一緒に闘わないかと誘う青年の言葉は「刀」である少女にとって、酷く魅力的なものでもあったが、
しかし少女はまだ一度も会話した事のない主人を待つことを選び、それを断る。
青年と別れた路地裏で、少女は呟いた。

「私は早く――また貴方を切りたい」

……無邪気なこの少女も、何か抱えているのだろうか。