グレミュール・ポポル


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――≪黒の暴帝≫ グレミュール・ポポル


戦闘集団≪R.I.P.≫を纏め上げていた人物。
通称≪黒の暴帝≫。或いは≪暴帝≫ポポルと呼ばれる。

長らくその存在そのものすら謎であったが、≪R.I.P.≫の傘下にある突撃部隊≪四刃≫の隊長、
カーネルが病院を襲撃した際、ついに能力者たちの目の前に姿を現した。
真っ黒な重装鎧に全身を包んだ男で、刺刺しく厳ついフォルムの鎧を纏っており、その背には禍々しい黒き大剣を背負っている。
白い長髪に黒のメッシュ――そして黒のメッシュを入れた部分だけを立ち上げた特徴的な髪型をしていて、
眼の周りも黒く彩っており、威圧的な鋭い眼光を成している。滲むのは『帝王』のオーラだ。
そして、額には、小さな黒い『六つの頂点を持つ星/“ヘキサグラム”』の刺青がある。

≪R.I.P.≫のナンバー2、ヴュネルド曰く、
『己では真っ向から闘っても絶対に勝ち得ないほどの実力者』。
今まで裏の世界でのみ活動していたが全くの無名であり、
それは「敵対するもの全てが死亡しており、誰にも全容を伝えられないから」だと言われている。
詳しい理由は不明だが、遂に表舞台に立とうとしているようだ。


その人物像は現時点ではきわめて異質といわざるを得ない。
確かな威圧感、「何か」を秘めているのは確かだが、
病院で能力者らと対峙した際は、一切の敵意も殺意も見せなかった。
対峙したひとりである吟雪には、「あの人のような懐かしい気配と、それと全く違う気配、矛盾するふたつを内包する男」と心中で評された。
だが彼女いわく、暴帝ポポルが求める戦争と、「あの人」が求めた『戦奏』は全く別物で、不快感を催すもの、らしい。

肝心の戦闘力であるが、ヴュネルドが言うには、ポポルは――『触れるだけで人を殺せる』という。
あまりにも衝撃的ではあるが、どうやら事実らしく。
ヴュネルドは「何かトリックがあるのだろうが、それは己にも解らない」と言っている。
このことから、自分の第一の側近にすら自身の能力を明かさないほど、徹底していることがわかるだろう。

しかし、能力の一端であるのかは不明だが、『血溜り』から出現したり、血溜りを使って転移するさまが見受けられた。


その目的は、世界の天秤の逆転。日陰に在る不幸なものたちと、何もせずも幸せを享受できるものたち。
それを『淘汰』し、本当に強いものが幸福を、弱いものが不幸を被るように世界を変えること。
ノクト・アルカディアとは、そうやって築き上げた「日陰者たちにとっての理想郷」を指す。


だが、中央放送局を占拠しての、世界に向けた演説の際、
傍に控えていたカーネルに、自らの論をことごとく否定され、論破された挙句、
その場でカーネルによって斬られ、戦闘の末にこれに敗れ、死亡。
彼の能力の源であった謎の宝玉のような魔力は、カーネルに奪われてしまう。
その結果、カーネルが更なるパワーアップを果たす結果となった。

戦闘時に前線には殆ど立たない、やり方が卑劣など、その手法に反感を抱いていたものはどうやら多かったらしく、
少なくともノクトクルセイドメンバーの殆どは、ポポルよりもカーネルに付いていく姿勢を見せていた。
確かな実力はあれど、真の意味で「統治者」の器ではなかったのかもしれない。

だが、唯一ヴュネルドベリアルなど、
初期からポポルに付き添ってきた幹部陣は、彼のことを信頼していたようだ。
特にヴュネルドは、ポポルに救ってもらった恩もあり、彼の死後も彼の遺体を持ち帰って埋葬するなどの働きを見せた。