カーネル=アドルフ・レルゼクム


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……『革命』は…………――
……『今』……始まった…………。

もう≪ Rest.In.Peace. ≫など、生温いことは言わない
そう、このオレが導く、新たなる≪ R.I.P. ≫


≪  eturn  n  relude  ~ リターン イン プレリュード ≫


(――彼は世界を序曲に還す、その奏者と成るか?)
(Va pensiero,sull'ali dorate...)








カーネル=アドルフ・レルゼクム


研ぎ澄まされた刃の様な、果てを見据える真紅の瞳。
秘めたる野望の具現の様な、燃え盛る灼焔を映した髪。
金糸の装飾が施された純白の軍服は、高貴絢爛たる様相を呈し。
腰に挿した、双振りの大きな鞘。白い手袋を嵌めた両手。
各部を覆う、月輪の如き玲瓏な輝きを放つ紅い鋼の鎧が、覇者たる風格を放ち。
そして靡く真っ赤なマントが、それを彩り纏め上げる――
……――絶大なまでの、力への執念。子供のように純粋に理想を追求する男。

き月銀のジュデッカ<ウラギリモノ>。――≪R.I.P.≫新総帥。
カーネル=アドルフ・レルゼクム。


――人物


≪R.I.P.≫の総帥であり、作戦における前線指揮官。
元は傘下突撃隊≪四刃(フィーア・シュヴェアート)≫の隊長に過ぎなかったが、
かつての総帥である≪黒の暴帝≫グレミュール・ポポルの思想・やり方に反発。
中央放送局を占拠しての世界に対する大演説の際、ポポルを裏切りクーデターを起こす。
結果、ひとりで暴帝ポポルを撃破・殺害し、その地位、および能力を強奪。
まさしく全民衆の前で新たなる総帥と成った。

軍隊の出身者であり、非常にプライドが高く、そして誇り高い。
相手を見下す節があり、口癖は相手に対して用いる「マヌケ」、及び「愚か者」。
自分のことを指す時には「このカーネルが~~」という表現を多用する。
しかし傲慢不遜でありながらも、相棒だったウェンズディの死後は冷静な面が多く見受けられる。
以前と違い、相手の意見も尊重したうえで自らの論理で説き伏せるなど、
高いプライドと発言力を併せ持つ、まさしくリーダー格に相応しい男と成った。

強い行動力と決断力を有しており、戦闘でも自ら先陣を切る・戦闘開始を宣言するなど活動的。
仲間を鼓舞するような発言も多く、元軍人だけあって戦場において最も輝く。
そういった面では、組織を率いる身としては暴帝ポポルより適している。
組織の長たる身で前線に立つことの是非を問われてはどうしようもないものの、
人を惹きつけるカリスマ性という意味では、少なくとも持つものは持っていると言える。
その最たるものが、新総帥と成った時に彼が放った、以下の言葉だろう。


だからこそオレはこう宣言するのだッ!!
このカーネルの新体制に不満を持つものは……今すぐ≪R.I.P.≫を去れ、と。

だが、それでもオレについてくるというのなら……死ぬまでこのオレに付いて来いッッ!!
オレは貴様らの先陣を切り、剣を振るってやるッ!!それに付いてくるも付いてこないも自由だッ!!
だが、成し遂げたい何かがあるなら!!求めたい何かがあるなら!!そのために力が必要ならばッ!!

……このオレに付いて来いッ!!これはノクトクルセイド、貴様らだけに言うのではない!!
今この放送を聞いている、抑圧された日陰者たち……貴様らにも言っているのだッ!!
貴様らの≪現実≫は!変えられる。貴様自身が変えるのだッ!オレはその手助けをしてやろうッ!!

即ち、直接抑圧するかたちで支配するのではなく、あくまで選択権は相手に委ねるということ。
組織のトップに立つ者としては必要な思考であり、このタイプのつながりはなかなか瓦解しない。
それは、後述する彼の私兵部隊『ヘルクロイツ』を見れば最も顕著であり、
ちなみに、かつて世を大乱に陥れた≪ネル・ナハト≫もまた、この方針である。
策略家でもあり、その持論のために勝利を至上としている。勝つためには手段を選ばない。
いかなる卑劣な手段も、勝利が正当化してくれると考えているためだ。

その思想は極限までの武力重視。
彼にとっての「信念」とは「力で押し通すもの」であり、その極地こそが「戦争」である。
戦争における自らの行為を正当化できるものは「結果」だけであり、結果とは即ち「勝利」である。
弱きものに与えられるものは何も無く、強きものが全てを手にする。世界は強奪で成り立っている。

だが、今の世の中は、弱きものが平穏という名の安寧を、何もせずに享受している。
運命の悪戯とやらによって、平生の平穏が与えられず、世の中の闇で苦しみ足掻くものの方が、
平和への欲求、生への渇望、あらゆる面において『強い』と言える。
その理不尽をひっくり返す。この世の光と闇を、あるべき姿へ逆転する。
それが、≪R.I.P.≫の目指す『世界の天秤の逆転』。
即ち≪Return In Prelude≫、世界を序曲に還すということ。
『日陰者たちの理想郷』≪ノクト・アルカディア≫を欲する、彼の論である。

しかし、この考え方が間違っているかもしれないという可能性を、彼は捨てていない。
だが、それが正しかったかどうかを判断するのは自分でも、相手でもなく、
勝利という結果――そして、それを積み重ねた果てにある『歴史』であると、そう言っている。

なお、以前名乗っていたカーネル・フェンダンスとはコードネーム。
本名はアドルフ・レルゼクムであり、カーネルとは軍隊時代の階級(大佐)である。
だが、カーネルはこの階級に強い誇りを持っており、逆に本名を滅多に名乗らない。
唯一、『ノクトクルセイド』のザンシアが彼のことを『アドルフ』と呼ぶが、
それ以外では現在、彼のことを本名で呼ぶ人物は居ない。
このため、ほぼ『カーネル』が彼の名前だと思って問題は無いだろう。


――略歴


当時は≪四刃≫の他に、カーネル直属の私兵部隊「ヘルクロイツ」を所有していた。
オズワルドドレクスラークリーベルらはその幹部である。
また、ヘルクロイツの隊長でありカーネルの長年の相棒であったスコール・ウェンズディには大きな信頼を寄せていた。
かつて≪R.I.P.≫の主戦力だった武装兵士たちや、かつての本拠地戦艦リヒトギルティ
組織全体にとって有能な技術者であったクリーベルなど、すべて彼の部下および所有であり、
昔から、全体的に≪R.I.P.≫の戦闘力に対する貢献度は非常に大きかった。

しかし、ヘルクロイツ部隊は全滅し、ウェンズディも死亡。轟沈したリヒトギルティと共に大海に消える。
カーネル自身は、ウェンズディに対して戦闘をしないよう命令していた。彼女が手負いだったためである。
しかし、そんな彼女に侵入者と戦うよう強要したのが、かつての≪R.I.P.≫総帥、暴帝ポポルであった。
カーネルの上司にあたるポポルの言葉にウェンズディは逆らえず、結果、能力者たちに討たれることになる。
この事実が、後々カーネルがポポルを裏切ることとなる大きな要因となった。

ポポルを裏切り全権を奪い去る以前も前線指揮官として戦闘には度々出撃している。
≪R.I.P.≫の大規模テロの皮切りとなった、天ヶ谷 昴を狙った病院テロの元凶でもあり、
組織の裏切り者である昴を狙撃し重傷を負わせたのは、他の誰でもないカーネル自身である。
この時はレイドとジェムリイロとファルガにより退けられたが、
その後昴の退院予定日を狙い、今度は戦艦リヒトギルティで直接病院の外壁に突っ込むという荒業で大々的に襲撃。
≪四刃≫のエルヴァレッタエンジキャノンボール・O.Z.らと共に能力者たちと戦闘を繰り広げる。
無道 武美サラと交戦しつつも、己の策略を成功させて昴の拉致に成功。

金の国テロにおいては直接戦闘することは無かったものの前線指揮官として戦場に指示を下し、
光の国の同時多発襲撃においても自身は戦闘には加わらず、本陣で各地の状況を統合、指示。
Justice襲撃では自ら先陣に立ち、Justiceのリーダー織守エルメア
エルフェス長谷部 沙莉菜愛野 海里サバト翠水らと戦闘。
続く水の国港の襲撃作戦でも花城 六輝ロータス白坂 カゲツレイド=E=ヴェイス&ジェム
アストラ=O=ヴェイス&ダハルミストドラゴンデイドリィムらの前に直接姿を現しており、
更にポポルを裏切った中央放送局でも、エルフェスやクルスと舌戦を繰り広げている。
実はポポルよりもブッちぎりで登場回数ナンバー1、絡んだ人数の多さも≪R.I.P.≫上位陣ではトップ。
ある意味で総帥に相応しい人物だと言える。

ついでに、かつてはいちいち大声で相手を見下した風に喋っていたため、
病院で対峙した武美に「あたしより五月蝿いやつは初めて」と言わしめたり、「バカーネル」などと呼ばれたりしたことも。




能力



――≪R.I.P.≫ ~ リターン・イン・プレリュード


カーネルが暴帝ポポルから“奪い取った”という能力。
能力の概要は現在不明であるが、ポポルのそれとは多少変化している模様。

ベイズコンプニット(ベニー)を面接した際に、その能力の片鱗と思われる現象が多発。
まず、ベニーが装備しているバイザー≪アナライズ・アナベル≫に、カーネルの姿が表示されなかったこと。
声だけは聞こえていたが、突然階段の上から降りてくるようにして現れたのである。
次に、ベニーの攻撃によって出血し、眩暈などの症状を起こした際である。
彼が能力を解放すると宣言した瞬間、彼の体から莫大な量の魔力が放出され。
まるで空気が脈動しているかのような違和感と共に、彼の出血が止まった。
怪我は完治していなかったが、同時に眩暈なども治まっていたようである。
この際、彼の纏う真紅の鎧もが脈動している様が見て取れた。

以上のことから、少なくとも彼の真紅の鎧は能力と関係があるらしいこと、
そしてある程度の回復にも応用できるらしいことが推測できる。
しかし、未だその詳しい内容や効果は不明のままである。

ただ、Justiceの会合において紅丸が明かした、暴帝ポポルの『能力』は、
おそらく『血液を操るもの』であるらしい。
これは紅丸の推測ではあるが、紅丸は直接ポポルと戦闘を繰り広げたことがあり、
その信憑性は恐らく高いといえよう。

だがしかし、これだけでは説明が付かないことも多いのも事実である。
現に、金の国における、ルーミアの公開処刑をザンシアが奇襲した際、
その場に突然現れてを斬りつけた時は、血液など一切何もないところから急に出現してみせた。
なお、昴はこの直前、顔に「水滴」が付着するのを感じている。前方に「霧」らしきものがあったという。
これが『血』なのだろうか?……総ては、未だ謎である。



バトルスタイル


以前と同じく、『光の剣』イルフォーシスを用いた二刀流が主。
しかし、イルフォーシス自体、以前と比べて大きくパワーアップしている様子が見受けられる。

洗練された怒涛の剣術で以て、一挙に敵を制圧する戦法を得意とする。
だが力に一辺倒ではなく、頭もキレるため注意が必要。彼は策略家でもある。
一見するとパワータイプのように見えるが、その実はテクニカルタイプだろう。


――光剣イルフォーシス


カーネルがずっと以前から愛用するメインウエポン。
今は亡き彼の部下、アクセルヘッドが幾つもの試作を経て完成させた。

本体は刃も何もない、単なる剣の「柄」である。
しかし柄の先端には噴出孔が付いており、ここから赤い『光刃』を噴出させることができる。
さながら『ビーム・サーベル』のごとく、総てを斬り裂く刃と成すのだ。
切れ味は通常の刀剣と変わらないものの、刀身は常に噴出する光であるため、切れ味が落ちるという概念が無い。
当然、損壊や折れるといった事とも無縁であり、多少無茶な使い方をしても問題が無い。
加えて質量を伴わないため、圧倒的に軽く扱いやすいというメリットがある。

以前は充電式であり、時間経過(3レス)経つと光刃が消えてしまった。
そのため、その隙を狙えば撃破するチャンスは大いに存在したのである。
しかし今回はポポルから奪った能力を応用させているのか、充電という概念を必要としないようになっている。
結果として、安定性が大幅に向上しているようだ。


――剣術リスト


<ブレイドノイズ>


金の国における、ルーミア・ゴールドウィン公開処刑をザンシアが襲撃した際に初披露。
「紅樂斬奏」と表記して『ブレイドノイズ』と読ませていたが、即興だったので変わる可能性が高いらしい。
詳細は不明だが、この技で昴を一撃で戦闘不能に追い込んだ(尤も、昴は既に満身創痍だったが)。

この技を受けた昴の身体には、どういうわけか「同じ場所を何度も何度も斬ったような傷」が付いていたという。
しかし、確認した限りでは、昴が斬られたのは一発限りだった。
詳細は不明であるものの、注意するに越したことは無いだろう。