サイレント・ナイト:ヴェルチェリ


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以下は、能力≪サイレント・ナイト≫の解説である。
其処まで詳しい情報が欲しい訳でも無いと言うのなら、簡略な概要だけを読めば事足りるだろう。





≪サイレント・ナイト≫の簡略な概要


  元カノッサ機関夜の国支部所属の能力者、ヴェルチェリの使用する第一の能力。
  一定範囲内の音の音量を自在に操作する能力である。
  大地を揺るがす轟音を作り出す事も出来れば、完全な静寂を作り出す事も出来る。

  音とは何かの振動であり、音量は波の振幅で決まる。
  音量を操る能力とは、その振幅を操作するという事のようだ。
  つまりは振動波操作の能力の亜種の様なものであり、それなりには高度な能力と言えるだろう。


詳細解説


効果


  対象の「出す音の音量」「受け取る音の音量」を自由に操作する。
  最小範囲はゼロ、最大範囲は魔力次第でかなり巨大な音に出来る。
  同時に複数の対象に能力を発動する事で、音に指向性を持たせる事も可能になる。

効果範囲


  視認した対象、直接に接触した対象、そして自分自身。接触の場合、複数のパーツからなる物体は一つと認識される。
  自分自身の「受け取る音の音量」を増幅した場合、一つの音に絞ってそれを続けることで、数百m~数km程度の距離の会話を察知可能。
  但しこの使用法の際には、極めて僅かで有ろうと音の一部が自分に届いている事が必要となる。

長所、利点


  音を用いる能力である為、高速且つ不可視の攻撃を行う事が出来る。
  効果範囲も非常に広く、自分自身が受け取る音を増幅し続ければ敵の探知も容易い。
  その為、遠距離での戦闘では相当な戦力となり得る。
  かと言って近距離であろうとこの能力の脅威は衰えず、むしろ音源の一つに近づくだけ危険が増す。
  また、遠方での会話を盗聴する、自分が行っている会話の声に指向性を持たせ、当事者以外に聞こえないようにするなど、情報戦にも強い。
  総合し、攻撃面ではかなりの強さを発揮する能力だ。

短所、欠点


  強いて挙げられる程の欠点は少ない。
  視界を奪われれば、能力の効果が及ぶ範囲はかなり狭まる。しかし、それでも十分すぎる戦力と言える。
  物理的魔術的を問わず、防御手段を持たないのは短所に数えられるかも知れない。

  極端な弱点として、「自分自身が受け取る音の増幅中」がある。
  この時は存在する音の取捨選択を行いながら、聴覚を異常なまでに鋭敏にしている状態。此処で騒音が突然起これば、聴覚が破壊される危険も有る。
  実際、とあるダンジョンの探索中、粉塵爆発の爆発音で聴覚を一時的に喪失した。また、激しく殴りつけられた様な衝撃を頭部に受けている。

  また、未だ確認はされていないが、同種の能力に出合った時には完全に無力になり得るという事も弱点かも知れない。


主な使用法、主戦術


  戦闘中は、常に自分が受け取る音量を調節し続けている。
  自分が発した音で自分が戦闘不能になっては本末転倒、かと言って相手の挙動を捉える為にも、受け取る音量を常にゼロにする訳にはいかないからだ。
  其処を前提に箇条書きで列挙、簡単な解説をする。

  • 周囲の微かな音から、相手の居場所を探る。

  物陰に隠れていたり透明化していたりする相手を探知する為の手段。
  環境にもよるが、数十m程度の探知なら時間は然程掛からない。

  • 自分が受け取る音量を増幅し、相手の体内の音を探る

  相手が正常な生物なのかそうでないのか、相手は健康体なのかそうでないのかを、内臓などの音から判断する。

  • 自分の声に指向性を持たせ相手の耳だけに届ける、相手の声に指向性を持たせ自分の耳だけに届ける

  数十センチの距離まで近づかれようと盗聴される事はない会話方法、口元の動きを隠してしまえば他の察知方法も無い。
  情報戦に置いて力を発揮する応用法の一つ。

  • 極めて狭い範囲の空気の振幅を極端に大きくし、鎌居達のような現象を引き起こす

  本人も、何故これが出来るのかは理解していない。
  もしかしたらこの能力は、振幅だけではなく振動数も操れるのかも知れない。

  • 自分の声を増幅、周囲を無差別に攻撃する

  空港周辺の爆音を突然戦場に持ちこむ様な物、攻撃可能な範囲も広い。
  本人の耐久力や所持武装とは対照的に、この能力は複数戦も得意とする。

  • 増幅した音を、直接相手の耳に叩きこむ

  発した音に指向性を持たせての攻撃、鼓膜と三半規管を粉砕するのが目的。


使用した技


  技に名前を付けるのはロマンと思って居る為か、暗殺に使うような技ですら名前を付けてある。細かい。

「音の暴風」

  腹の底からの叫びを増幅、指向性を持たせず周囲を無差別に攻撃する。
  聴覚がそもそも無い相手には効果が無い程度の威力である。

「音の暴虐」

  相手が受け取る音の音量をゼロにし、気取られぬ内に周囲の音量を可能な限り増幅。
  突然相手への制御を解除し、増幅した音を叩きこむ。
  何もしていないように見せかけて相手の虚を突くための技。

「連鎖する叫び」

  自分が発した音に指向性を持たせ、相手の近くの物体に届かせ、其処で反射した音の音量を増幅する。
  こうする事によって、より近い位置から相手に音を叩きこむ。

「音の刃」

  増幅した音で空気を激しく振動させ、鎌居達のような現象を引き起こして相手を切りつける。
  攻撃力は労力と比較して低めだが、斬撃が放てるというのは十分な利点だ。

「飛び交う木霊」

  自分が発する音の音量を減少させつつ、周囲に反射した自分の声を増幅。
  こうする事で、複数の方向から同時に声を掛けられている様な錯覚に陥らせる。

「八岐大蛇の鳴動」

  周囲の音や自分の発し得る音から、地面に特に響く音を選択、その音を極限まで増幅。
  そして、超極地的な地震を引き起こすほどの巨大な振動を作り出す。

『sfz:スフォルツァンド』

  自分の発し得る最高音を極限まで増幅、更には自分の周囲の大気が受け取る音すら増幅する事で、ネズミ算式に音量を跳ね上げる。
  空気中には鎌居達と暴風、地面には振動を引き起こす、現時点での最大のカード。